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2011年春終了アニメ「フラクタル」最終回の感想文

2011-04-10 15:04:52 | 2011年冬アニメ関連

春アニメが予想以上に多く実況とアニメのチェックをひたすら行っています。そんな中今回は2011年冬アニメの本命と言われていたフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の作品「フラクタル」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Fractale13 Fractale14 「フラクタル」…東浩紀・岡田磨里・山本寛達が集結して制作されたオリジナルアニメ作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」冬の新作で、何かと発言や行動に話題性があるアニメ界のリトルボーイ山本寛が監督なこの作品、作品がコケたら引退も辞さないと言っていたため話題性は2011年冬アニメでトップでしたが、第1話から急展開の数々に視聴者は困惑されっぱなしでした。

第1話の放映から、ジブリ作品や不思議の海のナディアの劣化版などと叩かれていたこの作品でしたが、個人的にそういうのを抜きにしても面白かったかかどうかと言われたら…正直つまらなかったです。

Fractale15 Fractale16 まずキャラクターが全く魅力的ではなく、主人公のクレインは個性が赤フン以外何も無く、ただ周りの状況に流されるだけのキャラだったのが痛すぎます。あとヒロインのフリュネは後半が…。主人公達の言うことを聞かずに僧院に説得しに言って逆に言い負けたりして迷惑をかけたりしてたしかなり印象は悪かったです。人気が出たのは脱いだときだけだったかもしれません。

Fractale17 Fractale18 そんな中ネッサが唯一の良心とも言われていましたが、どうも個人的には安易に花澤香奈を起用していた風にしか見えなかったのもきつく、キャラクターとしてはそれなりに良かったんですが惜しかったです。そして安易といえば、3話でいきなり銃撃戦になって人やデブがいきなり次々と死んだあたりも、とりあえず人が死ねばインパクトがあるだろうという思想にしか見えませんでした。そういう意味でもこの作品はとにかく毎週叩かれていた気がします。

Fractale19 Fractale20 そして何より世界設定の説明がなさ過ぎる…。フラクタルシステムについての説明はある程度ありましたが、ドッペルの存在意味がアニメだけ見てるとほとんど分かりません。他にもターミナルやソリッドオブジェクトなど良く分からない設定もあるため公式サイトとかで情報収集するのが当然のようになってるのもなんとも。自分は公式とかわざわざ見ないため全く分かりませんでした。

そんな良く分からない設定に加えキャラクターも魅力的でなかったうえに、最後は結局フラクタルシステムは再起動して世界はいつも通りに戻ったし…結局何がしたかったのか分かりませんでした。オリジナル特有の、謎が判明してきてこれまでの伏線が明らかになったときの盛り上がり感が全く無かったのが痛い。そういう展開があればまだ評価は変わったかもしれません。

総評

Fractale21 Fractale22 全体的な感想としては、山本寛監督があれほどデカイことを言ったわりには全くの期待はずれでした。萌えや視聴者に媚びない作品を作るという姿勢は素晴らしいと思いますが内容が全くついてきていなかった気がします。これを「ノイタミナ」枠でやるのは失礼ではないかと…。おそらくもう視聴者もほとんどこの作品の存在を忘れていそうです。

個人的な感想としては、作画は特に悪いわけではなかったし(キャラデザはアレですが)、音楽及び主題歌も結構良かったですが内容が…。山本寛監督の話題作だったのと「ノイタミナ」枠だったため視聴していましたがそれ以外だったら余裕で視聴打ち切りのCランクです。「ノイタミナ」枠歴代最低視聴率0.9%も記録したし、もう山本寛は監督やらないでいいんじゃないでしょうか。


2011年春終了アニメ「IS <インフィニット・ストラトス>」最終回の感想文

2011-04-06 22:19:36 | 2011年冬アニメ関連

 新番組をチェックしつつ最終回を迎えた作品もチェックし続けます。今回はTBSで放映されていた「IS <インフィニット・ストラトス>」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Is18 Is19 「IS <インフィニット・ストラトス>」…MF文庫Jから刊行されている弓弦イズルのライトノベル「IS <インフィニット・ストラトス>」のアニメ化作品で、アニメ制作はエイトビットです。アニメ放映前のPVでは期待度はそこそこ高かったこの作品、1話からいきなりのハーレム展開に加え幼なじみの箒の風呂上がりに偶然遭遇、しかも竹刀にたまたまブラがひっかかってたりとお約束やラッキースケベのオンパレードでしたが結構面白かったです。

