まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

昭和のど真ん中

2021-02-01 | 昭和のど真ん中
世間では、昭和を区切るとき、戦前と戦後で区切るが、私は昭和のど真ん中に生まれて、自分の生まれた年で時代を区切っている。
昭和30年代というと、いわゆる高度成長期と共に育っていくわけである。
電話、TV、洗濯機、冷蔵庫・・どんどん家の中に増えていくことを、体感しながら育つのである。
東京オリンピック(昭和39年)の年に生れた弟は、全てが生まれた時にはあったのである。
そして、今ではパソコン、エアコン・・・大根を煮るのもIH。

そして、元号を3つも跨いでしまったことに恐れおののく。
ゆうべ缶の水素水を開けようとして、ついに自力では開けられず、これがひたひたと忍び寄る老いなのかと驚愕した。仕方なくゴムの力を借りたのである。

しかしながら、そのど真ん中にはまだいろいろな役割がある。
高齢の親の面倒を見つつ、まだ一人前ではない孫たちの塾の送迎と、節目ごとの集まりと、出資(入学祝などなど)。
このコロナ禍で、なんとか生活ができることに感謝しつつ。

さて、本題は楽しい仕事のことである。
仕事で寄贈される本の整理をすることがあるが、これがとても楽しい。
眼に入る記事が面白く、また興味深い。多くの方に見てもらえたら本も本望だろう。
古書店のように雑誌も集まり、その中の広告がまた面白い。
昭和30年9月発行の「世界」(岩波書店)と、言う雑誌にあった。
「尽歓談 尚重杯」「かたりつきても のみあきない」こういうの好きだなあ。



このコロナ禍では「遠隔 今一 喉詰」「リモートいまいちのどつまる」
リモートでは、同じ物を食するわけでもなく、目線も合わず、終了のタイミングも分かりづらく、喉に飲み物食べ物が今一流れにくい。
年のせいで呑み込めない訳ではない。





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