羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

旅のつづき

2012年10月27日 | Weblog
亡き父が使い、長女が使ったこの部屋のガスストーブが壊れたらしい。
昨夜ふとつけてみたがダメだった。
夜になるとフリースを着こんで部屋にいる。

そうそう、旅の続きをまだ書いてなかった。
二日目、伊良湖岬から鳥羽へと向かうフェリーに乗船した。
鳥羽では次女が探していた「とばーがー」の昼食。「真珠アイス」のデザート。
そして伊勢神宮に参拝してだいぶ歩いた頃に日が暮れてきた。
「おかげ横丁」で娘はちゃんと「伊勢海老コロッケ」や「豆腐ソフト」を
ゲットしていた。少食なのに食いしん坊なのがムスメの可愛いところである。

ふと気がついて鳥羽駅に帰らなくては、と地図を見る。
どうにかバス停を発見した。
実はここに来るまでわたしが疲れてタクシーを使って予算外の出費を
していたので今度はバスと近鉄で戻ろうと思っていた。

バスの時刻表と近鉄の駅に行くことを確認した頃は陽が傾いていた。
鳥羽に迎えに来るホテルの最終バスには間に合わないので「遅くなります」と
電話をしたら時間外だが迎えにきてくれるという。

ここで安心したのもつかの間、この市内バスが宇治山田の駅に着いたのは、
乗るべき電車の二分前走った。この電車に乗らないと鳥羽駅に行けない。
急いで次女が切符を二枚買い、階段を駆け上がって「間に合った電車きてないよね」と
言いながら振り向いたら、電車は二両編成なのでホーム後方にちゃんと停まっていた。
慌ててまた走ってようやく乗り込んだ。
ふだんのんびりしているので走る、なんてことはまず、ない。
「お母さん、大丈夫?」「うん、どうにか。」と言いながら笑いあった。

じゃらん、で予約したホテルに落ち着きお風呂も入ってしばし休息していたら
娘が壁にクモ発見。しかも大きい。フロントに電話したら係りの人が
殺虫スプレーやハエ叩きや雑巾を持って退治しにきた。
しかしクモは逃げ、部屋替え、ということになった。
クモのおかげで和洋室のステキな部屋にグレードアップされた。
一階から七階に移ったので窓に広がる海の景色もずいぶん違って見える。

翌日は鳥羽から名古屋に行き名古屋城見物をして帰京した。






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