2011年春終了アニメ「IS <インフィニット・ストラトス>」最終回の感想文

2011-04-06 22:19:36 | 2011年冬アニメ関連

 新番組をチェックしつつ最終回を迎えた作品もチェックし続けます。今回はTBSで放映されていた「IS <インフィニット・ストラトス>」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Is18 Is19 「IS <インフィニット・ストラトス>」…MF文庫Jから刊行されている弓弦イズルのライトノベル「IS <インフィニット・ストラトス>」のアニメ化作品で、アニメ制作はエイトビットです。アニメ放映前のPVでは期待度はそこそこ高かったこの作品、1話からいきなりのハーレム展開に加え幼なじみの箒の風呂上がりに偶然遭遇、しかも竹刀にたまたまブラがひっかかってたりとお約束やラッキースケベのオンパレードでしたが結構面白かったです。

2話からは早速イギリスの代表候補生セシリアとのバトルが展開されながらISや世界設定の説明とかがありましたが、下手に間延びせず適度な間隔で話が進んでいくためテンポは良かったです。

Is20 Is21 Is22 Is23 そして次々と現れる代表候補生、最初はイギリスの代表候補生セシリアでしたが続いて主人公織斑一夏のセカンド幼なじみで中国代表の鈴にフランス代表のシャルル、ドイツ代表のラウラと次々とヒロインが登場していましたが、しかしほぼ2話ごとに一夏の前に陥落していく様は見ていてかえって爽快ささえ感じるほどでした。

Is24 Is25 そしてこの作品の人気を決定的にしたのが6話で、シャルルが自分の素性を明かしたときの甘えぶりと仕草、そしてご飯を食べさせてもらう際の声優花澤香菜のアドリブがツボにはまりすぎていて自分も思わずテレビの前で叫ぶほどでした。

花澤香菜がヒロインを演じるアニメやゲームは数多くありますがほとんどが想像していた通りというケースがたくさんある中、この作品に至っては花澤香菜の破壊力が強すぎました。

Is26 Is27 キャラ萌えという意味でも十分な魅力があったこの作品ですが、バトルにおいても素晴らしく予想以上でした。どうやらアニメを制作したエイトビットという会社、聞いたことがないと思ったら最近設立したばかりの会社のようで、スタッフが「マクロスFRONTIER」を制作していたサテライト第1スタジオメンバーのようです。それならばあのバトルシーンも納得でした。しかもバトルシーンはCGですが顔がアップになるときはCGから元に戻すという手間もかけていたため違和感がほとんど無く見事な完成度でした。

Is28 Is29 萌えだけでなく裏でも何やら暗躍しているようで、VTシステムや福音など謎の無人機の存在や箒の姉が不穏な動きをしていたりと面白そうなシナリオでした。最終話も含みを持たせる終わらせ方だったし続編も作って欲しいところです。

全体的にかなり面白い作品でしたが、やはりヒロインとしてはシャルが圧倒的な人気を獲得してしまっている分他のヒロインがかませ犬なみの扱いになってしまっている印象も受け、中でもセシリアとラウラは尺の都合もあるかもしれませんがデレるのが早すぎた気がします。まぁシャル萌えなら問題無し!

総評

Is30 全体的な感想としては、ここまで萌えに偏った作品がここまで面白くなるとは予想外でした。話のテンポも良かったし倉嶋丈康氏のキャラクターデザインも魅力的で、バトルシーンも「マクロスFRONTIER」の元スタッフが制作していただけあって見応えがありました。

個人的評価としては、話も面白かったですが何より圧倒的にシャル女性キャラ達が可愛く、作画も良かったので堂々のSランクです。ここまで大化けするとは予想していませんでした。おそらく2011年冬アニメで1番のダークホースだったと思われます。

人気も高いし、謎を含めた終わり方をしたので2期は確実にあると思われます。つい最近判明しましたがBD・DVD売り上げが30000枚越えほぼ確実と言われ当時誰しも予想していない結果を叩き出しました。こういう予想外の展開が起きるからアニメを見ることも、その作品の動向をチェックすることも見逃せません。


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