2話からは早速イギリスの代表候補生セシリアとのバトルが展開されながらISや世界設定の説明とかがありましたが、下手に間延びせず適度な間隔で話が進んでいくためテンポは良かったです。

Is20 Is21 Is22 Is23 そして次々と現れる代表候補生、最初はイギリスの代表候補生セシリアでしたが続いて主人公織斑一夏のセカンド幼なじみで中国代表の鈴にフランス代表のシャルル、ドイツ代表のラウラと次々とヒロインが登場していましたが、しかしほぼ2話ごとに一夏の前に陥落していく様は見ていてかえって爽快ささえ感じるほどでした。

Is24 Is25 そしてこの作品の人気を決定的にしたのが6話で、シャルルが自分の素性を明かしたときの甘えぶりと仕草、そしてご飯を食べさせてもらう際の声優花澤香菜のアドリブがツボにはまりすぎていて自分も思わずテレビの前で叫ぶほどでした。

花澤香菜がヒロインを演じるアニメやゲームは数多くありますがほとんどが想像していた通りというケースがたくさんある中、この作品に至っては花澤香菜の破壊力が強すぎました。

Is26 Is27 キャラ萌えという意味でも十分な魅力があったこの作品ですが、バトルにおいても素晴らしく予想以上でした。どうやらアニメを制作したエイトビットという会社、聞いたことがないと思ったら最近設立したばかりの会社のようで、スタッフが「マクロスFRONTIER」を制作していたサテライト第1スタジオメンバーのようです。それならばあのバトルシーンも納得でした。しかもバトルシーンはCGですが顔がアップになるときはCGから元に戻すという手間もかけていたため違和感がほとんど無く見事な完成度でした。

Is28 Is29 萌えだけでなく裏でも何やら暗躍しているようで、VTシステムや福音など謎の無人機の存在や箒の姉が不穏な動きをしていたりと面白そうなシナリオでした。最終話も含みを持たせる終わらせ方だったし続編も作って欲しいところです。

全体的にかなり面白い作品でしたが、やはりヒロインとしてはシャルが圧倒的な人気を獲得してしまっている分他のヒロインがかませ犬なみの扱いになってしまっている印象も受け、中でもセシリアとラウラは尺の都合もあるかもしれませんがデレるのが早すぎた気がします。まぁシャル萌えなら問題無し!

総評

Is30 全体的な感想としては、ここまで萌えに偏った作品がここまで面白くなるとは予想外でした。話のテンポも良かったし倉嶋丈康氏のキャラクターデザインも魅力的で、バトルシーンも「マクロスFRONTIER」の元スタッフが制作していただけあって見応えがありました。

個人的評価としては、話も面白かったですが何より圧倒的にシャル女性キャラ達が可愛く、作画も良かったので堂々のSランクです。ここまで大化けするとは予想していませんでした。おそらく2011年冬アニメで1番のダークホースだったと思われます。

人気も高いし、謎を含めた終わり方をしたので2期は確実にあると思われます。つい最近判明しましたがBD・DVD売り上げが30000枚越えほぼ確実と言われ当時誰しも予想していない結果を叩き出しました。こういう予想外の展開が起きるからアニメを見ることも、その作品の動向をチェックすることも見逃せません。


2011年冬アニメ第1話の感想文最終回

2011-03-21 23:36:43 | 2011年冬アニメ関連

 前回の感想文で、やっと2011年冬アニメの第1話の感想は全て終了。正確にはANIMAXで放映された「ウルヴァリン」や、ローカル局で放映されたフラッシュアニメ「這いよる!ニャルアニ」や女性向け作品「starry☆sky」にネット配信作品「マイの魔法と家庭の日」は視聴していませんが…。

 では毎回恒例、2011年冬アニメの個人的に感じた全体的な印象とかを書いてみたいと思います。

 毎年ですが冬アニメは不作なことが多いです。2010年も2009年も不作でした。それに対し今年の冬アニメは話題性が高くしかも質も予想以上に良いというのが感想でした。

