2015年夏アニメ考察

2015-06-16 18:23:08 | 2015年夏アニメ関連

いよいよ7月が近づいてきたことにより夏アニメも開始されようとしています。なので今回も恒例として、2015年夏アニメの中から話題作や個人的に気になる作品をピックアップしてみたいと思います。

なんといっても2015年夏アニメ、本命と言われているのは「アイドルマスター シンデレラガールズ2nd SEASON」でしょうか。非常に高い人気を誇った1期、制作の都合で急遽分割2クールとなってしまっていたようですがついに2期が始まります。安定した人気だったので今期も期待できそうです。他にも「のんのんびより りぴーと」も2期ものとして前人気は高いです。

他にも新作として前人気が高いのは、「Angel Beats!」以来久々に麻枝准がオリジナルでアニメ原作、脚本を行う「Charlotte」や、満を持して豪華スタッフで制作される「うしおととら」は期待度が高く個人的にも気になっています。

1期の人気が高かったのに2期で評判を落としたアニメの3期も始まり、「アクエリオンロゴス」「WORKING!!!」など3期ものもそこそこあります。2期がイマイチだった作品が活気を取り戻すことはほとんどないため、個人的にはあまり期待していませんが一応チェックはするつもりです。

全体的に見ると「ガッチャマンクラウズ インサイト」「うーさーのその日暮らし 夢幻編」「デュラララ!!×2 転」などの続編もの、そしてufotable制作の「ゴッドイーター」や水島努監督の「監獄学園」など多少期待できそうな作品こそありますが逆の作品も多く、特にTBS萌え豚アニメ枠は危険な香りしかしません。面白そうな作品もありますが、全体的には大本命クラスが見受けられないため実際視聴してみないと分からないという印象でした。

というわけで、個人的に2015年夏アニメの本命は「アイドルマスター シンデレラガールズ2nd SEASON」でしょうか。ほぼオリジナル作品なだけに、どこでどうやって区切りを付けてくるのか気になるところです。


2015年春アニメ「魔法少女リリカルなのはVivid」第1話の感想文

2015-06-13 21:10:52 | 2015年春アニメ関連

今回は息の長いシリーズになっている作品の4期「魔法少女リリカルなのはVivid」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「魔法少女リリカルなのはVivid」…月刊コンプエースで連載されている、原作都築真紀、漫画藤真拓哉の漫画「魔法少女リリカルなのはVivid」のアニメ化作品で、アニメ制作はこれまでのセブン・アークスから代わりA-1Picturesです。初代から数えて実に4期目となります。

リリカルなのはシリーズといえば熱血魔法少女ものとして一時期非常に高い人気を誇っていて、リメイクされた劇場版も面白く人気作なところに納得でした。しかし3期でキャラを増やしすぎたことや作画崩壊などで人気が下火になり、しかも今回の4期は3期から8年と非常に年月が離れてしまっていること、そしてさらに追い打ちをかけていたのは「魔法少女まどかマギカ」の登場による魔法少女ものの新たな一面が開拓されたことでしょう。今では熱血魔法少女ものは一昔前というイメージがついてしまっていました。

それでも面白ければまた人気が再燃するかもしれないと期待はしましたが、正直なところ終始つまらなかったです。まずいきなりなのはが子持ちで成長しているというのが衝撃的です。しかもなぜそうなったかが全く語られません。しかも主人公の高町ヴィヴィオがオッドアイというのも時代を感じます。この古くささと、原作特有の絵柄が合わさって全体的に2000年前半アニメという印象が強かったです。

結局見ていて懐かしさを感じたのはなのはとフェイトの存在だけであとはほとんど新作といったかんじでした。変身シーンだけ妙に気合いが入っていましたが作品の特徴であった熱い展開は皆無で盛り上がりもなく、ラストで登場した謎の女にも特に興味は出ず、なんとも終わってしまった作品なんだなーと哀愁さえ感じるほどでした。

作画はイマイチです。今まで制作していたセブン・アークスは作画が怪しいので有名ではありましたが、今回制作したA-1Picturesもおそらく人員を割いていないのか最初から作画はショボく非常に不安定です。しかしBGMは良好で、変身シーンやなのはとの約束のシーンなど印象に残るBGMがあったのは良かったです。主題歌は歴代どおり水樹奈々と田村ゆかりが担当していましたがややイマイチだったのは残念です。

総評

1話の全体的な感想としては、3期以降一気につまらなくなった印象ですが、今回の4期で間が開きすぎたことでさらにつまらなくなっていました。キャラが誰が誰かほとんど思い出せなかったうえに説明もほとんど無く、3期と4期の間になにが起こったのかも語られず淡々と話が進んでいたため全く話についていけませんでした。

1話の個人的評価としては、目に見えてオワコン化していてつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。


2015年冬特撮もの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」第1話の感想文

2015-06-10 01:58:15 | 2015年冬アニメ関連

 今回は特撮もの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「手裏剣戦隊ニンニンジャー」…テレビ朝日系列のスーパー戦隊シリーズ第39作品です。

忍者がモチーフになった戦隊シリーズはこれで3作目くらいでしょうか。シンケンジャーのような和風のも合わせるとさらに増えそうな気がする今回の戦隊もの、それだけでネタ切れ感がプンプンしてきます。

序盤から早くも5人揃ったところや、過去に封じ込めた最強最悪の将軍牙鬼の封印が解けるかもしれないという展開など王道で分かりやすいとは思いますが極めてワンパターンなため斬新さはあまり感じられませんでした。それに加え戦隊ものはコミカルな描写が多い傾向があるため終始緊張感がありません。主人公が一人でも悪に立ち向かう姿に他の4人が心打たれるシーンがすごい薄っぺらくて眠くなってしまうほどでした。

「忍ぶどころか、暴れるぜ!」の決めぜりふは良かったですが、キャラクターにも個性が無く特に赤の主人公の演技が妙に素人ぽいのが悪い意味で目立ちます。良かったところよりも気になる部分ばかり目立ってしまっていたため終始面白いと感じるところはありませんでした。巨大ロボのシュリケンジンの中の人がど真ん中に座するデザインはある意味ロボットの常識を覆す画期的なデザインかもしれません。

CGやアクションはイマイチです。CGならではの派手さがあまり無かったうえに、ロボ登場のシーンは明らかに模型だったのが逆に目立ってしまっていて少々ギャグっぽくなっていました。BGMもバトル以外あまり印象に残らず、エンディングはお約束となっている戦隊ダンスでした。

総評

1話の全体的な感想としては、コミカル路線が強くて緊張感が無いのに加えキャラクターにも魅力が無くつまらなかったです。シュリケンジンの奇抜なデザインや途中で突然流れる歌など個性を出そうとしているようでしたがことごとく滑っていました。

1話の個人的評価としては、戦隊ものは後半から面白くなってくることがほとんどないし1話でこれなら期待はできなさそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。