(白山山麓シリーズ⑤)
数年前までは家の鉢植えで花を咲かせていたのが、いつしか消えてしまってすこしみしく思っていたヒメシャガ:姫射干(姫著我)(アヤメ科アヤメ属)が、白山スーパー林道の道路脇のそこここに咲いていて、うれしくなりました。
山野草の愛好者に栽培され、日本庭園の石の脇などにもよく使われているヒメシャガですが、主に日本海側の山の斜面に生える多年草で、最近自生地が少なくなっているといいます。
高さ20~30cm、葉は薄く草質で淡緑色、長さは20~30cmくらいの剣状です。
花は淡紫色、花被は全縁、外花被は小楕円形で淡紫色。シャガ(5月1日記事)とは異なり球状の果を結びます。
シャガに似て全体に小ぶりなので姫の名がついています。
写真のヒメシャガの花ですが、落石除けの金網の間から姿を覗かせていました。かわいそうな環境ですが、それゆえにこそみんなの手が届くような場所ででも、悪い人の手にかかることなく立派に咲き続けているのかもしれません。
数年前までは家の鉢植えで花を咲かせていたのが、いつしか消えてしまってすこしみしく思っていたヒメシャガ:姫射干(姫著我)(アヤメ科アヤメ属)が、白山スーパー林道の道路脇のそこここに咲いていて、うれしくなりました。
山野草の愛好者に栽培され、日本庭園の石の脇などにもよく使われているヒメシャガですが、主に日本海側の山の斜面に生える多年草で、最近自生地が少なくなっているといいます。
高さ20~30cm、葉は薄く草質で淡緑色、長さは20~30cmくらいの剣状です。
花は淡紫色、花被は全縁、外花被は小楕円形で淡紫色。シャガ(5月1日記事)とは異なり球状の果を結びます。
シャガに似て全体に小ぶりなので姫の名がついています。
写真のヒメシャガの花ですが、落石除けの金網の間から姿を覗かせていました。かわいそうな環境ですが、それゆえにこそみんなの手が届くような場所ででも、悪い人の手にかかることなく立派に咲き続けているのかもしれません。