エスカレーターの「片側開け」を何としてもやめさせようとする動きが目に余ります。
昨夜もNHKが21時のニュースで延々と垂れ流していましたね。2列乗りが定着している福岡市を絶賛して日本中に広まるといいですね、とキャスター3人が間抜け面をさらしてのほほんと言ってました。で続く「ニュース」が紅白の番宣と、受信料の無駄遣いもいいところです。福岡支局の若い記者が目をキラキラさせて誇らしげに言ってましたが、こんな悪習は福岡だけにしてください。
そもそも両側立ちの方が処理能力が高いという時点で算数も出来ないお猿さんですからね。お猿さんにもわかるように説明すれば、両側立ちしている状態で片側の列だけ歩かせてみればわかる話です。本来立っている片側と同じタイミングで出口に至るはずの人は先に出口を通過しますよね。その先頭から出口に至った時に横を通過する人までの数が片側開けで増加する処理数です。
ただし立ちたい人(歩きたくない人)が一定数を超えれば、最終的に捌くために必要な時間は短くなりますが、ある時点で立っている人が両側立ちなら早く出れるということはありません。その時点で歩いていた人が立つことになりますから、立ち位置が前に来ることはないですよね。
それとお猿さんは両側立ちは総てのステップに2人立っている前提で計算しますが、そもそもそんなことはないですし、ソーシャルディスタンスの奨励下では積極的に1段開けとなっており、ますます処理能力は下がりますから、片側開けの方が圧倒的に処理能力が高いです。そういうインチキまでして進めないといけないという時点で社会にとって有害な施策です。あと、ラッシュ時は階段がない箇所で両側立ちになってしまうと高い確率でホームに降車客が滞留しますからね。これは経験則から来る「事実」です。
番組(もはや「ニュース」とは呼べない)では病気で半身麻痺となり右側にしか立てない人を取り上げて左側立ちの強制ガーと騒いでいましたが、馬鹿ですか、そういう方は右側に立てばいいんですよ。その他の人が気を遣って迂回すればいいのです。「左、全開け、左、全開け、全開け、右、全開け、全開け、左、全開け、左」というように立てば、右にしか立てない人は右に立ち、歩く人はそこを迂回することで丸く収まります。関西でも空港や鉄道駅で非関西人が左側立ちをしているとそうやって交わしていますからね。ちなみに上記で減少する処理数は1人だけ。実に丸く収まります。
必死になって両側立ちの福岡市交の駅の動画を流していましたが、「階層の差が少ない」「階段がすぐ脇にある」「階段の方が広い」という条件も見逃せません。両側立ち強制で問題視されているのが、「歩くより遅い」「階段がない」という状態で立ち止まることを強制されることです。階段がないのに歩くより遅い移動を強制することは果たして正しいのか。その移動時間で十分な接続が取られているわけでもない状態(山手線ですら「運転間隔の調整」と言って5分程度の所要時間差が付きますからね)では、お猿さんにありがちな「ちょっと急いで何の意味が」という主張が実に失当で、その緩慢が10分、30分、1時間になるのですから。まさかそれに備えて余裕を持った行動を、と言うつもりじゃないですよね。限りある時間をいくらでも使えるようなお猿さんに人の時間を刈り取られたくはありません。
片側開けはマナーであり、本来ルール化すべき話です。階段がないなどエスカレーター経由での移動が必須になっている中で、歩くより遅い速度で運行する以上は、「足止め」を食らわせているわけですから。いろいろな例外はありますが、それは「こうしましょう」と制度化すればいい話です。その昔の阪急梅田駅のムービングウォークが「歩く歩道」(≠「動く歩道」)で両側歩きだったように立ち止まるなというのはさすがに歩く側のエゴですが、片側開けはそうしたエゴを押し付けずにお互いが譲り合って両方の目的を達成できるというwin-winであり、それが利用者の側から自発的に確立したという社会現象としてもユニークかつ有益な事象です。
まさかそういう流れが気に食わないのでしょうかね、確立した事象を必死になって撤回させようとする流れは。
そうそう、エスカレーターの機器ガー、というお猿さんも出てきそうですし、メーカーも片側立ちを否定していますが、あの、流動が少ない場所だと常に片側立ちですよね。わざわざ並んで立ったら不審者ですから。それで壊れるような機械だったらPL法の対象ですよね。メーカーは常にこうした「自発的な」利用方法を嫌がるわけで、その典型がベビーカー。交通機関の車内では畳みましょう、とメーカーは四半世紀くらい前まで平気で言ってたんですよ。車内で使うと壊れる、安全が担保できないとまで言って。今から見たら「あんた何を言ってるの」の世界ですが、じゃあ今のベビーカーは設計が大きく変わりましたか?少なくとも車内利用を前提にして強化しましたとは言ってませんよね。それどころか軽量化が進んでいますが。エスカレーターも同じ類でしょう。
