敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

大地のカケラ/スタッフの横顔2

2006年09月09日 | 東演
 役者ブログでは、登場人物の紹介が始まったようなので、制作サイドはスタッフの紹介をしようという、その第2回。
 今回は舞台監督の石井道隆さん。

 今回の若~いスタッフ陣の中で最年長。とは言ってもヤクルトの古田と同い歳。普段の東演でいえばメチャ若いのだが…。どーでもいいけど「監督」つながりだナ。

 東演とのつきあいは長く、歴史を紐解くと(?そこまで大袈裟でもないか…)95年『週刊金色夜叉』での舞台監督が初めてのお仕事だった。演出は菊池准さんで、奇しくも『大地のカケラ』でタクトを振る河田さんと同じ劇団昴の演出家とのタッグとなっている。
 直近は、昨年4月の『フィラデルフィアへやって来た!』。演出は文学座の鵜山仁さんだった。
 石井さん自身は俳優座の所属。
 東演は、この手のマッチングで新しい局面を創り出すことも得意としている集団なのだ

 こないだの決起大会(呑み会)で、劇中出てくるアーティストの呼び名について、非常に理知的に分析して皆が「おお!」と感嘆したシーンがあったが、日頃から石井さんの動きには無駄がなく的確だ。

 最近の高校野球は多様化して、ピッチャーとキャッチャーが、まんま交代するなんてこともザラだが、ファーストが控え投手でチェンジしたり、肩の強いサードかショートが控えだとエースは外野へ。ベンチから内野の控えが真っ白いユニフォームで出て来る・・・なんてのが相場だった。
 唐突にゴメンなさい。
 芝居で言うと、若い演出家が舞台監督を務めるケースがあって、つまり石井さんも「演出」のマウンドを踏むのだ。今回は舞監だけど…。
 
 つまり何が言いたいかといえば、近々、演出/石井道隆のクレジットが東演のチラシに載ることがあるかも…ってこと。
 インテリジェンス溢れる舞台をお目に掛けられたらいいなあ、とPは思っている。

 稽古オフ。たった一人の劇団事務所で。チケットの売上明細や折込予定表とかにまみれながら・・・。
コメント
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