アキニレ:秋楡(ニレ科ニレ属)の枝先に、扁平で周囲を翼が取りまく形の小さい種子(翼果)が沢山付いています。どちらかというと日本の北部に多く、春に花が咲くハルニレに対して、アキニレは、本洲中部以西から琉球、朝鮮、台湾、中国の温帯から亜熱帯地方に多く分布し、山地や川岸に生える落葉高木で、名のとおり初秋9月ごろ黄色い小さい花が枝先に集まって付きます。ハルニレより葉が小さく、灰褐色の樹皮は、老木になると鱗片状に剥がれ独特の模様になります。
材がケヤキのように堅いことからイシゲヤキ、また川原に多く生えるところからカワラゲヤキなどの別名があります。
その昔、舟木一夫がヒット曲“高校三年生”で歌った“楡の木陰で…”の楡は、ハルニレかアキニレかは歌では定かでありません。多分あなたが通った高校が、北の地方だったのか、本洲西部だったかで決まるということになるでしょう。
材がケヤキのように堅いことからイシゲヤキ、また川原に多く生えるところからカワラゲヤキなどの別名があります。
その昔、舟木一夫がヒット曲“高校三年生”で歌った“楡の木陰で…”の楡は、ハルニレかアキニレかは歌では定かでありません。多分あなたが通った高校が、北の地方だったのか、本洲西部だったかで決まるということになるでしょう。