どんな花が咲くのかと気になっていて、通るたび注意してみていたのですが、花をつけたのは、ごく少数の木だけでした。
花は直径6~7mmと小さく、白い花弁は4裂し、黄色い雄蕊が2個あります。
オリーブの花に蜜はなく、多量の花粉を風でとばす風媒花ですが、昆虫を媒介して受粉を行う虫媒花でもあるそうです。自家不和合性の品種が多く、実をつけるには受粉樹として異なる品種を近くに植える必要があるといいます。
昨秋写真を撮った、実のついていた木には、今年はまったく花がついていません。今年は裏年ということなのでしょうか。花をつけた僅かな木に果たして実がなるのか、気になることが続きます。