2009年秋・アニメ最終回の感想文その14

2010-02-22 20:29:08 | 2009年春アニメ関連

 今回の日記で、秋に最終回を迎え、なおかつ毎週放映されていたアニメの感想文は終わりとなります。あとは放映形態がちょっと特殊だった2作品を残すのみ。今回はローカル局で放映されていた「戦場のヴァルキュリア -VALKYRIA CRONICLES-」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Valkyria Valkyria1 「戦場のヴァルキュリア -VALKYRIA CRONICLES-」…セガのPS3用ゲームソフト「戦場のヴァルキュリア」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。ゲームの評価も上々だしA-1Picturesがアニメ制作なので春の新番組アニメの中では個人的に注目作だったこの作品、第1話ではガリア義勇軍で町の警備をしていたアリシアがウェルキンとイサラの兄妹に会ってエーデルワイス号が出撃するところで終わっていました。

Valkyria2 戦争ゲームを元にしたアニメですが女性キャラもかなり多く萌えアニメにも見られそうなこの作品ですが戦争シーンもなかなか良くできていて、ファウゼン攻略戦での武装列車エーゼルとの戦いとか現実ではありえないような兵器との戦いはエースコンバットシリーズに通じるものがあり面白かったです。人物の設定も良く作り込まれていて、主人公はもちろん第7小隊のサブキャラクターすべてにちゃんと出身地や過去の経歴等があり、敵の帝国側もただ従っているわけではなく恩義で仕えている者や別の目的のため仕えていたりして敵側にも魅力的なキャラクターが揃っていました。

 戦闘シーンも良かったしキャラクターも良く作画もさすがA-1Picturesといったところで、原作の線が入ったような独特の絵柄をアニメ用にうまくアレンジしていて女性キャラは総じてエロくて非常に素晴らしかったです。女性用軍服がミニスカートにニーソックス着用とは一体何事かと思いました。しかし第7小隊のサブキャラクターで半分以上は過去の設定がほとんど明かされず名前と顔が一致しないキャラも多かったのが実に残念。このあたりは原作をプレイしていないと分からないところがあったと思います。

 主人公のアリシアも含め小隊長のウェルキンも普段は抜けていますがいざというときは頭が回り、エーデルワイス号も特別仕様の戦車ではありましたがそれほど強いわけでもなくバランスが取れていて、戦争ものとしても萌えアニメとしても良くできていた作品だと思いました。しかしゲームの知名度もそこそこ高いはずのこのアニメが思いの外話題にならなかった原因は、やはり後半のあの展開にあると思われます。

Valkyria3 この作品最大の問題となったのは、7話でちょっとだけ登場してそれ以降は表舞台に出てこなかったこの作品のタイトルにもなっているヴァルキュリア人、それが表舞台に出てきてからは戦争が一変してしまい一方的な展開になってしまいました。これまでいいかんじにバランスが取れていたガリア軍と帝国軍のバランスを完全に崩壊させたこのヴァルキュリア人、実況では「アーマードコアの戦場にウイングガンダムゼロが放り込まれたかんじ」とまで例えられるほどで、いままでの戦争は何だったのかと思ってしまうほどの展開でした。

 そしてそれ以降は物語の展開も暗い話や強引な展開が次々と起こり一気に微妙なシナリオの作品になってしまいました。せめてヴァルキュリア人がスーパーロボット大戦のオーラバトラーやファイアーエムブレムのオグマくらいの強さならまだ良かったかもしれません。しかし原作のゲームではどれほどの強さか知りませんがここまでヴァルキュリア人が圧倒的だと、どうしたらうまく作品をまとめられたか想像もできません。まさにファルディオが終盤で言った「ならどうすれば良かったんだ!」といったかんじでした。

 最後にはラスボスのマクシミリアンもなんか思ったより大したことの無いキャラクターで、案外あっさり終わってしまいとりあえず戦争終わったようで良かったような終わり方でした。でも最後のエンディングは良かったと思います。

Valkyria4 終盤でやらかしてしまった作品でしたが序盤から中盤はかなり良くできていた作品で、作画も最後まで安定してたし女性キャラクターエロイし、先日ゲームで続編出たばかりだしもしも続編がアニメ化したらまた見たいと思うほどの良作でした。


