超久しぶりに献血をしてきました。
たぶん35年ぶりぐらいかな。
全血献血か成分輸血かは、マラソンのことを考えてリカバリータイムの短そうな成分献血にしました。
こちらの方が時間はかかりますが、ダメージは少ないようです。
気がついた点をいくつか書きます。
採血室は血液の品質保持のため温度が低めです。
特に成分輸血の場合は時間がかかるので、温度調整できる衣服だと安心です。
私はほぼ初めてに近いせいか持病持ちのせいか、事前に心電図検査を受けるなどで時間がかかりました。
次からは少しは早いかもしれませんが、時間には余裕を持ちましょう。
献血するなら予約をしましょう。
特に成分献血は時間がかかるため、いきなり行っても空きがなくて献血できない可能性が高いです。
予約にはラブラッドというサイト・アプリが便利です。
事前に問診票を入力できるのも便利ですが、当日にならないと入力できません(当たり前かな)。
https://www.kenketsu.jp/Login?startURL=%2F
献血をすると各種の血液検査を無料でしてくれますが、ラブラッドを使うと早く血液検査結果が見られます。
私の場合、献血終了後24時間後には見ることができました。早い。
(幸い、どの数値も正常でした)
成分献血には2種類あるのですが、予約が埋まっていて選ぶことができなかったので血小板を選びました。
どう違うのかはよく分からないのですが、まあどちらでも全血献血よりはダメージが少ないようです。
(毎日走りたいので肉体的ダメージは最小にしたい)
流れですが、受付してから医師の問診、採血して血液型と血の濃さの確認、心電図検査、採血室で採血、終わったらロビーで休憩、しばらくしたら係の人から献血カードなどを受け取って終わり、という感じでした。
(それ以降もゆっくり休んでいていい)
私は右手で採血して献血時は左手から抜きましたが、左の方がいい血管だったのでそうなりました。
もし利き腕から抜くと言われたら、ちょっと相談してみて下さい。
採血中、体が冷えてたりすると血流が遅くなり、規定量の採血をするのに時間がかかります。
全血の場合は抜いて終わりですけど、成分献血は抜いた血液から必要な成分だけを取り出して体に戻すので時間がかかります。
全血は400mlか200mlですが、成分献血は血漿で300ml〜600ml、血小板で400ml以下だそうです。
(体重によるようです)
血流量と採血量で必要な時間が変わりますので、献血後には予定を入れない方がいいですよ。
思ったよりも長引くこともありますし、なにより献血後はめまいなどが起きる危険があるので、ゆっくり休んでから帰りましょう。
献血は無償ボランティアですが、場所にもよりますが飲み物やちょっとしたお菓子をいただけます。
私の場合、受付時に紙パックの200mlドリンク、献血中も紙パックのドリンク(数種類から選べる)、献血後は無料自販機で紙コップ飲料とクッキー類とアイスクリームのサービスがありました。
採血室が冷え冷えだったのでアイスは遠慮してスポーツドリンクだけいただきましたが、コーヒー、ココア、ジュースにお茶、アイスもホットも飲み放題でした。
全血でも成分献血でも水分を数百ml抜くわけですから、脱水には充分注意しましょう。
献血後、採血した腕に紙の包帯を巻かれて針を打ったところを圧迫して内出血を防ぎます。
2時間は巻いておいた方がいいのですが、最低でも1時間は巻いておきましょう。
健康診断などで血を抜くときの針の太さは0.4mmから0.8mmですが献血時に使うものは1.2mmですので、針を抜いてから内出血する危険性が高いようです。
採血中は本を読んだりスマホを見たり(通話と撮影は禁止)、TV付きの採血台ならTVも見られます。
ただし採血側の腕はあまり動かすとよくないので注意してください(針が抜けたりしたら危ない)。
採血中はトイレに行けません。
事前に済ませておきましょう。
採血後にトイレに行く場合、めまいがする危険があるので男性の小便でも便器に座ってしましょう。
血を抜いている時間は1時間弱だったと思います。
(前後にも待ち時間含めて時間がかかったので、全体で2時間弱だった)
採血中、人工透析の友人のことを思い出していました。
