まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

マダニの恐怖

2018-07-09 | 山歩き

先日、シャワーした後、身体を拭いていて、太ももの後ろにぷくっと膨らんだものがあることに気付いた。年を取るとイボができる。もしや年寄りイボ(名前は正確ではない)?

少し引っ張った。何故かむにょーんと伸びた気がして、取れそうな気がしてピッと引っ張ったら取れた。恐るべし。見ると直径7mmほどで肌色だった。イボか!洗面台に置いたら、まるでルンバのように動いた。動く?何で?げーー。反射的にブラシの背で叩いた。

ぶちっと潰れて、赤い血がドバっと散った。死んだ。おぞましい行為だ。正当防衛である。

一体何か起きたか分からなかった。その物が何かも分からなかった。

翌日、母にそのことを話したら、山で育った母は確信を持っていう。「マダニやわ」えっー、ダニって小さいんじゃないんか。いや大きい。引っ張ったら頭が残るんや。目の下にある黒い痕を見せてくれた。小さい時、友達に「ダニがおる」と、言われて取ってもらったらしい。残ったのだという。

急いでネットで調べたら、喰われたら医者へ行って取ってもらわなくてはならないらしい。千切ると頭と口(牙?)が肌に食い込んでいて残る。それが化膿する場合があるらしい。ウイルス感染症もあるらしい。死に至る症例もあるらしい。

しかし、ダニなど見たことがない。多分1mmくらいのものだろうと思っていたので、ルンバのような動きをする手も足もないような丸い7mmほどのものがマダニであることを知らない。血を吸うとまん丸になるのだ。

さて、どこでついたのか考えた。6月30日、弓道仲間でブドウの木でランチをした。いつもは穿かないスカートを穿いて、帰りに退院後の実家の母の様子を見に行った。その時、キウイの枝が伸びているので、何本かビールの空箱に乗って剪定したときにやられたような気がする。後で洗濯したストッキングを見たら、まさしく太もものあたりが小さく破れていた。

けれど、1週間経って何の変化もなければ大丈夫だと高をくくっていた。

つづく・・・


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