驚くべき事実

2010-02-19 04:54:27 | アニメ・コミック・ゲーム

何気にネットを徘徊していたら偶然知ったんですが「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」のキャラクターデザインをしていたぽよよん ろっく氏と「化物語」のキャラクターデザインの渡辺明夫氏って同一人物だったのね…全然気づかなかったのでびっくりです。ここ最近でこれほど驚いたのは久々かもしれません。

Poyoyonrock


涼宮ハルヒの消失 視聴終了

2010-02-15 11:52:04 | 2010年冬アニメ関連

Haruhi2 先週の日記に書いた通り、週末に「涼宮ハルヒの消失」を視聴してきました。

当時ローカル局の深夜アニメで異例の大ヒットを記録して次々と記録を打ち立てた「涼宮ハルヒの憂鬱」ですが、2009年に放映された新アニメーションではエンドレスエイト事件や「涼宮ハルヒの溜息」が思ったほどの出来ではなくファン離れが加速したりDVDがワゴン行きになったりして、ハルヒは終わったコンテンツとまで言われていました。

Haruhi3 そんな中、新アニメーションの最終話の直後に緊急告知で流れた「涼宮ハルヒの消失 劇場版決定」との報に当時ファンは大いに盛り上がっていた記憶があります。原作の涼宮ハルヒシリーズ最高傑作とまで呼ばれているらしいこの作品、自分はアニメ版しか視聴していなかったためどれほどのものなのか…新アニメーションが期待はずれだったため果たして期待していいものなのか…と色々と不安も感じつつ劇場に行ってきました。

 今回もあまり具体的に書きすぎるとネタバレになってしまうので、できるだけ感じたことを書こうと思いますが、この作品たしかに涼宮ハルヒシリーズ最高傑作とまで呼ばれるだけのことはあり非常に面白く見応えがあり、2時間40分もの長さを感じさせないほどの圧倒的な密度でした。これはたしかにテレビ版でやっても大反響を呼ぶと思いますが劇場版でも十分話題になるほどの完成度だと思います。

Haruhi4 プロローグこそいつも通りでしたが本編が始まると物語は一変し、タイトルの通り涼宮ハルヒがいない世界、そして存在しないはずのあの方が存在していたりしましたが、やはりこの作品一番の見所の1つは長門有希ではないでしょうか。CMや宣伝でもよく見られましたが長門有希が変わりすぎていて今までとは全く違いました。

今までの長門有希とは明らかに違った表情を見せ、色々なシーンでも細かい動作や表情の変化が実に多く、こういう細かいシーンを印象的に見せてくるのはさすが京都アニメーションと思いました。そしてあの○を持っていたところの前後のシーンや書類のところの仕草…そして後半といい、この作品は某一般の映画評論家が見ても分かるほどに長門有希へのスタッフの愛情が感じられる作品でした。やっぱり長門有希はあと10年余裕で戦えます。

作品の作画についてはもはや文句の付け所が見あたらないほど素晴らしく、背景美術もほぼ実写に近かったしキャラクターの表情の変化も細かかったし、印象的なシーンになるとスローモーションになり動きが変わるのも良かったです。

音楽も非常に良く、谷口と話をしたあとにキョンが行動したとき流れた音楽がすごい盛り上がって良かったと思えば、長門有希のシーンではすごい落ち着いた悲しい曲が流れてたりして緩急もついていて印象的でした。クラスメートの会話が色々なところから聞こえてきたので、やはりこのあたりは映画館の5.1chならではだったと思います。

シナリオについてはもはや言わずもがな、文句のつけどころも無いほどの素晴らしさで、たしかに最高傑作と呼ばれるだけのことはありました。後半になり全ての核心が明かされ、そして新アニメーションで見せていた伏線の回収により物語がつながったのは鳥肌ものでした。

この作品、長門有希もそうですがキョンの行動にも非常に重要な意味が込められていて、この作品はハルヒの物語というよりそれとは全く違ったもう一つの物語だったと思います。気がついたら上映が終わっていて、正直あっという間でした。

文句のない完璧な作品…と言いたいところですが、あの方の無双シーンで結局あの方は変わって無かった?などといったところが少々気になりましたが、きっと原作読んでれば気にならなかったんだと思います。

あとこの作品、原作読んでれば全く問題ありませんが少なくともアニメ版の「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅰ~Ⅵ」と「笹の葉ラプソディ」を劇場版の前に見ておくことを強くオススメします。

