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仲間と大阪南港を歩きました。埋め立て地の常として荒涼とした景色を想像していましたが、さすが年月が経つと緑化も進み、結構木陰があったりして、楽しい散歩もできそうです。
それでも海に近いので、海辺特有の植物があり、流通センターになっているので、帰化植物がめだつなど、この地特有の植生相を呈しています。
濠端の遊歩道の敷石の隙間に茎を広げて先端に淡紅色の5弁花をつけているのが、ウシオハナツメクサ:潮花爪草(ナデシコ科ツメクサ属)です。ヨーロッパ原産の一年草で、茎は基部からよく分岐して株になります。ウシオツメクサではないかとも思いましたが、こちらは地を這って先端で立ち上がるとあるのでウシオハナツメクサとしました。
日本のツメクサは、地面近くに小さい白い花をつけ、あまり気にもされない地味な存在ですが、この外来種は、かがみこんでよく見るとなかなか美人です。