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友人から、いま、私市の大阪市立大学付属植物園で珍しいアオノリュウゼツラン:青の龍舌蘭(ヒガンバナ科リュウゼツラン属)の花が咲いているとの知らせを受け、行ってきました。
メキシコ原産で、黄色の斑がある龍舌蘭に対して青一色なのでアオノがついています。
テキーラの原料にもなるリュウゼツランですが、30~50年かけて1株が1度だけ花を咲かせて枯れてしまうことで知られており、マンネンランの別名があるほか、英語でもCentury plant(世紀の植物)と呼ばれています。
葉は多数集まってつき、多肉で長さ1~2m、数10年経ったものは高さ6~9mの茎を出し、多数の花をつけます。
花は花弁が閉じたままで、開花すると黄色い雄蕊の葯が目立ち、それがしぼむと垂れ下り代わりに雌蕊の花柱が目立ちます。
ちょうど園長さんがおられたので、これから種ができてそれで殖やすのかと尋ねましたら、旧株の根元にできている若い苗を分けて植えるとのことでした。この苗が花をつけるのはまた50年後だと笑っていました。
(「むかごの高槻」の記事もご覧ください)