彼は週3回・1回あたり4時間も太い針で血を抜いて戻しているのですから、本当に健康は大切にしなければと思います。
透析患者は週3回の透析が多く、月水金か火木土が多いそうです。
これだと中2日開く日があるので、曜日に関係なく1日おきに透析した方が良いのではと言ったら、それだと自分が持たないと言っていました。
それだけ透析は肉体的にも精神的にもしんどいそうです。
さて、なぜ献血するかですが、純粋に善意の人もいれば健康診断がわりの人もいるでしょう。
どちらでも構いませんが、エイズ検査目的での献血はNGです。
エイズ検査は保健所などで無料・匿名で行われていることが多いので、そちらをご利用ください。
肝炎などに感染していた場合に郵送で教えてくれるサービスがありますが、断ることもできます。
希望者かつ異常時だけ郵送されるそうなので、それらの検査をしたいのなら献血ではなくかかりつけ医で検査しましょう。
異常があっても郵便事故で届かなかったら意味ないですよ。
献血可能なのは70歳までですが、65歳以降も献血できるのは60歳から65歳までの間に献血した人だけだそうです。
還暦オーバーの方はご注意ください。
人のためになるだけでなく簡単な健康診断がわりにもなるので、たまには献血するのもいいですよ。
特に糖尿病が心配な人はGA(グリコアルブミン)の数字に注意しましょう。
GAは直近約2週間の平均血糖値が分かるので、HbA1cよりも短期間で反映されます。
これを利用して、まず1回献血してから次の献血までは食生活を変えてみて、それでGAの変化を見れば食生活と血糖値の相関関係が分かります。
意識的に炭水化物を多めにしたり少なくしたりすることで、食生活の改善に役立ちます。
HbA1cは過去2ヶ月の平均血糖値なので、短期間の変化は反映されません。
空腹時血糖はその瞬間の血糖値しか示していません。
なので年1回の検査ならHbA1cの方が良いのですが、食生活や運動量を変化させて血糖値がどう変化するかを見るのならGAが便利です。
タダで人のためにもなるので、ぜひご検討ください。
たぶん35年ぶりぐらいかな。
全血献血か成分輸血かは、マラソンのことを考えてリカバリータイムの短そうな成分献血にしました。
こちらの方が時間はかかりますが、ダメージは少ないようです。
気がついた点をいくつか書きます。
採血室は血液の品質保持のため温度が低めです。
特に成分輸血の場合は時間がかかるので、温度調整できる衣服だと安心です。
私はほぼ初めてに近いせいか持病持ちのせいか、事前に心電図検査を受けるなどで時間がかかりました。
次からは少しは早いかもしれませんが、時間には余裕を持ちましょう。
献血するなら予約をしましょう。
特に成分献血は時間がかかるため、いきなり行っても空きがなくて献血できない可能性が高いです。
予約にはラブラッドというサイト・アプリが便利です。
事前に問診票を入力できるのも便利ですが、当日にならないと入力できません(当たり前かな)。
https://www.kenketsu.jp/Login?startURL=%2F
献血をすると各種の血液検査を無料でしてくれますが、ラブラッドを使うと早く血液検査結果が見られます。
私の場合、献血終了後24時間後には見ることができました。早い。
(幸い、どの数値も正常でした)
成分献血には2種類あるのですが、予約が埋まっていて選ぶことができなかったので血小板を選びました。
どう違うのかはよく分からないのですが、まあどちらでも全血献血よりはダメージが少ないようです。
(毎日走りたいので肉体的ダメージは最小にしたい)
流れですが、受付してから医師の問診、採血して血液型と血の濃さの確認、心電図検査、採血室で採血、終わったらロビーで休憩、しばらくしたら係の人から献血カードなどを受け取って終わり、という感じでした。
(それ以降もゆっくり休んでいていい)
私は右手で採血して献血時は左手から抜きましたが、左の方がいい血管だったのでそうなりました。
もし利き腕から抜くと言われたら、ちょっと相談してみて下さい。
採血中、体が冷えてたりすると血流が遅くなり、規定量の採血をするのに時間がかかります。
