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いわゆる団栗らしいドングリを代表するのは、クヌギとアベマキですが、クヌギはともかくアベマキの名は一般にあまり知られていないようです。
クヌギとアベマキの区別点として、葉の裏面が、クヌギは緑色に対し、アベマキは星状毛が密生し灰白色をしているなどがありますが、アベマキの樹皮が灰黒色で縦に深く裂け、コルク層が著しく発達していることも大きい区別点です。戦時中実際にこれでコルク栓を作ったそうです。
アベマキ:(ブナ科コナラ属)は、山地に生える落葉高木で、和名のアベマキは、アバタの意味でこの樹皮の形状からきているといいます。別名にコルククヌギ、ワタクヌギがあります。
写真はこれも神峰山寺の森のもので、古木にふさわしい堂々たる皺でした。