羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

夢見るキャベツ

2012年09月05日 | Weblog
高原は涼しい。やはり夏は山の見える場所がいい。
今回行こうと思ったのは信州、湯の丸高原。
レンゲツツジが有名らしく今はひっそりとしている、、と思ったら、
湯の丸高原ホテル前にバスがいて高校生たちが案外いた。
でも目的地の池の平湿原はうれしいことに静か。
野アザミが好きなのでそこを歩くつもり。しかしアザミにもいろんな種類がある。
事前にプリントした「池の平湿原で今見られる花」でちらりと予習したが
歩きながら出会う花たちはいずれも「野の花たち」で涼やかで可憐、そして逞しい。




                    





                     

あとからデジカメを見てみると撮ったつもりでも意外に花の写真は少なく、
撮ったり名前を調べたりしていたことよりも何度も足を止めて見つめていた記憶のほうが鮮やか。

八ヶ岳ふもとの山荘を出発して、湯の丸高原を経て、宿泊したのは嬬恋のペンション。
ペンションはカギにもキャベツ。(朝食の焼き立てパンもキャベツ)

キャベツのシフォンケーキ       

嬬恋パノラマラインはどこまでもどこまでもキャベツ畑が広がり、圧倒された。
収穫寸前のキャベツたちがみどりいろの夢をみている、今が一番良い時期だそうだ。

         

 ペンションを後にして北軽井沢方面に出て山荘へと帰る。
ランチはこれでもかのキャベツのステーキとレタスのポタージュ。
写真で見るとわかりにくいがキャベツ四分の一丸ごと焼いてあるのでメインはこれだけでお腹いっぱい。

東京での出来事を何度も思い出しながら、それでも高原の風がやさしくからだを吹き抜けていった。
キャベツキャベツの嬬恋のひととき。



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