クマシデ:熊四手(垂れ下がる花穂と果穂) 2013-04-18 11:26:55 | 植物観察1日1題 クマシデ:熊四手(カバノキ科クマシデ属)の新芽が伸びだし、花穂を垂れ下げています。 山地の谷あいなどやや湿ったところに生える落葉高木で高さは15mくらいになります。 同属の中で20~24対と最も多い側脈をもつクマシデの特徴は、この若い芽でも明瞭に見取れます。 雌雄同株で、雄花(写真)と雌花が別々の穂につき、どちらも垂れ下がります。雄花穂は長さ長さ3~5cmで雌花穂より大きくなります。 シデは四手、紙垂もしくは幣で、神前に供する玉串や注連縄などに垂れ下げるものを意味し、アカシデ、イヌシデなどクマシデの仲間の名は果穂をこの四手に見立てたものです。 « ミヤマシキミ:深山樒(花と... | トップ | ヤマモモ:山桃・楊梅(目立... »
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