昨日の続きです。
糖尿病の事を調べているうちに、自らも糖尿病になったお医者さん(江部先生)のブログを見つけました。
こちら
この糖質制限食という考え方は、糖尿病だけでなくダイエットにもよさそうです。
今私が行っている炭水化物制限(ローカーボな生活)と同じ、というか、こちらが本家です。
いわゆるGIダイエットも考え方としてはかなり似ています。
私なりに糖質制限食をまとめると、
1.血糖値が上がりすぎると糖尿病患者は合併症の危険が高まり、そうでない人も肥満につながる。
2.現在の糖尿病治療は上がった血糖値を薬で下げることと、カロリー制限が主体の食餌療法が二本柱となっている。
3.しかし大切なのは食後の血糖値を上げないことなので、それならば血糖値を素早く上げてしまう糖質を制限すればよい。
4.カロリーについては太らない程度の配慮で良い
(注:4に関してはこのような表現での記載はありませんが、私はこのように感じました)
全体的な意味としては炭水化物を制限することなのですが、
(定義) 炭水化物=糖質+食物繊維
しかし、食物繊維は血糖値を上げないので無視していいようです。
具体的には先生のブログの2007.8.14、2007.6.5、2007.5.9を読んでみて下さい。
で、この理論が正しかったとすると(失敬だなぁ、この書き方は。)、ダイエッターにとっても凄く衝撃的なことがいくつも出てきます。
つまり、ダイエットは足し算(摂取カロリー)と引き算(消費カロリー)が重要で、そのために摂取カロリーに気をつけるという常識が覆りそうなんです。
つまり、摂取カロリーが高すぎたら太るというのは今までと同じとしても、同じカロリーでも糖質は確実に太り、タンパク質などは太りにくいということになります。
したがって肉、魚、野菜(芋類などを除く)はかなり自由に食べられるので、ダイエットとしては凄く楽になります。
毎晩ステーキという生活の方が、毎晩素うどんより太らない。
ちょっと信じられないですよね?。
さらに細かいことを言うと、高カロリーの代表であるマヨネーズと、カロリーを押さえたローカロリーマヨネーズタイプでは、なんと高カロリーのマヨネーズの方が太りにくい事になります。
つまりカロリー主体の従来の常識ではなく、あくまでも糖質に着目してみると、低カロリータイプには味を調整する為に糖質が多く含まれており、それが血糖値を上げるから太りやすい、という理屈になります。
同じ理由で、高カロリーな油を避けて、ノンオイルでローカロリーなドレッシングを愛用している人は、むしろ太りやすい選択をしていた可能性も出てきます。
(傾向として、ローカロリータイプは糖質を加える事でうま味を出す場合が多い)
要するにカロリーよりもまず糖質を押さえなきゃ意味ない、という理論です。
かなり目からウロコが落ちてます。
とにかく、しばらくローカーボな生活を続けて、またレポートします。
でも、肉魚野菜の生活って食費が高くて(涙)。