羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

就活最前線

2010年04月26日 | Weblog
「お母さん、明日休み?」と娘に聞かれた。
会社説明会の予約をとってほしいという。
A社の筆記試験を受け、B社の面接に行くから、
三時からのC社の説明会予約受付け開始に間に合わない。

「あたしにできるかな?」と聞いたら、
パスワードとIDでログインして予約をとるだけだから。
もしもとれなかったら、いいよ、と言うので引き受けてみた。


そして今日、忘れないように「三時にパソコン」と書いた紙を
テーブルに貼って、家事をしたりしていた。
15分くらい前にパソコンを開く。
確かに26日の15時受付開始、と書いてある。
時計とにらめっこして、五分くらい前にログインしてみたら、
なんと三日間とも「満員」の表示が・・・。
信じられない気持ちでその赤い文字を見つめる。
ヤフオクや、旅行のホテル予約で、ガッカリした気持ちを思い出す。
しかし、待てよ。何故、三時前なのに「満員」なのか・・。
納得できない。。と思ったときはもうそこにあった会社の人事の電話番号を
押していた。
「母親ですが、娘が外出中なので、」と言うと「娘さんのお名前は?」と
聞かれた。
つまり、エントリーしてないとログインできないから、登録してあるわけだ。
でも名乗る必要はなく、質問しているのはこちらで、
「何故、三時から受け付け開始、と明記してあるのに、三時前に満員になっているのか」
ということを聞くと、折り返し責任者から電話します、と言う。

「責任者」?という女性からの説明では、委託業者が早く開始したとか何とか・・。
謝られたけれど、腑に落ちないまま。
ここにその会社の名前を書きたいくらい大手の企業で、もちろんイメージはダウンした。

エントリーして、運良く説明会の予約がとれて、
グループディスカッションやら、筆記試験のあと、数回の面接・・と、
道は果てしなく続く。最終面接までこぎつけてもプツンと、糸を切るように
落とされる。

「社会勉強」とひとことで片付けられない厳しさ、、というか理不尽。
もう何ヶ月もこんな思いをしてるんだな~とはじめてよくわかった。
夕食には次女の好きなハンバーグを作って食べたけれど、
「あ、ごめん、D社の説明会予約時間だ」と席をたってパソコンへ。

小さなところで事務仕事をしたい、と言っていたけれど、
そういう募集がカンタンにみつかるわけでもなく、
まだまだ、この先は長そうだ。
今日は代理を引き受けてみてよかった。
就活生の皆さん、なんとか負けずにがんばってね。



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