全血の場合は抜いて終わりですけど、成分献血は抜いた血液から必要な成分だけを取り出して体に戻すので時間がかかります。
全血は400mlか200mlですが、成分献血は血漿で300ml〜600ml、血小板で400ml以下だそうです。
(体重によるようです)
血流量と採血量で必要な時間が変わりますので、献血後には予定を入れない方がいいですよ。
思ったよりも長引くこともありますし、なにより献血後はめまいなどが起きる危険があるので、ゆっくり休んでから帰りましょう。
献血は無償ボランティアですが、場所にもよりますが飲み物やちょっとしたお菓子をいただけます。
私の場合、受付時に紙パックの200mlドリンク、献血中も紙パックのドリンク(数種類から選べる)、献血後は無料自販機で紙コップ飲料とクッキー類とアイスクリームのサービスがありました。
採血室が冷え冷えだったのでアイスは遠慮してスポーツドリンクだけいただきましたが、コーヒー、ココア、ジュースにお茶、アイスもホットも飲み放題でした。
全血でも成分献血でも水分を数百ml抜くわけですから、脱水には充分注意しましょう。
献血後、採血した腕に紙の包帯を巻かれて針を打ったところを圧迫して内出血を防ぎます。
2時間は巻いておいた方がいいのですが、最低でも1時間は巻いておきましょう。
健康診断などで血を抜くときの針の太さは0.4mmから0.8mmですが献血時に使うものは1.2mmですので、針を抜いてから内出血する危険性が高いようです。
採血中は本を読んだりスマホを見たり(通話と撮影は禁止)、TV付きの採血台ならTVも見られます。
ただし採血側の腕はあまり動かすとよくないので注意してください(針が抜けたりしたら危ない)。
採血中はトイレに行けません。
事前に済ませておきましょう。
採血後にトイレに行く場合、めまいがする危険があるので男性の小便でも便器に座ってしましょう。
血を抜いている時間は1時間弱だったと思います。
(前後にも待ち時間含めて時間がかかったので、全体で2時間弱だった)
採血中、人工透析の友人のことを思い出していました。
彼は週3回・1回あたり4時間も太い針で血を抜いて戻しているのですから、本当に健康は大切にしなければと思います。
透析患者は週3回の透析が多く、月水金か火木土が多いそうです。
これだと中2日開く日があるので、曜日に関係なく1日おきに透析した方が良いのではと言ったら、それだと自分が持たないと言っていました。
それだけ透析は肉体的にも精神的にもしんどいそうです。
さて、なぜ献血するかですが、純粋に善意の人もいれば健康診断がわりの人もいるでしょう。
どちらでも構いませんが、エイズ検査目的での献血はNGです。
エイズ検査は保健所などで無料・匿名で行われていることが多いので、そちらをご利用ください。
肝炎などに感染していた場合に郵送で教えてくれるサービスがありますが、断ることもできます。
希望者かつ異常時だけ郵送されるそうなので、それらの検査をしたいのなら献血ではなくかかりつけ医で検査しましょう。
異常があっても郵便事故で届かなかったら意味ないですよ。
献血可能なのは70歳までですが、65歳以降も献血できるのは60歳から65歳までの間に献血した人だけだそうです。
還暦オーバーの方はご注意ください。
人のためになるだけでなく簡単な健康診断がわりにもなるので、たまには献血するのもいいですよ。
特に糖尿病が心配な人はGA(グリコアルブミン)の数字に注意しましょう。
GAは直近約2週間の平均血糖値が分かるので、HbA1cよりも短期間で反映されます。
これを利用して、まず1回献血してから次の献血までは食生活を変えてみて、それでGAの変化を見れば食生活と血糖値の相関関係が分かります。
意識的に炭水化物を多めにしたり少なくしたりすることで、食生活の改善に役立ちます。
HbA1cは過去2ヶ月の平均血糖値なので、短期間の変化は反映されません。
空腹時血糖はその瞬間の血糖値しか示していません。
なので年1回の検査ならHbA1cの方が良いのですが、食生活や運動量を変化させて血糖値がどう変化するかを見るのならGAが便利です。
タダで人のためにもなるので、ぜひご検討ください。