名ばかり「部長」70人、北九州市医療センターに是正勧告 2月12日17時8分配信 読売新聞
北九州市立医療センターで、「部長」の肩書の医師七十数人が、「権限のない『名ばかり管理職』の状態にある」として、北九州東労働基準監督署が労働基準法に基づき、センターに是正勧告していたことが12日わかった。
同労基署や市によると、同労基署はセンターへの立ち入り調査を1月15日に実施した。医師約110人のうち管理職手当が支払われている「部長」七十数人について、実際には病院経営に関与する権限がないのに、管理職であることから時間外勤務手当が支給されていなかった。うち4人には部下が1人もいなかった。
市は「部長」を行政職の課長級と位置づけ、時間外労働に関して労基法36条に基づき労使間で締結する協定を結んでいない。
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自分もコレに当てはまるというケースが多いのではないだろうか。経営に関与する権限がないのに管理職であり、時間外手当は支給されていない・・・・・。
管理職手当をつけることで、時間外手当を削減したカタチになっているのだ。
また最近、必要性もさほどないのにやたらに事務職の若手が採用されると思ったら、実はそういった管理職の部下をつくるために、「名ばかり管理職」の批判を浴びないために雇用しているケースもあるようだ。
仕事と労務費のバランスからみれば、まったくこの部署になんでこんなに人がいるのかと、誰しもが思うだろう。しかし経営陣にしてみれば、自分たちを批判から守るための経費だと位置づけているわけだ。それにまったく仕事がないわけでもないし、何か作ればいいわけだ。
知らぬは当の若手と、中間管理職だけなのではないだろうか。最近、やけに若手が採用されている組織は要注意だ。よほど経営体制がよほど計画されていない組織なのだとつくづくと思う。一度、経営陣を解散して、身の丈に合わせて再構築してみればいいのではないか。
北九州市立医療センターで、「部長」の肩書の医師七十数人が、「権限のない『名ばかり管理職』の状態にある」として、北九州東労働基準監督署が労働基準法に基づき、センターに是正勧告していたことが12日わかった。
同労基署や市によると、同労基署はセンターへの立ち入り調査を1月15日に実施した。医師約110人のうち管理職手当が支払われている「部長」七十数人について、実際には病院経営に関与する権限がないのに、管理職であることから時間外勤務手当が支給されていなかった。うち4人には部下が1人もいなかった。
市は「部長」を行政職の課長級と位置づけ、時間外労働に関して労基法36条に基づき労使間で締結する協定を結んでいない。
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自分もコレに当てはまるというケースが多いのではないだろうか。経営に関与する権限がないのに管理職であり、時間外手当は支給されていない・・・・・。
管理職手当をつけることで、時間外手当を削減したカタチになっているのだ。
また最近、必要性もさほどないのにやたらに事務職の若手が採用されると思ったら、実はそういった管理職の部下をつくるために、「名ばかり管理職」の批判を浴びないために雇用しているケースもあるようだ。
仕事と労務費のバランスからみれば、まったくこの部署になんでこんなに人がいるのかと、誰しもが思うだろう。しかし経営陣にしてみれば、自分たちを批判から守るための経費だと位置づけているわけだ。それにまったく仕事がないわけでもないし、何か作ればいいわけだ。
知らぬは当の若手と、中間管理職だけなのではないだろうか。最近、やけに若手が採用されている組織は要注意だ。よほど経営体制がよほど計画されていない組織なのだとつくづくと思う。一度、経営陣を解散して、身の丈に合わせて再構築してみればいいのではないか。