新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ニワゼキショウ:庭石菖(名前は大きいが)

2006-06-20 05:59:03 | 植物観察1日1題
日当たりのよい芝生や草地に生えて、あちこちで短い茎の先に小さい花をつけているのが、ニワゼキショウ:庭石菖(アヤメ科ニワゼキショウ属)です。
北アメリカ原産で、明治中期ごろ、始めは植物園にあったのが野生化して各地にひろがった多年草です。
葉がサトイモ科のセキショウに似ているというのでこの名がありますが、全体の様子からいうとあまりしっくり来ない名です。ナンキンアヤメの別名もあるそうです。
花期は5~6月、花は直径1~1.5cmと小さく、淡紫色、紅紫色、白地に紅紫色のすじが入るものなどがあり中心部は黄色です。
花は1日でしぼみますが、茎の先に細い花柄を出し次々と花を咲かせるのでずっと咲きっぱなしのように見えます。