 そして何より今年はオリジナル作品が面白い!去年はオリジナルは数も少なく不振でしたが今年は盛り上がりそうです。

Madokamagika12 Fractale12 まず2011年冬アニメで真っ先に取り上げられるオリジナル作品と言えば「魔法少女まどか☆マギカ」「フラクタル」ではないでしょうか。前者はキャラクター原案蒼樹うめ、脚本虚淵玄の異色キャストで制作されて、全く先の読めない展開に加え面白いので現在ぶっちぎりの人気を獲得しています。後者の「フラクタル」は山本寛監督の監督人生を賭けた作品ですが…何かと叩かれていてコメントの仕様が無い有様で、自分の中ではバスカッシュレベルです。

Kiminitodoke5 Is16 続いてまずはキー局アニメから。去年個人的に1位だった作品の2期「君に届け 2ND SEASON」の面白さは安定していましたがその他にも全体的に面白い作品ばかりで、中でも特筆すべきは「IS インフィニット・ストラトス」でした。冒頭のバトルシーンも良かったですがハーレムアニメとして下手に飾ろうとしていない作風や作品としての面白さが相まって予想を遥に上回る出来になっています。

Levele9 Houroumusuko11 そして今さら感が強かった「レベルE」でしたがいざ放映されてみると改めて富樫義博の偉大さを思い知らされる結果になっていました。下手に手を加えず原作通りに作っているのが良かったんじゃないかと思います。あと「放浪息子」の方はわざわざ水彩画風に全てエフェクトをかけていたりと手間が非常にかかっていますがそれに相応しい出来になっていました。

Yumekui1 「夢喰いメリー」の方は、J.C.STAFFらしく女の子を可愛く描いていてそこは非常に良かったです。ただ良く話が見えてこないのが少々惜しいかも知れません。

アニメオリジナル展開にして完結させるようですが果たしてこれがどう出るか期待したいところです。

Gosick10 「GOSICK」は、さすがボンズ制作という感じで作画は間違いなく今期でトップクラスの緻密さでした。この安定度はさすがです。

推理物としても結構面白かったんですが、ただ角川作品なのでBDの値段が…1巻が2話で9000円越えというのが実に残念。いくらなんでもこれを2クール分全巻買うのは至難の技と思われます。

Vangard9 ブシロードが猛烈にプッシュしている新カードバトル「ヴァンガード」を元に制作されたアニメ作品「カードファイト!ヴァンガード」はルールを説明してくれたのが1話だけだったのと、イマイチ盛り上がりに欠けるうえに画質がアナログ並に悪いのでこれからの奮闘に期待したいところです。でもさすがに今になってカードバトルは厳しそうな予感が拭えません。

Pricure26 新たに始まったプリキュアシリーズ「スイートプリキュア♪」は頭身が元に戻り少し前のプリキュアに戻った印象を受けました。良くも悪くも安定していたと思うので、やはり前作が異質すぎたのかもしれません。ヒロイン達がよく喧嘩ばかりしていて視聴していてあまり良い気分ではなかったのでもうちょっと仲良くなって欲しいところです。

Otink7 続いてはローカル局アニメ、こちらは数も少なめでイマイチな印象を受けましたが「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」は絵柄こそ少々個性的ですがノリノリで面白く予想以上でした。パンチラや着替えシーンも多かったですがそういうのを抜きにしても兄妹の変態ぶりが面白すぎます。

Korehazombiedesuka9 Dragon5 それ以外だと「これはゾンビですか?」は見た目以上に面白かったですが他の作品は軒並みイマイチでした。とちぎテレビが頑張って放映した新アニメ「ドラゴンクライシス!」は釘宮理恵以外見所が全く無く悪い意味で予想通りの作品でした。もうちょっと頑張って欲しかったです。

それでは毎回恒例、2011年冬アニメの第1話で一番面白いと感じた作品は…

Is17 「IS インフィニット・ストラトス」でした。冒頭のアクションシーンで視聴者を一気に釘付けにしたかと思いきやその後のハーレム展開…しかし話のノリは非常に良く作画も良かったし主人公も見ていて不快なキャラではなかったので予想を上回る面白さでした。ハーレムアニメの新たな可能性を感じさせる作品だった気がします。

以上を持ちまして2011年冬アニメ第1話の感想文は終わりです。3月現在の覇権は「魔法少女まどか☆マギカ」でほぼ確定、「IS インフィニット・ストラトス」が2番手につけていると思われます。果たして春以降どのような作品が登場するのか、今から期待せずにはいられません。