Haruhi5 「エンドレスエイト」で落ちに落ちた涼宮ハルヒシリーズでしたが、その落ちた評判を余裕で取り戻して余りあるほどの非常に素晴らしい作品で、そのうちまた長門有希を見に劇場へ視聴しに行ってしまうかもしれません。ラストシーンも印象的でした。

そして最後の最後、エンディングでポップコーンのケースを落とした人には相当な殺意が向けられていたと思います。


動画再生への道

2010-02-12 17:19:21 | 雑談

 テレビを購入したことにより色々設定や環境をいぢっている毎日です。最近まで必死に設定していたのがH.264などのmp4ファイルをPS3で再生する方法で、先日ついに再生することができました。色々調べているうちに分かったことがあったので軽く書いてみたいと思います。

 まず、事の発端は友人の所有しているmp4の動画ファイルが現在所有しているノートPCだと重すぎて再生できなかったことから始まり、それならばPS3で再生すればいいのではと言われたので再生しようとしたら今度はデータを転送ができず、ならばDLNAを使えばいいと話題になり、DLNAって何?というところから始まりました。

 色々ぐぐって調べた結果、DLNAという機能は家電やPCなどをネットでつなぎ機能を共有するような規格の一種というのが分かり、ノートPCをサーバ代わりにしてPS3のほうでPCの動画ファイルを再生することが可能なようです。その機能、どうやらWindows Media Player11から使えるようで早速現在の10からバージョンアップして使ってみることにしました。

Windows Media Player11での設定は思っていたより簡単で、ライブラリのメニューにある「メディアの共有」でPS3を許可して今度はPS3側でメディアサーバー検索をすればOKだったので思いの外簡単でした。これを使えば

Regza6 この通り、PS3で動画ファイルを再生可能でした。大画面いいね大画面。今までは手前にノートPCがあって画面の大きさがちょっと分かりづらかったため比較対象として拾ったタバコの箱を置いてみました。

ローカル局で放映されていた、地元で見られない番組をテレビで見ているという行為はなにか胸にこみ上げてくるものがあります。

しかし問題があり、Windows Media Player11でサポートしているのはmp2やAVIなどの動画ファイルなためH.264などのmp4ファイルは対応していません。そこでさらにぐぐって調べた結果、別のソフトを組み合わせる必要があるみたいでした。そのためここを参考にしてTVersityというソフトをインストールして色々と設定をいじった結果

Regza7 Regza8 数時間かかりましたが見事にmp4ファイルもPS3で再生できました。mp4ファイルが再生できるようになったので某笑顔動画の動画ファイルも再生することができます。

そして素晴らしかったのがmp4の高画質で、先日買ってきた「君に届け」のDVDより画質が綺麗だったのがちょっと切なかったです。PC側で再生したら重くてコマ送りになってしまったファイルですがPS3側で再生したところどうやら処理はPS3でしているようでPC側のCPUなどには負担がかかっていませんでした。

今回の再生実験に伴い友人の動画ファイルを少々使わせてもらったのでご協力感謝です。これによりさらに高崎の引きこもりアニメ生活が充実しました。


2010年冬アニメ第1話の感想文+2

2010-02-09 20:49:24 | 2010年冬アニメ関連

 1月に始まったアニメはあらかた制覇しましたが実は2月に始まったアニメもあります。というわけで今回は+1ということで「ハートキャッチプリキュア!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Pricure Pricure1 「ハートキャッチプリキュア!」…東映アニメーションのプリキュアシリーズ第7作目で、アニメ制作は東映アニメーションです。今回は「ふたりはプリキュアMax Heart」と同じ主人公が2人のようですが、キャラクターの見た目が前作よりも子供向けになっているため前評判があまり良くありませんでした。

これはどう見ても見た目が「おジャ魔女どれみ」と一緒のような…と思いながら始まった第1話では、いきなりプリキュア同士の戦闘が始まり意表を突かれました。しかも声が高山みなみと久川綾?とは最初から豪華スタッフです。

Pricure2 しかし話題になったのはその2人のプリキュアのキャラクターデザインで、目や体が「キャシャーンsins」に似ていてバトルも似ていたので、いきなりキャシャーン始まったとか言われていました。

そして始まった本編では「おジャ魔女どれみ」になったので斬新な演出とか言われていました。それと見ていて感じましたが、公式の一枚絵だけ見ると子供向けになりすぎた印象を受けますが実際にアニメ本編になるとかなり動きがあるので見た目はあまり気にならなくなりました。慣れかもしれませんが恐ろしい。

