何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

一歩先のシゴト力

2009-02-04 23:53:18 | Book Reviews
「一歩先のシゴト力 今のモヤモヤから脱け出したい人へ 小阪裕司・著、PHP研究所、2006年1月9日

p.78-9 たとえば人のためにきちんとスリッパを揃える、そういう「善行」を行いましょう。「スリッパを揃える」という、今日からできること、そのことにきちんと目を向け、それを実際にやり、そのことから次の課題を見出すことのできる力のことだ。

p.95 何か小さな出来事でも、人生を左右する大きな出来事でもいい。自分がグラッときたら問いかけてみよう。「やっていてよかった」と思えることは何だったか。そして、それを自分は捨てられるのだろうかと。

p.113 現在のビジネスパーソンは、効率が美徳であるという世界に慣れてしまっているがゆえなのか、根気よく修練しない。小さなことを重ねない。しかし、それこそが現在の私たちに欠けている力、いまの時代に生きる私たちに必要な力、「積み重ねる力」だ。

p.115 私たちはどうしても楽をしてゴールへ行きたがる。やめてしまうときに、「才能」という言い訳を使いたくなる。そんなときはこれからもあるだろうけれど、そのときはイチローの言葉を噛みしめることにしよう。「小さなことを重ねることが、とんでもないところにいくただ一つの道」だと。

p.124-5 先の酒屋の例でいえば、店主はお客とどんな人間関係づくりをしているのか、店の雰囲気づくりはどうかなど、一見、関係なさそうなことにも目をむける。そうして彼らは、目に見えるものと、目に見えないものとの相互作用を見抜く。そこからビジネスの成果が生まれてくることを知っているからだ。

p.125 「単純ではない」とは「難しい」ということでなく、学校の試験のように、「問い」に対して一つの「正解」が用意されているという「単純なもの」ではないということだ。

p.151-2 ビジネスの世界を眺め、「ビジネスパーソン」として生きるということはどういうことか」という問いを考えるとき、私は断言したい。「人は金儲けのために生きているのではない」ということを。
 ビジネスにとって、儲けることは不可欠だ。しかし、金儲けは、自分のやるべきことをやるための「手段」として必要なのであって、「目的」ではないだろう。

p.156-7 ビジネスの本質とは、その「人に何かを与えることができるもの」に、人が好感と尊敬をもって対価を支払うということなのである。
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