高崎の2011年冬アニメ第1話の感想文  完

おまけ 高崎の2011年冬アニメ第1話時点でのランク付け

Moe Sランク(神! BD・DVD購入も視野に入るレベル)…「放浪息子」

Aランク(面白い!録画して永久保存版)…「IS インフィニット・ストラトス」 「夢喰いメリー」 「GOSICK」 「魔法少女まどか☆マギカ」 「レベルE」 「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」 「スイートプリキュア♪」

Bランク(視聴継続)…「君に届け 2ND SEASON」 「フラクタル」 「これはゾンビですか?」

Cランク(4話までみて駄目だったら切る)…「カードファイト!ヴァンガード」 「べるぜバブ」 「Rio Rainbow Gate!」 「ドラゴンクライシス」 「みつどもえ 増量中!」 「フリージング」

Dランク(黒歴史)…無し

おまけその2 高崎の2011年冬アニメ第1話時点での萌えキャラ

Houroumusuko12 1位 

「放浪息子」より

ちーちゃん

Yumekui2 2位

「夢喰いメリー」より

メリー・ナイトメア

Gosick11 3位

「GOSICK」より 

ヴィクトリカ

続いては、高崎の個人的2011年冬アニメベストオープニング

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YouTube: 魔法少女まどか☆マギカ 7 OP

「魔法少女まどか☆マギカ」より「コネクト」でした。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で一躍脚光を浴び始めたClarisの新曲。曲も良いですが盛り上がり方や演出も良く冬アニメで一番作品に合っていたオープニングでした。

続いてベストエンディングは、「GOSICK」より

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YouTube: Gosick - ED (longer, from ep 2)

「Resuscitated Hope」でした。コミネリサの歌をアニメで聴くのは久々でしたが、ミステリアスな歌声が作品に合っていたし、演出も歌に合わせていて冒頭22秒のシーンやサビで花が咲くシーンとかがすごく良かったです。


2011年冬アニメ第1話の感想文その17

2011-03-10 14:16:26 | 2011年冬アニメ関連

何かと遅れていましたがこれで2011年冬に放映が始まったアニメは全て終了です。最後となる今回は「フリージング」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Freezing Freezing1 「フリージング」…コミックヴァルキリーで連載されている、原作林達永・作画金光鉉の漫画「フリージング」のアニメ化作品で、アニメ制作はA・C・G・Tです。原作者の名前に何か見覚えがあると思ったら「黒神」の作者だったため、久々に見る韓国漫画のアニメ作品でした。

冒頭から主人公ぽいおっぱい美少女が脱いだと思ったら制服にチェンジして、続いては他の女の子達が色々な武器を駆使してのバトルロイヤルになっていました。バトルに関しては思っていたより現実味があり流血シーンも多かったです。でもそれに負けないくらいパンチラとおっぱいが強調されていたのは少々露骨でした。

Freezing2 Freezing3 ヒロインのブリジットの異名が「接触禁止の女王」という厨二ぽい名前や、イレインバーとか聖痕などといった専門用語の数々を見ているとよくありそうなラノベアニメといった印象を受けました。そして原作者の林達永氏がグロ描写に容赦が無いのも相変わらずで、「黒神」では小学生が目の前でトラックに轢き殺される描写が話題になりましたが、こちらの作品では先生の回想シーンで右腕が欠損するシーンが規制つきでしたがグロかったです。

Freezing4 Freezing5 2年生の女子が1年生の男子をパートナーに選び、パートナーの支援を受けて本来の力を引き出し謎の異次元体ノヴァと戦う…設定こそ若干違いますがどうしても「黒神」のシンクロシステムの二番煎じみたいな印象を受けました。そしてラスト…姉に似ているからといって戦闘中にいきなり接触禁止の女王に抱きつく主人公はどうかと…。ちょっと先が気になるところで終わりましたがこれはかなり視聴していてキツイものがあります。

総評

Freezing6 1話の全体的な感想としては、どうもイマイチありきたりな話といったかんじで真新しいものは感じませんでした。キャラクター作画やバトルは思っていたより良かったですが、全く盛り上がらなかったし主人公は才能はありそうですが見事なヘタレっぷりだし面白くなりそうな予感は感じられませんでした。

1話の個人的評価としては、「黒神」をさらにつまらなくした感じだったので余裕で視聴打ち切りのCランクです。巨乳美少女達のパンチラバトルはもうお腹いっぱいでした。ヒロインの声が同じ能登麻美子だったし「セキレイ」好きなら楽しめるかもしれません。


