羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ヒロシマ

2005年08月31日 | Weblog
8月も今日で終わり。
戦後60年の夏でしたね。

埼玉にある丸木美術館をご存知でしょうか。
世界的に有名な丸木位里・俊ご夫妻の『原爆の図』があります。
ここ数年、来館者が減り、存続の危機、と新聞に出ていたので
この夏は、家族で行って来ました。
わたしは3回めですが、次女は初めて。

迫力ある悲惨な絵に静かに見入っていました。
上の二人の子ども達は、市の派遣団として広島に親子で行ったことが
ありますが、次女はまだないし、『反戦』という意識も希薄なような
気がしていました。

わたしは、今の彼女と同じ年齢だったとき、大学生に混じって
『反戦列車』に乗り、8月6日の広島に行ったことがあります。
そんな昔話もしてみたら、
娘はヒロシマよりも、16歳のわたしの行動力に驚いていました。
(ちなみに、当時わたしはそこで立命館大学生とちゃっかり仲良くなり
今でいう遠距離恋愛を経験しました。)

何回目になるかはわかりませんが、
もう一度また広島や長崎を訪れたいです。
わたしの『平和への思い』の原点は、8月のヒロシマにあるようです。

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