羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

不自由

2005年09月07日 | Weblog
わたしは、自分の時間は自由に使いたい、と思います。
だから、結婚した当初から『今日は何するの?』と
出勤前の夫に聞かれるのが嫌いでした。
別に隠し事がある訳でもないし大した理由もないのだけれど、
何となく干渉されたくなかったのです。

子ども達も大きくなり、家族揃って外出する機会も減ると、
わたしは土曜日も自分の時間として使うようになりました。
前にも書いたように、詩や短歌の集まりに行ったり、
野鳥の会や、難病の子を守る会の例会など、、、。

ときにはその口実で、男友達と会ったりもするようになりました。

その結果としてわたしは夫の不信をかい、今は『自由度も制限有り』、
と感じています。
彼とも一ヶ月に一度だけ、土曜日に逢っていたけれど、
今は叶わなくなりました。

その点、『ちょっと出かけてくる』とか『今日は遅くなる』と
簡単に言う夫に、不公平を感じたりもします。

わたしは例え外出しても、必ず、夕食の支度をしに帰宅しました。
彼とゆっくり食事したことは一度もありませんでした。

今、土曜日は夫のためにあります。
土曜日と2回ある日曜休みは完璧に空けてあり、夫婦(ときに次女も)
で一緒に過ごします。
この閉塞感というか、拘束されているような感じに馴染むときが
来るでしょうか。
自由にしているように見える夫にイライラせずに接することは
出来ているつもりでも、鬱屈した何か、は蓄積しないでしょうか。

それは夫からの信用を取り戻すためなのだけれど、
どこかに無理があるのは否めません。



逢いたい

2005年09月06日 | Weblog
『逢いたいなー』と思いながら、毎日を過ごしています。
逢えないこのときを、わたしは詩に書こうと思うけれど
言葉は気持ちに圧迫されたみたいに息を詰めています。

昨日の月曜はバイト休みでした。
体調もよくないし、やっと夏休みも終わって1人なので
のんびり過ごしていました。
仕事中の彼からも『逢いたい』とメールが・・・。

逢えないわたしたちは逢えないそれぞれの時間を
互いを想い、同じ気持ちでいることを信じて過ごすだけ。

昨日、夫は早い時間に帰宅しました。
以前はわたしがバイト休みの時は電話して来たり
急いで帰ってきたりもしたけれど、
もしかしたら今は、
わたしの体調不良を心配して帰ってきてくれているのかも。

開口一番に夫が言ったのは『どっか行って来たの?』という
言葉でした。
何故そんなことを怒ったように言ってるのわからずに、
理由を聞き、誤解を解いたら、一転ニコニコとご機嫌に・・・。

わたしの行動を疑っているのか、体調を心配しているのか、
どちらかは不明だけれど、やはり疑われているように感じ、
そのことに傷付いている自分がいます。
夫はわたしを信じたいからだ、とわかっているのに。

夫なりの愛情表現を理解し、夫の献身的な優しさに、
わたしはもっと素直に向き合わなければいけないのに
まだまだ道のりは長そうです。

献身

2005年09月04日 | Weblog
体調が良くありません。
これは更年期障害か、、!?と疑っています。
更年期障害は偏頭痛も悪化させるとのこと。
身体がじんわり熱っぽくて、頭が重い。
肩がパンパンに張っていてつらく、朝はどうにか頑張っているけれど
午後になり疲れ始めると頭痛はひどくなりそうな気がして
鎮痛剤を服用。そのあとは仕事中でも眠くて眠くて、、、。

この様子を見ていた夫の優しいこと。
今日は日曜なので車でわたしをバイト先まで送り
重いシャッターを上げて開店準備をしてくれました。
そして買い物をして夕食を作り、夕方にはまた迎えに、、、。
わたしが着替えているうちにアイスコーヒーを用意して
『飲んだら少し寝たら?』と言ってくれるのです。
有り難くベッドで横になり30分ほどウトウトしました。

「からだの弱いきみを働かせて申し訳ない」という気持ちが
夫にはあるようだけれど、わたしはそんなふうに考えたことはないです。

この献身的ともいえる夫の優しさは、
ここ数年のことでしょうか。

解釈の仕方はいろいろだとは思うけれど、
とにかく有り難いし、素直に嬉しい。そして『善き夫』に
対して『善き妻』ではない自分は、やっぱりストレートコーヒーみたいに
苦いのです。



仕事のミス

2005年09月01日 | Weblog
今日は仕事もヒマで、いつも順番を決めて次々に取りかかるのに
『さて、次は何をしようかしら』という感じ。
昼間はわたし1人なので、マイペースで出来て気をつかわなくてすむ
この仕事はとても気に入っています。
さて、5時半になり、そろそろ片付けようかと、机を見るとふと、
発送伝票のミスを発見!
あんなにのんびり仕事してたのに、慌てて書き直し梱包をし直して、、。
業者が来るまでにと、時計を見ながら、(その間にお客サンの対応も
しながら)どうにか2件の処理を終えました。

もともとテキパキ仕事をこなせるタイプではないので
慎重に対応していたつもりが、時間に余裕のあるときにかぎって
初歩的な見過ごしをしていたなんて、、、。
<慣れ>もあるし、ボンヤリ油断していたのだと思います。

それにしても、6時までに自分で発見して良かった、、。
これから気をつけなくちゃ、と思いつつ自転車で帰って来ました。