2011年冬アニメ第1話の感想文その16

2011-02-15 03:43:48 | 2011年冬アニメ関連

 長々と続いた第1話の感想文、そろそろ終わりが見えてきています。今回は2期もの「みつどもえ 増量中!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Mitudomoe Mitudomoe1 「みつどもえ 増量中!」…週刊少年チャンピオンで連載されている、桜井のりおの漫画「みつどもえ」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作は1期から続きブリッジです。1期放映前はそこそこ人気があった模様ですが、1期終了後はかなり人気を落としDVD売り上げもかなり不振だった今作、しかも2期は8話構成ということで尺も短いこともあり放映前から不安がられる声も聞かれました。

そんな中始まった第1話…ガチレンジャー!いきなり冒頭から本気戦隊ガチレンジャーが始まり一瞬何がなんだか分からなくなりました。どうやら作中作の戦隊ものだったようですが意表を突かれました。

Mitudomoe2 Mitudomoe3 そしてそのガチレンジャーの内容が…すごいですねこれは。作中作だからなんでもありといえばそれまでですが子供が死にすぎで衝撃的でした。ガチレッドが免停中で乗り物に乗れなかったり、子供の声が棒なのが妙にリアルだったのは面白かったですがそれ以外は相当にひどい出来でびっくりです。ひとはが最後に脚本家を呪ってやるとお怒りでしたが、実際アニメを視聴していた人も多数がお怒りだったかもしれません。まさか8話しかないのにガチレンジャーで1話全部使うとは思いませんでした。

そういえば過去作品の「ToLOVEる」で作中作「爆熱少女マジカルキョーコ炎」がまるまる1話放映されていたことが昔ありましたが、あれも猛烈にひどい出来だった記憶が…。

作画は1期と全く同じで安定度は抜群でした。そういう意味では原作ファンか1期を楽しめた人じゃないとついていけない気はしてきます。

総評

Mitudomoe4 1話の全体的な感想としては…ガチレンジャーで1話全部使ってしまっていたのでなんとも言いづらいですが、1期と調子が変わらないなら余裕で視聴打ち切りできそうです。原作絵をちょっと見てみましたが原作は普通に見られるのにアニメになるとどうしてここまで悪くなったのか…同じチャンピオンの漫画でも「侵略!イカ娘」と比べてなぜ7倍近い圧倒的な差がついたのか…と問題点ばかり浮かんでしまいます。

1話の個人的評価としては、1期と調子は変わらなさそうなので余裕で視聴打ち切りのCランクです。せめてもうちょっとキャラデザをなんとかしてほしいところでした。


2011年冬アニメ第1話の感想文番外編

2011-02-14 08:09:31 | 2011年冬アニメ関連

 今回は番外編として一風変わった放映形式の作品「放課後のプレアデス」と特撮ものの「海賊戦隊ゴーカイジャー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Subaru Subaru1 「放課後のプレアデス」…富士重工業が企画してGAINAXが制作したWebアニメーション企画「SUBARU × GAINAX Animation Project」第1弾作品で、アニメ制作はGAINAXです。今までコラボ企画でアニメが作られることは何度もありましたが、自動車業界関連でアニメが制作されたことは無かったため一部では注目されていた作品でした。

そして公開が近づいてきたときに判明した驚愕の事実…4話構成の25分作品?果たしてこれの意味するところは25分×4なのか、全部で25分なのか。期待と不安に満ちつつ自分もYoutubeで視聴してきました。

Subaru2 Subaru3 さすがWeb配信限定作品、またはスポンサーがスバルなおかげか、作画及びキャラクターは非常に丁寧に描かれていました。1話では主人公すばるが展望台に行ったらいきなり温室のような別世界に行ってしまい、そこで謎の少年みなとと出会い、その後今度は魔法少女の会議をしている場所にすばるが迷い込んでしまうところで終わっていました。作画は非常に良かったですが序盤なせいかまだ物語が見えてきません。しかも1話は6分程度で終わりです。

Subaru4 Subaru5 続いて2話では、1話でちょっとだけ登場した謎の生物プレアデス星人の会長と共に4人の魔法少女が登場して主人公すばるが5人目として魔法少女に変身、そして星のかけらを集める手伝いをしていましたが…展開が早い!かなり駆け足です。2話から本格的に魔法少女ものっぽくなっていましたが、杖からエンジン音がするのはかなりシュールでした。

