Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

もうひとつの「光の都」

2006-01-18 23:46:33 | ノンジャンル
11年目の震災の日を迎えました。
払暁、近所であった黙祷の集いに参加して、ロウソクを手に黙祷し、献灯してきました。

退勤後、今度は三宮の東遊園地に行って来ました。ある意味お馴染みになった「1.17」の駐宸フ灯りが輝き、子供たちが作った行灯が光っています。駐宸ナ作られた「1.17」の文字は、一重ではなく二重三重になっていますが、この無数の駐宸ヘ、関連死も含めた6500人余の犠牲者の数と一致します。そう考えた時、犠牲者の数がいかに多いかを痛感します。
その灯りを前に、手を合わせる人、ロウソクを供える人、さまざまな人々の上にはやや力強い音楽が流れています。

ここはルミナリエの円形オブジェの会場ですが、光と音楽が織り成す情景はルミナリエと対照的です。というか、12月のルミナリエと1月17日は、鎮魂というテーマは同じであり、動と静、陽と陰というように、対になった行事だと言う感じがします。
光り輝くアーチに流れる荘厳な音楽に対し、か細い灯りにやや力強い音楽。意図しているのか偶然か、実に対照的です。

ルミナリエと「1.17」、同じ場所で両方を体験してみると、また違う意味が見えてくると思います。

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写真は黙祷のあと登った払暁の岡本・保久良神社から見た市街地。
山手は被害が少なかったと言われますが、神社は悼B鳥居や写真の石灯籠は崩れました。早朝登山のメッカである同地ですが、休憩所が悼オて4名の犠牲者を出すなど、山手も大変だったのです。