新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ツキヌキニンドウ:突貫忍冬(突き出る花茎)

2006-06-13 05:34:52 | 植物観察1日1題
少し前、あちこちの垣根の上から赤い房のような花が突き出ていました。
北アメリカ原産のツキヌキニンドウ:突貫(突抜)忍冬(スイカズラ科スイカズラ属)は、常緑のつる性低木で、茎の長さは3mにもなりよく分枝します。
対生し裏面が粉白を帯びる葉は、長さ5~9cmの卵型で、花のすぐ下の葉は柄がなく、基部と基部がくっついていて、茎が1個の葉を突きぬいているように見えるのでこの名があります。
初夏、茎頂に何段も花を輪生し、花は黄紅色筒状で長さ3~5cm、筒に内側は黄色で、先端は五裂,
雄蕊5個、雌しべ1個が花冠から突き出ています。
同じ時期、山に咲いている、やはり忍冬の名を持つ日本産のスイカズラ(17年6月7日記事)とは同じ仲間でもまるで違う派手さで、やはりあちらものの感じです。