Subaru6 Subaru7 続いて3話、2話のラストで登場した敵に星のかけらを奪われ、主人公すばるは日常に再び戻っていましたが…このような展開はよくありますが、そこからの立ち直りが非常に早かったのは尺が短いぶん仕方のないことかもしれません。3話はほとんどがすばるとあおいの会話で終わってしまったし、あまり印象に残らない回でした。

Subaru8 Subaru9 そして最後の4話、さすがに最終話なだけあり緻密に描かれていました。ラストシーンで1話のシーンに戻るところは王道ながらなかなか良かったです。そして微妙に2期というか続きを匂わせる終わり方をしてきたのでまだ続編がありそうな予感がしました。そして本当に25分で終わってしまったので明らかに消化不良です。

総評

Subaru10 Subaru11 1話含め全体的な感想としては、そこそこ面白かったんですが明らかに尺が足りませんでした。設定とかはそれなりに良さそうだしもう少し欲しかったです。

作画に関してはかなり良かったです。バトルシーンはあまり動かなかった分全部キャラクターにつぎ込んだ感じで、魔法少女達の可愛さは今期アニメの中でもトップクラスでした。ただそれ以外の部分はショボく、BGMも少なかったし演出もほとんど無かったため作画だけアニメになっていたのは実に残念。25分で完結だったためキャラクターの設定もほとんど分からずじまいでした。もし続編作るのならこの辺りをもう少し掘り下げて欲しいです。

個人的にですが、最初にみなとが登場してきたときの第一印象は「彼氏彼女の事情」に似てる?でした。

Gokai Gokai1 「海賊戦隊ゴーカイジャー」…東映のスーパー戦隊シリーズ第35作目です。この作品の特徴はなんといっても歴代スーパー戦隊34作品に変身できるということで、放映前から何かとすでにこの設定を使っていた「仮面ライダーディケイド」と比較されていました。

いきなりライダー大戦を思い出させるバトル…中にはすごい古い戦隊も混じっていて時代を感じました。そしてゴーカイロボは船のハンドルで動くとは…これなんてザブングル?

Gokai2 Gokai3 どうやら地球にすごいお宝があるようで、それを求めてゴーカイジャーが地球にやってきたみたいですが、地球人に聞いても分からなかったのでとりあえず飯にするとか結構ノリはいいかんじでした。そしてついにカレーを食おうと思った瞬間店爆発!いきなりの展開に笑ってしまいました。

あと敵幹部が序盤に登場していましたが、女幹部の声はまさかの井上喜久子!どう聞いてもザ・ボスですありがとうございます。マスコットキャラの声は田村ゆかりだしナレーションは関智一だし声優も何気に豪華でした。

Gokai4 Gokai5 後半は大立ち回りでしたが海賊特有の曲刀とマスケット銃を交互に使いまくるのは格好良かったです。途中で仲間同士で武器を交換し合うのは厨臭いけどだがそれがいい。

そしていよいよ来た歴代スーパー戦隊、最初はゴレンジャーでした。一番最初に初めて始まったスーパー戦隊になるとは分かってらっしゃる。続いてシンケンジャー、マジレンジャーと変身していたため大盛り上がりでした。ちゃんと保母さんが解説してくれていたため知らない人でも安心です。

Gokai6 Gokai7 しばらく前の「仮面ライダーディケイド」で歴代ライダー全てが使えるシリーズが放映されていたため、どうしても二番煎じのような感じは否めませんでしたが、それでもやはり歴代戦隊が登場すると熱い!エンディングで歴代戦隊が登場しているのも心憎い演出です。子供の頃見ていたダイナマンやマスクマン、ライブマン等が登場するのを心待ちにせずにはいられません。ダイナマンの爆発は是非実写でお願いしたいところです。

放課後のプレアデス 今月まで公開?

