Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

マグリット展に行ってきました

2015-06-14 00:23:00 | ノンジャンル
乃木坂の国立新美術館で開催中のマグリット展に行ってきました。
我が国での総合的な展覧会は2002年の「不思議空間」以来13年ぶりの開催ですが、前回のそれは神戸在住時代で、なぜか名古屋開催を見に行ったという桃オた観覧でした。



1994年の開催は、諸般の事情で東京開催などに行けず、1995年に巡回する兵庫県立近代美術館(現原田の森ギャラリー)での神戸開催を見に行こうとしていましたが、阪神大震災で中止となり、代替となった大阪開催も含めて見ていませんが、1988年の昼エ・国立近代美術館での開催は見ています。

日本でも絶大な人気を誇る画家だけに、作品が少し出るだけで「マグリット」と大書きされるのですが、今回はそんな心配ご無用の回顧展ですから安心です。20年前には母国ベルギーのブリュッセルの王立美術館にも行きましたが、その後2009年には専用のマグリット美術館が併設されており、こちらは未訪です。

乃木坂駅の6番出口は美術館専用の出入口。美術館本体は無料なので開館時間帯なら通り抜けられます。外に出るとチケット売り場。企画展のみ有料なので妙な位置での発売です。



館内に入り、2階に上がると会場です。「待ち時間はありません」とチケット売り場に書いてありましたが、結構混んでいます。回顧展の構成はまあいつもほぼ一緒ですから、あたりを付けている好みの作品をじっくり見る戦法です。

久々の邂逅に満足しましたが、ちょっと気になったことも。
一通り見て、何か物足りない、と言うか見落とし感が拭えず、もやもやした感じを抱えて出口のミュージアムショップに来て、ああ、と得心したのです。

そう、ャXトカードその他のグッズは代表作、定番の作品を使うわけですが、今回のマグリット展に出展されていない作品が目に付いたのです。
それらの作品(の商品)を見て、もやもや感が消えたというか、会場で目にしていないことによる違和感だったのです。




些か旧聞に属する話ですが

2015-06-14 00:18:00 | ノンジャンル
もう一月が経とうとしてますが、5月16日、17日に幕張で開催されたレッドブルエアレースの話をしましょう。
山手線のラッピング広告など前宣伝に力が入っていたこのイベントですが、日本初の開催とあって話題を呼ぶ半面、どんなイベントなのか皆目見当が、という面もありました。

そもそも飛行機のイベントと言うことは判ってましたが、飛行機なら離着陸する場所が必要で、それが飛行場という先入観があっただけに、近くに小型機が発着できる飛行場ってあったっけ、という疑問もありました。

種を明かせば小型機ゆえの小回りの効きもあり、新浦安の海岸の舗装された護岸が滑走路代わりだったわけで、そこと幕張の往復となると、羽田の着陸コースを思い起こすコースです。

さて、17日に千葉方面にクルマで出かける用事があり、その際に現地を通りがけですが見てみました。
幕張の浜ですから、マリンスタジアムから花見川の間が会場で、普段は人通りはあまり多くない海浜大通りを埋め尽くす人波には驚きました。


(よく見ると歩道に人波)

どこで見ればいいのか、というよりも、ある程度の幅を持って見られることから、マリンスタジアムの東京側の歩道橋から早くも観客が鈴なりで、ピークはベイタウンから花見川の間でした。

会場に台船を浮かべて?旗門と言うかメ[ルを立てて、その間を通り抜けたりするようですが、レシプロエンジンの音を響かせながら飛行機が駆け抜けて行きました。
思ったよりも騒音は響かず、1機ずつ飛ぶのでモータースメ[ツのような爆音の輻輳もありません。


(飛び去る機影)

空を飛ぶということで、結局は見通しさえ利けば海浜大通りあたりからでも十分見えたわけですが、それゆえに有料観覧席の意味が微妙になったようで、メディアに批判記事が出ましたが、まあ日本初の試みですし、見てもらうことを重視したということでいいじゃないでしょうか。


(メイン会場付近)

このあたりは花火大会と一緒で、どこからでも見えるが、いい場所は有料、ということでお互いに納得しているのと同じでしょう。