羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

病院

2008年12月22日 | Weblog
雲の絵ばかりを集めた小さな美術館に行った。
いつまでもここにいたい、と思った。
そしてできれば、絵を描くあの大切な友と一緒に観たい、と思った。
そんなことがあったちょうどその日、彼女から連絡があった。
持病が悪化して入院しているという。

どうにかこうにか彼女のもとにかけつけた。
不安がいっぱいありながら、いつものように落ち着いて、
おっとりとして可愛く、食事制限があるからと、
わたしのためだけにアップルパイを用意して待っていてくれた。

そして翌週はじぶんの頭痛外来へとまた違う病院へ行った。
見上げると、ガラスの天井だった。

信頼する担当医だけれど、
堪えかねる発言をきいてしまった。
彼がテレビに出て多忙になり始めてから、こういう思いを何度か
してきた。
もう、ダメだな、ついていけない、と思った。

今日、同じ頭痛に苦しんでいる友人に相談することができた。
ともだちの存在はうれしい。

そして病院ではいろいろな思いが交錯している。