羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

恋する手紙

2019年04月21日 | Weblog
引っ越しして10日。
片付けてるつもりだけど、
「あれはどこ??」という事態に
直面するたび段ボールを開けまくる。
口を開けたまま未整理の箱があちこちに
出現して今はまたすごい事に…。

それでも今日は気分転換に出掛けてきた。友達に教えてもらった「田端文士村記念館」
企画展は「恋から始まる物語~
作家たちの恋愛事情」


芥川龍之介が田端に住んでから、
多くの芸術家が集うようになったという。
芥川から妻、文へ送った情熱的な手紙、
林芙美子がパリから夫に送ったキスマークつきの手紙、平塚らいてうと奥村博史等々、見ごたえのある展示だった。

田端、という場所へはじめて行った。
知らない所がまだまだたくさんある。
出かけるのに良い季節になった。
新しい住処を出発して未知へと出向く。
すこし新鮮な気持ちでここへ帰ってくる。
帰ってくる場所がわたしにある。



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