あと必死になって両側立ちを推奨するがあまり、商業施設のエスカレーターを持ち出すのも噴飯ですね。駅という移動の一環で利用される場所でのエスカレーターと、目的地である商業施設内のエスカレーターでは意味合いも違います。商業施設で走ったり駆け込んだりする人はいないでしょ。あっ、エキナカのせいで勘違いしているのか。お猿さんレベルだと。
エスカレーターを歩かせたくないのであれば、最低限エスカレーターの速度を上げること。その状態でさらに歩くと出口での速度差が付き過ぎて足がすくむため結果処理能力が下がりますし、もともと速いのであれば歩くことによる処理能力向上幅は小さくなりますから、両側立ちへの抵抗感も低下します。あるいは同じ場所で複数台のエスカレーターを運用している場合、立つエスカレーター、歩くエスカレーターと機器単位で分けてしまうこと。これで立つ人と歩く人の交錯も無くなります。番組の動画では福岡市交の駅で、上りエスカレーターが2台あるのに両方両側立ちを推奨という間抜けな運用をしていましたが、そこまでして足止めを食らわせたいんでしょうか。
少なくとも歩くより遅いことで「足止め」というデメリットを強いる両側立ちは、譲り合いの思いやりの欠片もない立つ側の「エゴ」ともいえます。
昨夜もNHKが21時のニュースで延々と垂れ流していましたね。2列乗りが定着している福岡市を絶賛して日本中に広まるといいですね、とキャスター3人が間抜け面をさらしてのほほんと言ってました。で続く「ニュース」が紅白の番宣と、受信料の無駄遣いもいいところです。福岡支局の若い記者が目をキラキラさせて誇らしげに言ってましたが、こんな悪習は福岡だけにしてください。
そもそも両側立ちの方が処理能力が高いという時点で算数も出来ないお猿さんですからね。お猿さんにもわかるように説明すれば、両側立ちしている状態で片側の列だけ歩かせてみればわかる話です。本来立っている片側と同じタイミングで出口に至るはずの人は先に出口を通過しますよね。その先頭から出口に至った時に横を通過する人までの数が片側開けで増加する処理数です。
ただし立ちたい人(歩きたくない人)が一定数を超えれば、最終的に捌くために必要な時間は短くなりますが、ある時点で立っている人が両側立ちなら早く出れるということはありません。その時点で歩いていた人が立つことになりますから、立ち位置が前に来ることはないですよね。
それとお猿さんは両側立ちは総てのステップに2人立っている前提で計算しますが、そもそもそんなことはないですし、ソーシャルディスタンスの奨励下では積極的に1段開けとなっており、ますます処理能力は下がりますから、片側開けの方が圧倒的に処理能力が高いです。そういうインチキまでして進めないといけないという時点で社会にとって有害な施策です。あと、ラッシュ時は階段がない箇所で両側立ちになってしまうと高い確率でホームに降車客が滞留しますからね。これは経験則から来る「事実」です。
番組(もはや「ニュース」とは呼べない)では病気で半身麻痺となり右側にしか立てない人を取り上げて左側立ちの強制ガーと騒いでいましたが、馬鹿ですか、そういう方は右側に立てばいいんですよ。その他の人が気を遣って迂回すればいいのです。「左、全開け、左、全開け、全開け、右、全開け、全開け、左、全開け、左」というように立てば、右にしか立てない人は右に立ち、歩く人はそこを迂回することで丸く収まります。関西でも空港や鉄道駅で非関西人が左側立ちをしているとそうやって交わしていますからね。ちなみに上記で減少する処理数は1人だけ。実に丸く収まります。
必死になって両側立ちの福岡市交の駅の動画を流していましたが、「階層の差が少ない」「階段がすぐ脇にある」「階段の方が広い」という条件も見逃せません。両側立ち強制で問題視されているのが、「歩くより遅い」「階段がない」という状態で立ち止まることを強制されることです。階段がないのに歩くより遅い移動を強制することは果たして正しいのか。その移動時間で十分な接続が取られているわけでもない状態(山手線ですら「運転間隔の調整」と言って5分程度の所要時間差が付きますからね)では、お猿さんにありがちな「ちょっと急いで何の意味が」という主張が実に失当で、その緩慢が10分、30分、1時間になるのですから。まさかそれに備えて余裕を持った行動を、と言うつもりじゃないですよね。限りある時間をいくらでも使えるようなお猿さんに人の時間を刈り取られたくはありません。
片側開けはマナーであり、本来ルール化すべき話です。階段がないなどエスカレーター経由での移動が必須になっている中で、歩くより遅い速度で運行する以上は、「足止め」を食らわせているわけですから。いろいろな例外はありますが、それは「こうしましょう」と制度化すればいい話です。その昔の阪急梅田駅のムービングウォークが「歩く歩道」(≠「動く歩道」)で両側歩きだったように立ち止まるなというのはさすがに歩く側のエゴですが、片側開けはそうしたエゴを押し付けずにお互いが譲り合って両方の目的を達成できるというwin-winであり、それが利用者の側から自発的に確立したという社会現象としてもユニークかつ有益な事象です。
