忘却への扉

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愛らしさ

2010-08-15 | 平和を
 金曜日夕方のOBSラジオで、ライオンの赤ちゃんのかわいさについて『動物なしか』で聴いた。週1回のアニマルドクターと吉田寛のトーク番組がおもしろい。
 ネコ科のライオンは同じネコ科のトラと違って群れで行動する。肉食でネコ科最大の動物ライオンの雄は全長2.5m体重150~250㎏にも達する。空腹時にだけ共同で獲物狙い、後は寝て過ごすのだが獰猛のイメージが強い。
 だがこのライオンの赤ちゃんはとてもかわいくて誰が見ても気持ちがなごむとアニマルドクターは太鼓判を捺す。たとえ恋人同士で口喧嘩をして悪い雰囲気になっても、赤ちゃんライオンの愛くるしい表情を眺めれば気分はいやされ仲良くなれる。
 ライオンの育児放棄の場合などでも、サファリパークの飼育員から哺乳ビンに入れたミルクを喜んで飲む。飼育員が交代するとトラの赤ちゃんは 拒否して駄目だが、ライオンだと平気で飲み来園客でも大丈夫と聞けば驚き。
 群れで生きるライオンは赤ちゃんを母親だけでなく、姉や兄ときには父親も育児を手伝うことがある。だから誰にでもかわいがられる赤ちゃんで誕生する。みんなに好かれることは弱い命を守り育ててもらうための手助けにもなる。そのために可愛さもあるのかも知れない。

 人間社会で見かけるベビーカーに乗っ赤ちゃんや抱っこやおんぶの赤ちゃんがかわいくて、つい見てしまう。この赤ちゃんたちも安心できる平和な社会で育って欲しいと願っている。