グランクラスのフルサービスの料金が、1個列車におけるサービスの内容ではなく走行する会社の数に応じて決まるという阿漕な設定を指摘しましたが、そういう内容を考えたら、航空の上級サービスと比較する以前の問題というレベルですね。
(震災直後、暫定復活した「はやぶさ」にて)
価格見合いのサービスになっているか、というか、同じ価格でサービスに格差はないか、という部分は航空の足元にも及ばないわけで、プレミアムクラスの料金を取るのであれば、食事時間帯とそれ以外で付け得る差異はどの程度か、という検討が見える航空に対し、新幹線は「会社が違うから料金だけは倍になります」ですから。
(北陸新幹線のグランクラス)
食事時間帯を外れる便で提供される「軽食」にしても、オードブルやサンドウィッチが付き、持ち帰り可の有名店の小菓子がセットになっており、決して手は抜いていません。ドリンクサービスをオードブルで楽しめるくらいのレベルです。それでも差異にクレームがあるのか、食事提供時間帯を拡大しているのが現状であり、サービスに対する意識はしっかりしています。
(プレミアムクラスの「軽食」、和食バージョン)
(持ち帰り可の小菓子も)
まあ国内線では「供食サービス」という概念が絶滅しており、プレミアムクラスなどのサービスは付加価値の域ですが、やるからには不公平がないようにしているわけです。
国際線や外国での国内線のように、サービスに供食サービスが含まれている場合は、乗客それぞれの搭乗区間ではなく、飛行機の搭乗可能区間ごとに提供して、出す出さないの差異が発生しないようにしているわけです。親世代の「洋行」で、東西冷戦や航続距離の関係で欧州へは南回りだった時代、香港、サイゴン、デリー、テヘラン、と寄港するたびに機内食が出て、ブロイラーの気持ちがわかった、という笑い話を聞きましたが、見合いの料金だけ取ってサービスはなし、ということはあり得なかったのです。
今でも外国の国内線の寄港便で、毎回機内食(短時間の区間はスナック)が出て、しかも深夜帯にも出た、という体験をしましたが、もし区間や便によってサービスが違うのなら、当然料金に反映されるはずです。クルーズ船だってランチクルーズとディナークルーズで料金が違いますし、当のJR東日本だって、食事や軽食をテーマにしたカスタムトレインでは提供されるサービスに応じて料金が異なっているわけで、なんでグランクラスだけはサービスが一緒なのに料金が異なるのでしょうか。
余談気味になりますが、画像はインドネシアでの国内寄港便搭乗時の食事です。
短距離フライトとなる末端区間ではスナックでしたが、あと2レグは普通の食事。しかし選択肢が2つしかないから2度目の時はCAも私が乗り通しと知っているだけに「こっちよね」と笑いながら前回と違う方を勧めてくれました。
(最初はスナック。ペットボトルの水も付きます)
(2食目はチキンのスパイシー炒めとライス)
(3食目はチキンレバーのミーゴレン)
まあハラール対応もあるのでそもそも肉類は鶏か魚ですが、この時は鶏か鶏レバーかという微妙過ぎる選択肢でした。
(震災直後、暫定復活した「はやぶさ」にて)
価格見合いのサービスになっているか、というか、同じ価格でサービスに格差はないか、という部分は航空の足元にも及ばないわけで、プレミアムクラスの料金を取るのであれば、食事時間帯とそれ以外で付け得る差異はどの程度か、という検討が見える航空に対し、新幹線は「会社が違うから料金だけは倍になります」ですから。
(北陸新幹線のグランクラス)
食事時間帯を外れる便で提供される「軽食」にしても、オードブルやサンドウィッチが付き、持ち帰り可の有名店の小菓子がセットになっており、決して手は抜いていません。ドリンクサービスをオードブルで楽しめるくらいのレベルです。それでも差異にクレームがあるのか、食事提供時間帯を拡大しているのが現状であり、サービスに対する意識はしっかりしています。
(プレミアムクラスの「軽食」、和食バージョン)
(持ち帰り可の小菓子も)
まあ国内線では「供食サービス」という概念が絶滅しており、プレミアムクラスなどのサービスは付加価値の域ですが、やるからには不公平がないようにしているわけです。
国際線や外国での国内線のように、サービスに供食サービスが含まれている場合は、乗客それぞれの搭乗区間ではなく、飛行機の搭乗可能区間ごとに提供して、出す出さないの差異が発生しないようにしているわけです。親世代の「洋行」で、東西冷戦や航続距離の関係で欧州へは南回りだった時代、香港、サイゴン、デリー、テヘラン、と寄港するたびに機内食が出て、ブロイラーの気持ちがわかった、という笑い話を聞きましたが、見合いの料金だけ取ってサービスはなし、ということはあり得なかったのです。
今でも外国の国内線の寄港便で、毎回機内食(短時間の区間はスナック)が出て、しかも深夜帯にも出た、という体験をしましたが、もし区間や便によってサービスが違うのなら、当然料金に反映されるはずです。クルーズ船だってランチクルーズとディナークルーズで料金が違いますし、当のJR東日本だって、食事や軽食をテーマにしたカスタムトレインでは提供されるサービスに応じて料金が異なっているわけで、なんでグランクラスだけはサービスが一緒なのに料金が異なるのでしょうか。
余談気味になりますが、画像はインドネシアでの国内寄港便搭乗時の食事です。
短距離フライトとなる末端区間ではスナックでしたが、あと2レグは普通の食事。しかし選択肢が2つしかないから2度目の時はCAも私が乗り通しと知っているだけに「こっちよね」と笑いながら前回と違う方を勧めてくれました。
(最初はスナック。ペットボトルの水も付きます)
(2食目はチキンのスパイシー炒めとライス)
(3食目はチキンレバーのミーゴレン)
まあハラール対応もあるのでそもそも肉類は鶏か魚ですが、この時は鶏か鶏レバーかという微妙過ぎる選択肢でした。