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YouTube: 放課後のプレアデス 第1夜

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YouTube: 放課後のプレアデス 第2夜

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YouTube: 放課後のプレアデス 第3夜

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YouTube: 放課後のプレアデス 第4夜


久々に心が震えた8

2011-02-12 23:24:43 | 2011年冬アニメ関連

Is11 Is12 幼なじみ、ツンデレ、ラッキースケベ、ハーレム…ありとあらゆる萌え要素を詰め込むだけ詰め込んだアニメ「IS インフィニット・ストラトス」ですが、今週また新たな女性キャラ…今度は男装女子でしたが、キャラクターとしての魅力もさることながら花澤香奈の声がベストマッチでした。ありとあらゆる作品のヒロインを演じている花澤香奈ですが、今週の「一夏のエッチ」発言は自分含め数多くの紳士達にズキュウウウゥゥンと来るものがあり現在シャルル株がストップ高状態となっております。

Is13 そして極めつけはエンディングで、今週からシャルルもエンディングに加わっていましたが、まさかのミニスカ生足!これはさすがに自分もテレビの前で思わず叫んでしまいました。余談ですが風呂上がり以降のシャルルの髪がいつもと違い結ばれていなかった理由は、総作画監督の倉嶋丈康氏の意向だったそうです。分かっていらっしゃる。

正直萌え要素満載のハーレムアニメはもう何を見ても同じにしか見えずつまらないと思っていましたが、この作品に関しては逆に開き直った作りにしているのが良いのか、それとも主人公の一夏がヘタレではないところが良いのか…。あと、あまり語られていませんがバトルシーンでCGと通常作画を上手い具合に合わせてるのが良いですね。個人的に毎週楽しみな作品です。


2011年冬アニメ第1話の感想文その15

2011-02-12 22:02:17 | 2011年冬アニメ関連

 全体的に見ると今年は魔法少女ものの年になりそうですね…と思いながらこの作品も魔法少女ものになるんでしょうか。今回は2011年冬アニメで最後に第1話が放映された「スイートプリキュア♪」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Suitepricure Suitepricure1 「スイートプリキュア♪」…東映アニメーションのプリキュアシリーズ第8作品で、アニメ制作は東映アニメーションです。プリキュアシリーズの新作ということで放映前から人気が高かったうえに「明日のナージャ」以来8年ぶりに小清水亜美、折笠富美子がメインで声優を務めるということで一部では小清水許されたとか許されないとか言われていました。

今作のテーマは「音楽」と「友情」ということで、冒頭から早速音楽が流れてきましたが…楽器キモ!と感じつつ幸せのメロディとやらが物語の重要な存在のようです。そしてメイジャーランド女王アフロディテのもとに現れた悪役ぽいマイナーランドの王メフィスト、このキャラがラスボスになるんでしょうか。そのわりには結構マヌケキャラのようでした。やっぱり裏に真のラスボスとかいそうな予感です。

Suitepricure2 Suitepricure3 主人公の北条響は熱血系で体を動かすのが得意、もう一人の主人公南野奏は運動は苦手だけど勉強と料理が得意と、この辺りは正に王道といったかんじです。2人とも本当は仲が良いのについ意地を張って悪口を言ってしまうところもお約束でしたが、このくらい分かりやすい設定だからこそ子供向けなのかもしれません。

Suitepricure4 Suitepricure5 後半の思い出の建物では人間に変身したセイレーンことエレンが初登場しましたが…有りだと思います!容姿はもちろんのこと性格も人気が出そうだったし、ハミィとの漫才もノリが良く面白いキャラでした。悪の三幹部のリーダー的役割のようだしこれからもメインキャラで登場してきそうなので期待大です。やはりこのキャラも「フレッシュプリキュア!」のように後半味方になるんでしょうか。ただ三幹部はほとんど喋ってなく出番も無かったのでこれからの活躍に期待したいところです。

Suitepricure6 Suitepricure7 毎回恒例、悪役キャラは冒頭でバラバラになった音符達が変身してなるようで、今作ではこれらの悪役を倒して音符を集めるみたいです。そして終盤にいよいよプリキュアの素質を持っていたことが判明した2人が変身しましたが、その変身までの盛り上げ方のうまさはプリキュア作品ならではでした。変身シーンは相変わらずカッコイイですね。個人的にはキュアリズムの変身シーンが良かったです。

先週まで「ハートキャッチプリキュア!」が放映されていたため、どうしても前作と比較してしまいますが、前作の頭身に比べ今作は頭身が長めだったので前々作「フレッシュプリキュア!」に近いものを感じました。さすがにこの作画で動かせまくるとスタッフが死んでしまいそうだし変身シーン含め動きや表情はそれなりで控えめでした。やはり「ハートキャッチプリキュア!」は異常だったのかもしれません。