 第1話は赤のキュアブロッサムがメインで話が進んでいて、青のほうが空気読まない行動が目立っていたため青の評価が下がりっぱなしでした。多分来週から青の評価は上がっていくんじゃないでしょうか。

 たしか「フレッシュプリキュア!」では1話で変身から最初の敵を倒すところまでが描かれていましたが今回では変身したところで終わっていたためキャラ見せで1話の大部分を使っていたのが印象的でした。しかし今までのプリキュアシリーズとはひと味違い、気弱な主人公がプリキュアになったみたいで歴代最弱のプリキュアだそうです。

Pricure3 最初の評判とは裏腹に見た目が子供向けに見えても動きがかなり良いため終わってみれば評価が高く、自分も見ていて結構面白いと思いました。前作で自分を含め大きいお友達が釣れすぎてしまったため今回は変えてみたらますます釣れてしまい逆効果だったみたいです。そしてエンディングは前作から続いてCGダンスでした。

Sinken あと+1。自分さりげなく特撮ものもある程度視聴していて、「ハートキャッチプリキュア!」が始まった先週に「侍戦隊シンケンジャー」が最終話だったんですが予想以上の見事な締めにネットでもかなり評判が良いようでした。歴代戦隊ものでも初と思われる展開に加え最後のシーンが非常に熱く、さらに大団円とはひと味違うちょっと切ないエンディングだったためすごい印象に残り、戦隊ものでまれに見る傑作とまで言われていました。この作品、機会があったら全話見てもいいかもしれません。天晴れ!


圧倒的存在感

2010-02-08 18:21:30 | 雑談

Regza 昨日映画を見た後宇都宮のヨドバシカメラでついにテレビを購入しました。買ったのは東芝REGZAの42Z9000です。前使っていたのが37インチのブラウン管で6年ぶりくらいの買い換えでした。

値段が値段だったためヨドバシのポイントだけでも48000とかエコポイントが23000+テレビ下取り分3000とかすさまじくつきました。申請もヨドバシがやってくれたので案外スムーズに済み、そして今日の13:00すぎにテレビが到着。テレビをどかしたところに設置したんですが正直かなりギリギリでした。もう少し大きかったら部屋入れないところです。

Regza1 Regza2 そして接続したからには色々見比べてみました。まずはPS3のゲーム画面、左が以前のテレビで右が今回のREGZAです。

やだ…なにこれ…と感じるほどの圧倒的な差に絶望しました。アナログテレビでPS3をやると文字がつぶれて見えなかったのにREGZAだとくっきりですよ!色合いも全く違っていて鮮やかさにも違いが出ていました。

ただ唯一気になったのは液晶だからか表示に遅延があった気がします。一応設定でゲームにしてみたんですがそれでもまだ気になったんで後日ちょっと検証してみるつもりです。

Regza3 Regza4 続いてある意味本番のアニメ、左がアナログテレビで右がREGZAです。画面が大きくなっているのにも関わらず線がキレイでした。あとなんといってもアナログでは4:3だったのに対しREGZAだと16:9なので縦カットが無い!そのため非常に見応えがありました。Z9000シリーズの特徴の1つだったアニメ対応のレゾリューションプラス3が働いているおかげかどうかもしれませんがアニメに関しても大満足です。

Regza5 続いての課題はDVDレコーダが地上波デジタルに対応していないため、いつレコーダを切り替えるかでしょうか。これもそのうち決めたいと思います。大画面いいよ大画面。


魔法少女リリカルなのは the MOVIE 1st視聴終了

2010-02-07 23:21:19 | 2010年冬アニメ関連

 公開日より少々遅れましたがついに「魔法少女リリカルなのは the MOVIE 1st」を視聴してきました。この劇場作品、あまり上映している箇所が無くて栃木県では1カ所しか無かったんですがその唯一の劇場が近所だったので助かりました。せっかくの週末なので友人達と会議をして今日行くことになり12:10の公開に合わせて行って視聴してきました。

Nanohamovie 自分はこう見えてリリカルなのはシリーズは第2期Asの1話しか視聴しておらず、リリカルなのはについてはあまり詳しくは知りませんでした。そのため今回の劇場版はある意味何も知らない状態で先入観無しに評価できそうです。

今回の劇場版は第1期の総集編リメイクのようなもので、なのはが魔法少女として登場するところやフェイトとの出会いまでが描かれているようでした。あまり詳しく内容を書いたらつまらなくなってしまうので色々感じたことを書くことにします。

