羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

沈静の猫

2017年06月30日 | Weblog
先日書いた記事に登場した猫、森の中。
一見、森と猫耳しか見えない。でも全体を見ようとするときに全貌が現れる。

この猫は箱根の五百羅漢の寺にいた。

境内で出会った猫が裏の森へと案内してくれた。   

もの静かな猫だった。鳴いたかもしれないが鳴かなかったかもしれない。
ありがとう、もう行くね、と言うと、もう一緒に歩こうとせず静寂のうちに座りなおした。


この旅の目的は熱海のジャカランダという花だった。




暑い日だったけれど、町外れまで歩いてみた。石畳の別荘地は神戸のようだ。



石畳の坂道の向こうはまぶしい海だった。