忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

やけるのか

2012-02-12 | 共に
 昨夜は孫への電話のさいには不在だった孫娘と話ができた。おばあちゃんが何回も電話するけど不在が続き、遅くなってからやっと通じた。
 見えないけれど「いま 裸… 」 風呂から出たばかりのよう「早く着て! 風邪ひくよ」 あわてた声でおばあちゃんが言っても「大丈夫」
 電話を再度掛けることにして衣服を身に着ける間をおいた。どうせ孫娘もばあちゃんとの会話で十分だろうが、じいちゃんも声を聞きたい。
 「用事があるがやけん すぐ止めんと」条件付きで受話器を借りた。明るいうれしそうな孫娘の声、「前回送ったあの本 どうだった?」 2人だけにわかる短い会話。
 話始めてすぐに、「早よ 止めんと! 切らんといけんろ!」 横槍が入る。2人で1分とは話さずに終わりの言葉を交わす。
 風呂から上がると居間の方で声がする。テレビの音でもないと気がつき近づくと、ちょうど3回めにばあちゃんが掛けなおした電話を切る所。
 先ほど私は別れ際の会話を済ませているが、少し離れた孫娘の声は聞こえない場所で「元気でな ありがとう バイバイ」私の声は向こうに届いたはず。
 孫娘との会話にも制限付きとは、今回もあとで「本のことなんか わかっとるがやけん 話すことなかろ!」 ほんとは私も大人の会話をしたいが、出会って2人になれた時の短い会話を待っている。

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