Nanoha まずなんといっても、通称「熱血魔法少女もの」と呼ばれるだけのことはありました。テレビ放映版でもありますが魔法少女ステッキのデバイスとの会話シーンは会話だけで戦闘を大いに盛り上げていました。アレとの戦闘シーンでデバイスが言った「当然です。」は鳥肌もんです。このデバイスとの会話が非常に面白いと思いました。

他にも戦闘シーンにおいて武器が槍や鎌、銃に変形する機構や魔法だけでなく肉弾戦まで行うガチバトル…たしかに魔法ファンタジーものでもここまで戦闘に力を入れている作品はそうそうお目にかかれず、萌えに特化した見た目からは想像もできないバトルが展開されていて非常に見応えがありました。

 萌えという意味においては、第一印象ではかなり萌えに偏っている印象を受け、見た目があまり受け付けなかったんですが実際に視聴してみるとキャラクターの人気が出るのにも納得しました。特にフェイトはあの性格と過去、容姿も含めて人気が一番出たんでしょう。萌えにうるさい気がする自分から見てもフェイトは良いと思いました。

 今回の劇場版で重要なキャラクターだったあのキャラが年齢とは明らかに合っていない衣装だったりしましたがだがそれがエロいと思ったりしつつ、キャラクターのクセの強さはやはりなのはとフェイトが抜きん出ていて、他の方々はやや弱いと思いましたが全体的には良かったと思います。

 話の全体的な内容としては、総集編リメイクなためか所々強引で気になる展開こそありましたがバトルシーンの良さが際だっていたためあまり気になりませんでした。空中戦を含めフェイトとの大一番や決戦で流れる挿入歌がバトルを大いに盛り上げ、そしてなのはの全力全開シーンなどは余りにもド派手ですごいことになっていました。だがそれがいい。

 ラストシーンでの○○○を○○するシーンと○○を○び○うシーンは非常に素晴らしく最後もうまく締めていたと思います。第1期を視聴していない自分が見ても面白いと感じたので1期を視聴していた人なら問題無く楽しめると思います。これは人気出て是非ともMOVIE 2ndを作って欲しいと思いました。

Nanohamovie1 この作品、何度も繰り返して視聴すると劇場版フィルムがもらえるキャンペーンをやっていて、現在は終了しているようですがあのシーンのフィルムはヤフオクで53万2000円の伝説的価格になったようです。劇場版見る前は理解できませんでしたが劇場版見た後ならあのシーンに執着するのは分かるような気がしました。それでもこの値段はどうかと思いますが…。

Haruhi1 来週は「涼宮ハルヒの消失」を見に行く予定です。


2010年冬アニメ第1話の感想文最終回

2010-02-06 19:38:25 | 2010年冬アニメ関連

Tyubura Readybattle 昨日の日記を持ちまして2010年最初のアニメ第1話の感想文は終わりとなります。正確には有料放送のAT-Xで放映された中学生が下着を着けるアニメ「ちゅーぶら!!」と案の定規制が激しかったらしい「れでぃ×ばと!」は視聴していません。

 今回の冬アニメ、放映開始前は「本数ずいぶん減ったけどこれくらいが丁度良い」と言われていました。たしかに去年の冬アニメは16本でしたが今回は12本+有料放送の2本で14本と少なめで思ったより多くなかったです。ここ数年は特に質より量という印象が強かったので今回は数が少ない分質に期待したいところでした。

 そして個人的な2010年冬アニメの全体的な感想ですが…残念ながら量が少ないくせに質もイマイチだったと言わざるを得ません。

 まず正直なところ今期ではBD・DVDを買おうかと検討する作品がありませんでした。さらに放映前から話題だったアニメノチカラ第1弾作品「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」は期待はずれだったし、「ひだまりスケッチ×☆☆☆」のオープニングとエンディングは間に合わなくて一枚絵だったし…と色々なところが悪い意味で話題になっていました。

 そんな中、今期ではいくつか再放送が始まった番組がありそちらのほうが面白いなどとも言われていて結果的に冬アニメはこれといった作品に恵まれなかった気がしました。

 しかし全く見るものが無いのかといったらそんなことはもちろんなく、小粒ながら味のある作品もありました。

Bakatesu8 Ookamikakusi3 まず「バカとテストと召喚獣」、こちらは現在5話まで放映されていて、最初の1話は面白いとは言い難くCランクでしたが3話以降一気に面白くなってきて現在はAランクまで昇格です。

 あと「おおかみかくし」、こちらは「ひぐらしのなく頃に」の原作者竜騎士07が監修していて別名「はっさくのなく頃に」とか呼ばれていますが第1話での話の展開はなかなか良く、これからを期待させてくる作品でした。アッー!

