冷たい雨の降る日曜の午後から、
その鳴き声は聞こえていました。
ふっと静かになり、また鳴き始める。
弱々しいような、必死の大声のような、。
しかも正体がなんだかわからない。
捨てられた子犬か、仔猫?
猫なら「ミャァ、ミャァ」だと思うが、
そうでもない。
気になってしかたない。
暗くなり雨も激しくなり、夫と一緒に外へ
探しに行きました。
けれど、声はすれども姿は見えず。
諦めて家に戻る。
探しに行こうとするとき、冷静な次女に言われました。
「見つけてどうするの?まさか、飼うわけ?」
うちには年寄りの猫がいるし、もう飼えない。
「見つけたら動物病院にもっていく」と答えました。
一夜明け、昨日。
朝もまだその声が聞こえてなにやらホッとする。
夜に帰宅してまた声をたよりに探しに行く。
でもいない。
見たらどうするのか、責任が一気に押し寄せるだろう。
見つからなくて心配しつつもどこかで安堵している。
がんばって生きるのよ、と見えない小さい『何か』に向かって
祈るような気持ちで仕事に来ました。
その鳴き声は聞こえていました。
ふっと静かになり、また鳴き始める。
弱々しいような、必死の大声のような、。
しかも正体がなんだかわからない。
捨てられた子犬か、仔猫?
猫なら「ミャァ、ミャァ」だと思うが、
そうでもない。
気になってしかたない。
暗くなり雨も激しくなり、夫と一緒に外へ
探しに行きました。
けれど、声はすれども姿は見えず。
諦めて家に戻る。
探しに行こうとするとき、冷静な次女に言われました。
「見つけてどうするの?まさか、飼うわけ?」
うちには年寄りの猫がいるし、もう飼えない。
「見つけたら動物病院にもっていく」と答えました。
一夜明け、昨日。
朝もまだその声が聞こえてなにやらホッとする。
夜に帰宅してまた声をたよりに探しに行く。
でもいない。
見たらどうするのか、責任が一気に押し寄せるだろう。
見つからなくて心配しつつもどこかで安堵している。
がんばって生きるのよ、と見えない小さい『何か』に向かって
祈るような気持ちで仕事に来ました。