Suitepricure8 Suitepricure9 作画は結構頑張っている感じで良好。見た目という意味では大きいお友達に人気が出そうです。特にエレンとか。アクションシーンや変身シーンの動きは普通でした。声優も相変わらずベテランで固めてきて安定度は抜群です。中でもキュアメロディの小清水亜美は役にハマっていて良好でした。

今回もエンディングは前田健氏の振り付けダンスでしたが、CGの進歩はすごい!作品を重ねるごとに目に見えて進化しています。曲としてはそれなりではないでしょうか。

総評

Suitepricure10 1話の全体的な感想としては、いつものプリキュアに戻ったかんじでした。頭身も「フレッシュプリキュア!」以前に戻っていたので、やっぱり前作の「ハートキャッチプリキュア!」が異端すぎた気がしてきます。今作の第一印象としては、面白かったですが変身シーン以外まだちょっと盛り上がりに欠けたかんじでした。あと敵キャラが今のところ魅力的に感じなかったのでこの辺は2話以降に期待したいところです。でもエレンは1話からすでに一番人気になりそうな雰囲気を出していました。

1話の個人的評価としては、プリキュアシリーズだし作画も良かったので最後までこの調子が続くのならば十分期待できそうという意味も込めて永久保存版のAランクです。

放映開始前は小清水許さないとばかり言われていましたが、この出来なら十分許されたのではないでしょうか。


2011年冬アニメ第1話の感想文その14

2011-02-01 01:00:15 | 2011年冬アニメ関連

 いよいよ2月、まだ放映されていない新番組アニメは残り2つなのでそれ以外のアニメを消化していきます。今回はローカル局で放映された「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Otink Otink1 「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」…WEBコミックハイ!で連載されている草野紅壱の漫画「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」のアニメ化作品で、アニメ制作はZEXCSです。

例の東京都青少年育成条例に真っ向から立ち向かおうとしている近親相姦アニメ…ですがこの独特の頭身は何?マジでこのまま放映するの?といった感じで前評判は決して高くない作品でした。

始まっていきなり夢オチかと思いきや、妹の高梨奈緒が目の前に寝ているという展開にこれはありえないだろうと思っていたら実は妹は寝たふりで誘っているとは実にけしからん!しかもワザと縞パンを見せてサービスタイムを仕掛け兄の高梨修輔を弄ぶとは…これもまたけしからん!

Otink2 Otink3 この作品、兄はエロ本大量収集に加えSMや妹系エロゲーにまで手を出す変態ですが妹はその兄の性格を知り尽くしている上に性的に弄ぶお兄ちゃん大好きっ娘のド変態です。表面上は普通の兄妹のように振る舞い、あまり仲の良くないように見えますが…妹がやばい!兄が風呂から上がったのを確認したあと下着をクンカクンカ…さらに放送禁止用語まで使い予想の斜め上を行く変態キャラでした。ここまで極端なキャラだとかえって面白かったです。

Bパートでも妹の暴走は止まるところを知らず、兄の部屋掃除でエロ本を大量処分しつつ妹系は残していましたがSMコロシアムを巡るやりとりは父までエロ本を持って帰ろうとしていて面白かったです。

Otink4 Otink5 そして後半は結構シリアス描写もありましたが、そんな状況で妹系エロゲーをプレイしていた兄はなんという駄目人間…しかし違う意味で妄想しまくっていた妹はその上を行く駄目人間でした。最後はちょっと良い感じで締めていましたが終わる直前に謎のキャラクターが登場していたので次回も一波乱ありそうです。正直甘く見ていましたが予想以上に面白い作品でした。

作画は原作絵に近いためかなりクセが強いです。頭身もさることながら目の下のクマみたいな線も気になるし人を選ぶかもしれません。

総評

Otink6 1話の全体的な感想としては…予想以上に面白い!放映前はこの頭身は無いだろうとかもう妹ものなんてウケないとか散々言われていた作品でしたが、実際放映されてみるとそんなのどうでも良くなるほど面白かったです。キャラクターの目のクマは気になりますが慣れれば平気になるかもしれません。

1話の個人的評価としては、頭身や絵柄にクセがありますが作画自体は安定していたし何より話が面白かったので永久保存版のAランクです。今期のローカル局アニメで今のところ一番面白い作品でした。