Durarara4 Hanamaruyoutien4 そして「バッカーノ!」スタッフが集結して制作された「デュラララ!!」も見逃せません。都市伝説を舞台にしたバトル有りの作品ですが独特の演出と男キャラが結構多く面白いキャラが揃っているのでなかなかの良作です。

久々にGAINAXが制作した「はなまる幼稚園」、こちらも最初は幼稚園アニメを深夜にやるとはどうなのと言われていましたがいざ放映されてみると、幼稚園児がディフォルメされすぎているためマスコットキャラのようで別にそういう目で見えず、そして山本先生が天使すぎるため幼稚園児以外のところで人気が出てきています。

Katanagatari6 注目作の1つだった西尾維新アニメプロジェクト第2弾「刀語」、絵こそ独特のクセがあり説明口調が多く人気は今ひとつのようですが自分は結構楽しめました。

この登場人物の強烈なクセの強さは西尾維新作品というのに納得です。

Hidamari5 Nodame3 2009年秋アニメでは続きとなる2期ものが13作品と非常に多かったですが今期は2作品しかなく、そのうちの一つ「ひだまりスケッチ×☆☆☆」はオープニングとエンディングが完成していなく一枚絵だったのが残念でしたが本編は非常に安定していて出来は相変わらず良かったと思います。もう一つの「のだめカンタービレ フィナーレ」もいよいよ最後ということで気合いの入った作画で今回も安定した人気を出しそうです。

 それでは毎回恒例、今期の第1話で一番面白いと思った作品は…やはりこれでしょうか。

Trigun 東京MX放送で再放送されている「TRIGUN」です!主人公ヴァッシュが普段スカしていますが決めるところはちゃんと決めるこの格好良さにマッドハウス得意のガンアクションがベストマッチしていると思います。オープニング曲「H.T」も非常に作品に合っていました。

…新番組じゃないのでこれは冗談として(半分冗談じゃないですが)、今期の新番組アニメ第1話で個人的に一番面白いと思ったのは

Katanagatari7 西尾維新アニメプロジェクト第2弾「刀語」でした。このクセの強さゆえに印象に残りやすく、バトルものとしてもなかなか良くできていたと思います。12話で12本の刀を集めるというシンプルなシナリオ構成も分かりやすくて良いと思いました。

以上をもちまして高崎の2010年冬アニメ第1話の感想文は終わりとなります。今回は本数が少ない分いつもより文章は短めになりましたがそれでも長くなってしまったため誰も読んでいないかもしれませんが、もし読んでくれている勇者がいたら感謝!そして今回もこの文章を作るにあたり友人の録画してもらったローカル局アニメが必須だったためこの場を借りてお礼をいたいと思います。今回もありがとうございました。

高崎の2010年冬アニメ第1話の感想文  完

おまけ 高崎の2010年冬アニメ第1話の時点でのランク付け

Sランク(神!BD・DVD購入も視野に入るレベル)…無し

Aランク(面白い!録画して保存)…「おおかみかくし」 「デュラララ!!」 「ひだまりスケッチ×☆☆☆」 「はなまる幼稚園」 「刀語」 「のだめカンタービレ フィナーレ」 

Bランク(視聴継続)…「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」 「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」 「COBRA THE ANIMATION」

Cランク(実況でキャプだけ回収)…「聖痕のクェイサー」 「バカとテストと召喚獣」

Dランク(黒歴史)…「おまもりひまり」


2010年冬アニメ第1話の感想文その7

2010-02-05 01:07:56 | 2010年冬アニメ関連

 いよいよ今回ので2010年冬アニメ第1話の感想文は終わりとなります。最後はローカル局で放送された「おまもりひまり」「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Omamorihimari Omamorihimari1 「おまもりひまり」…月刊ドラゴンエイジで連載されている的良みらんの漫画「おまもりひまり」のアニメ化作品で、アニメ制作はZEXCSです。この作品の特徴は映像を半年前に完成させてからBGMを作るという斬新なシステム「あやかしサウンドシステム」だそうで、これにより作品の音楽と映像の親和性を高めているそうです。

