忘却への扉

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元気でおいしい言葉

2010-08-20 | 日々
 暑すぎる陽照り続きの菜園で、夕方になり採りごろで残ったスイカを採ることになった。葉はかなり弱っている。日焼け防止に草を被せたスイカで、食べられそうなのが3個あるとわる。
 スイカは大好きだ。孫たちが食べて帰った翌日から、その残りを今年初めて食べた。現在までに2個と半分。1個を4つに切り分け数日かけて2人で食べるのだが、私のお腹に3分の2以上が入る。
 まだ余裕で欲しいのだけど、赤信号の出ている健康に悪いと注意される。友だちが医者に聞いたと夜に食べるのも今月から禁止。自分で聞いてはいないので今ひとつ納得できずに我慢している。
 差し出された1個めを道路から手を伸ばし受け取った。太陽の温もりのまま、ずっしりした重さだ。狭いスイカ畑だが鳥や狸避けに糸を低位置に、クモの巣のように張り巡らせているので歩くのも難しい。
 次のはサッカーボールとソフトボールの中間ほどに小さくて、食べられるかどうかもわからない。『投げるよぉ』離れた場所から飛んで来るのを無事に受けたが、クキは枯れている。
 少し薄暗くもなった。最後のスイカが1番大きく重そうだ。持ち上げて抱えたところで「それは投げる言うたらいけんぜ」と声かけた私。『言うわけないやろ! 頭かちわっちゃろか』と返ってきたのに、にやりと笑顔の後ろ向き。その元気でいい音のするおいしそうなスイカを食べるのは最後にした。