羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

桜の喪中ハガキ

2016年12月25日 | Weblog
母の告別式に配った会葬礼状も、あとから知った方に送ったお礼状も、
形式にあまりこだわらずわたしらしい文章にしてみた。
それが大丈夫だったので喪中ハガキもユニークなものになった。

桜の写真に水色の縁取り。いちおうネット検索した喪中ハガキのテンプレート。
そこに桜にまつわる母との思い出を書いた。
11月に投函してから「変りすぎてるかな?」と少々の不安もあった。
「いいね!」と言ってくれたのはこどもたちで
家人は見せても無言で返してきた。

ところが、このハガキが意外なほど反響があり、
ハガキ、手紙、メール、などなど有難いほど返していただいた。
母宛にいつも年賀状をいただく「父のむかしの教え子さん」たち。
蒲田に住んでいた頃の友達、学生時代の友人、、、、。
みなさんがやはりお母様と桜の思い出を綴っていた。

風変わりな喪中ハガキも受け入れてもらえたようでホッとしている。

ところで先日ここに書いたフォトブック、友人に見せたら好評だったので
パソコンやスマホにある写真をまたまとめ始めることにした。
2013年版が完成した。
最初のページは母も三鷹の家に帰ったお正月。
次は2月、母の米寿祝い。
母はまだ杖があればゆっくり歩くことができた。
家族と一緒にうれしそうな笑顔も見せている。

この写真集の表紙は次女と行った倉敷、大原美術館の睡蓮の池である。