いきなり巨乳娘が3人現れてパンチラシーンがあったと思ったら、続いて幼なじみの女の子が朝早くから主人公の家に起こしに来てくれるなど、なんかあまりにもテンプレのような萌え展開に地雷臭しか感じませんでした。

Omamorihimari2 続いて今度はいきなり妖が現れてのバトル展開になりそのバトルが非常にショボかったのでさらに地雷度が上がりこの1話で視聴をやめても問題無さそうな予感さえ感じました。

 ヒロイン緋鞠の声が小清水亜美で猫耳で話し方が古風だったので、なんか「狼と香辛料」のわっちを思い出すキャラでした。違うのは巨乳なくらいでしょうか。

他にもAパートとBパートのアイキャッチが「けんぷファー」と同じだったりしたのでなんか色々なシーンに見覚えがある気がします。

Omamorihimari3 緋鞠がいきなり転校生として編入してきましたが、緋鞠いわく「呪をかけたから他の人間には気づかれぬ」だそうで、多少強引な展開になっても問題ないようです。話としてはかなり強引でとりあえずこれからは主人公を狙う妖怪と緋鞠が戦っていくようですが盛り上がる展開になる予感はほとんど感じませんでした。逆に1話の最後で下着姿の幼女が登場したのでこれから萌え路線に偏っていきそうです。

そしてパンチラシーンがかなり多く、第1話で10回以上パンチラがあった気がしますが「そらのおとしもの」で慣れてしまった分、某アニメの台詞を借りれば「その程度のパンチラで私の心は震えない」といった感じでした。目玉の「あやかしサウンドシステム」ですが、言われてみれば映像と音楽が合っていたかな…?といった印象しか受けず、言われないと気づかないレベルだったと思います。

 18禁漫画で有名な的良みらん原作だし、これならば萌え路線で視聴者を惹きつける方向で行った方がいいのかもしれません。少なくともバトルものとして期待してはいけないと思いました。

Danceinthevampire Danceinthevampire1 「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」…月刊コミックフラッパーで連載されている環望の漫画「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」のアニメ化作品で、アニメ制作はシャフトです。今期2つめの新房監督×シャフトのアニメ作品ということで注目度はそこそこ高かった気がします。

そしてついに始まった第1話…てあれ?といったかんじでバラエティ番組「アストライアの天秤」が始まったので、いきなりチャンネルを間違えたかと思ってしまう展開でしたがCMまでの入りといい随分とバラエティ番組の再現度は高かったです。さりげなく漫画家役で原作者の環望本人も出てたりもしてました。

 そしてバラエティ番組は予想外の展開を迎え今までのヴァンパイアものとはひと味違った終わり方をしたので、ネットでの評判とは裏腹に結構自分は楽しめました。エンディングへの入り方も盛り上がってきたところで次回に続くといったかんじだったため思わず続きが気になります。

Danceinthevampire2 ネットでの評判は、バラエティ番組が寒すぎるとか、時折絵が緑がかって見づらいとか言われていて、たしかに1話の後半部分では演出なのかわざと劣化させているのか分かりませんが全体的に線が緑のように見えて目が疲れました。それ以外は特に悪かったところは思いつかなく結構面白かったと思います。あとエンディングが一枚絵だったのは、やはりまた作画が間に合わなかったのか…。


これを越える深夜アニメは…

2010-02-03 21:44:34 | 2009年夏アニメ関連

Bakemonogatari9 Haruhi とうとう1月27日に発売されたBD・DVD売り上げランキングが出たらしく、「化物語」4巻なでこスネイクの売り上げはBDが約48000枚のDVD約22000枚だったそうです。5000枚越えれば上出来らしいアニメDVD売り上げにおいてこの数字は圧倒的でした。

そして放映されていた当時は「これを越える深夜アニメは現れない」とまで言われていた「涼宮ハルヒの憂鬱」6巻涼宮ハルヒの溜息はBD版が無いのでDVDだけで、こちらは12000枚だったそうです。3・4年前は圧倒的な強さを誇った涼宮ハルヒがこんな事態になるとは…あの当時では予想できませんでした。

 そして角川グループの映像部門は7億越えの赤字を出しているそうで…とりあえず角川アニメはあの値段とかDVDしか出さないとか特典ショボイのとかをなんとかしてほしいところです。