まさかそういう流れが気に食わないのでしょうかね、確立した事象を必死になって撤回させようとする流れは。
そうそう、エスカレーターの機器ガー、というお猿さんも出てきそうですし、メーカーも片側立ちを否定していますが、あの、流動が少ない場所だと常に片側立ちですよね。わざわざ並んで立ったら不審者ですから。それで壊れるような機械だったらPL法の対象ですよね。メーカーは常にこうした「自発的な」利用方法を嫌がるわけで、その典型がベビーカー。交通機関の車内では畳みましょう、とメーカーは四半世紀くらい前まで平気で言ってたんですよ。車内で使うと壊れる、安全が担保できないとまで言って。今から見たら「あんた何を言ってるの」の世界ですが、じゃあ今のベビーカーは設計が大きく変わりましたか?少なくとも車内利用を前提にして強化しましたとは言ってませんよね。それどころか軽量化が進んでいますが。エスカレーターも同じ類でしょう。
あと必死になって両側立ちを推奨するがあまり、商業施設のエスカレーターを持ち出すのも噴飯ですね。駅という移動の一環で利用される場所でのエスカレーターと、目的地である商業施設内のエスカレーターでは意味合いも違います。商業施設で走ったり駆け込んだりする人はいないでしょ。あっ、エキナカのせいで勘違いしているのか。お猿さんレベルだと。
エスカレーターを歩かせたくないのであれば、最低限エスカレーターの速度を上げること。その状態でさらに歩くと出口での速度差が付き過ぎて足がすくむため結果処理能力が下がりますし、もともと速いのであれば歩くことによる処理能力向上幅は小さくなりますから、両側立ちへの抵抗感も低下します。あるいは同じ場所で複数台のエスカレーターを運用している場合、立つエスカレーター、歩くエスカレーターと機器単位で分けてしまうこと。これで立つ人と歩く人の交錯も無くなります。番組の動画では福岡市交の駅で、上りエスカレーターが2台あるのに両方両側立ちを推奨という間抜けな運用をしていましたが、そこまでして足止めを食らわせたいんでしょうか。
少なくとも歩くより遅いことで「足止め」というデメリットを強いる両側立ちは、譲り合いの思いやりの欠片もない立つ側の「エゴ」ともいえます。
客が根負けして、「やれやれ、うるさいから…」と仕方なく立ち止まっているなら、福岡市交通局はかなり傲慢な「お客さま」とは口ばかりの組織に映りますね。
もっとも福岡の人の特徴で、「福岡いいですね、すごいですね」と言っている間は機嫌いいが、課題点を指摘するとガラッと不機嫌になり、最後は「そんなに福岡がイヤなら、あなたの地元に帰ればいいでしょ!」とキレ散らかす。べつに課題点を指摘するのは嫌いだからでなく、改善すればより良くなれるからに過ぎないのですが。
(管理人様が「お猿さん」と例えていましたが、福岡市には「ユニバーサルシティ福岡」というキャッチコピーと一緒に、マヌケ面した猿の顔のマークがあるので、なんだかリンクしているようで笑えます)
余談ですが以前、掲示板に書きこみしようとしたら、「IPアドレスのない端末からは書きこみできません」と拒否されてしまいました。teacupの頃から出先や昼勤→夜勤の間の長休みにスマホから書き込むことが多かったのですが、ちゃんと設置したPCからでないと参加できないようですね。
あと、アーカイブサイト(最初の写真が飛行機上からの夜景のもの)に、「2022年12月をもってサービスを終了します」と出ているのですが。たった4年でサービス終了とは…。
(でも、お猿さんのマークがマヌケなのは変わらないですが)
あとスマホからのコメント投稿が出来ないんですか。普段していないので気が付きませんでした。管理者メニューから確認しましたが、投稿者用としてスマホからの投稿用アドレスはありますが、コメントの制御や切り替えについての情報がないので、Gooの仕様でしょうか。
番組での福岡市交の駅は1号線規格のように見えました。実は私自身はエスカレーターでは立っているんですが、場合によっては歩きます。京成津田沼、新橋、大崎のように1人幅という間抜けなエスカレーターの場合は歩きます。
バリアフリーという意味ではエレベーターが本命ですが、ただでさえ待たされるところに、「元気な老人」が群がって待たされるというのも嫌ですね。ベビーカーを押していた頃もそうでしたし、最近では海外出張などでスーツケースを使う際にエレベーター経由にならざるを得ないのにハイキング仕様の老人が占拠しているのを見ると腹が立ちます。
福岡の地下鉄、空港・箱崎線なら博多筑紫口ですかね?この線の階段はエスカレーター併設がほとんどのため、そのぶんエスカレーターが2機並んで設置された場所というのは少ないので。
元気な老人…たまに、エレベーターが到着していると、乗るためにわざわざ走ってくるジジイがいますね(爆)「エスカレーターは歩くように出来てない」という人もいますが、そんなこと言っていると外国から「日本製品は、そんなにヤワなの!?」と突っ込まれないか、心配になります(モスクワの地下鉄のエスカレーターはすごく速いそうなので、そっちの方が頑丈なのでしょうが)