酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

DQNネームに思う

2013-05-26 15:03:23 | Weblog
DQNネームというのがあります。
キラキラネームとも言いますが、要するに一風変わった名前のことで、アニメから取った名前とか極端な当て字とかを指すようです。

人様の子供の名前にケチをつけるのはよろしくないのですが、正直あんな名前を付けちゃうのはどうかと思います。

でも日本人って子供の名前をそんなに真剣につける人ばかりじゃなかったのも事実です。
私のおばあちゃんの世代では、末っ子だから末吉とか、もう子供は作りたくない(打ち止めになりますように)でトメなんて名前が普通にありました。
当時は子沢山が多かったので、あまり考えなかったのかな。
逆に現代は少子化で親の思いが過度に凝縮されて、こりすぎた名前になっているのかな。


こう考えると今のDQNネーム(キラキラネーム)も時代の流れであって、すでに私が時代から取り残されているだけなのかもしれません。
もう普通の名前が今の若いパパママ世代には古くさくてカッコ悪いという常識になっているのかも。

ただ、少なくとも現時点でDQNネームが社会的に得することはまずないですよ。
就職のとき、履歴書の名前がココアとかノアとかだったら、なんらかのバイアスがかかった目で見られます。
求人担当が鈴木一郎と長嶋ココアのどちらを採用するかといったら、ココアはちょっとためらいます。
もちろん大切なのは名前ではなく人柄ですけど、本人の人格の前に名付け主である親の見識を疑ってしまうのです。
そういった感性を持った世代が採用権を持っている間は、確実に得はしません。


そもそも名前は親の思いを表明するものという以前に、その子が一生つきあい他人から何万回も呼ばれる、いわば実用品です。
子供は親のペットじゃないんだから、親のオリジナリティを過度に主張するのは止めといた方がいいと思います。

あ、こういうことを言い出すのは老化かな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする