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記録を見ると、寒かった去年は篠山にセツブンソウ(キンポウゲ科セツブンソウ属)を見に行ったのは雪の降る3月13日でした。(06年3月15日記事)
暖冬の今年は、もうずいぶん前から各地から開花の便りが届いています。
26日、この日も快晴で春を思わせる暖かさでした。行ったのは伊吹山の西山麓のさる。うちやられた畑やその縁は一面のセツブンソウでした。何でも伊吹山から流れ下る石灰質の土壌がこの草に適しているのだそうです。
直径2cmほどの小さく白い花の、花弁と見えるのは萼片で、花弁は退化して黄色い密腺となり、薄紫色の葯はこの密腺より長くなっています。
案内していただいた同行の友人が見つけたのが写真の10弁の八重咲きです。基本は5枚で、1枚程度多い少ないは必ずしも珍しくないようですが、倍の10弁とは大変珍しく、大発見にみんな興奮気味でした。
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