羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

懐かしい筆跡

2005年11月07日 | Weblog
高校の頃からの友人から手紙が来ました。
彼女とはクラスが同じになったことは
一度もなく、文芸部で短い間だけ一緒でした。


むしろ卒業してから仲良くなり、よく手紙のやりとりを
していました。
小柄な身体に大きな目が印象的な彼女は、
とても可愛らしいのに話してみるとすごくオトナで
その個性は家庭環境からくるものかしら、、と
思ったりしていました。

文章も、絵もとても素敵で好きでした。
詩はs(わたし)絵はy(彼女)で本を作ろうね、と
夢を話したりしたものです。


互いに子供たちの手が離れ、また手紙のやりとりを
するようになりました。
彼女は絵画教室を開いていて、いつも素晴らしいスケッチを
同封してくれます。
わたしは先日とうとう、『すみれこ』で詩を
書いていることを伝えました。
『ねぇ、ねぇ、二人の夢、実現出来るといいね!』
懐かしい筆跡が、やさしく語りかけてくれました。

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