酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

口座も終活

2023-05-30 12:00:24 | Weblog
三菱UFJ銀行が振込手数料を値上げするそうです。

店頭の他行あて振込は990円、ATMでは現金振込が880円、カードが275円。
相当な金額です。

まあキャッシュレス時代ですから現金派は切り捨てられていくのは仕方がないのですが、ネットバンクをしていない人はどんどん不便で損をします。

そして、休眠口座や少額講座を対象に口座維持管理料を取る銀行も増えてきました。
それなりの残額があって適度な取引があれば別ですが、放置していると年間1000円前後の手数料が取られてどんどん損をします。

私はスルガ銀行に口座を持っていたのですが、口座維持管理料が導入され入出金が一定期間ないと毎年1320円の手数料が取られ、残額がゼロになると自動解約だそうです。
以前は金利のいい商品があったスルガ銀行ですが最近は全くなく、休眠口座になっていました。
同行はかぼちゃの馬車への不正融資が報じられており、たぶん今後もいい商品は出ないと判断して解約を申し込みました。

同行の普通預金の残高は数十円、振り込み手数料にもならない金額です。
近所に同行の窓口はないので下ろすこともできず、放棄する書面を書くことになるんだろうと思っていたら、別銀行の私の口座へ振り込んでくれるそうです。
なんか申し訳ない気が。


一時期は金利の高い商品を見つけたらすぐ口座を作って預けていました。
しかし継続していい金利の商品がある銀行は少なく、満期になったら引き出して休眠口座になるところばかりです。
もう隠居で預金が増えることもないので、終活も兼ねて機会があるたびに口座を閉じています。
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隠居のリアル・・・年金悲喜こもごも

2023-05-17 13:33:04 | Weblog
隠居といえば年金、いくらもらえるのかは現役時代の年収や働いていた期間、そして自営か会社員かで大きく変わります。
自営業の場合は国民年金ですから満額でも年80万円程度、勤め人の場合は厚生年金ですから年収と勤務年数によって大きく変わります。
仮に厚生年金で年150万円もらえる人と比較したら、国民年金は85歳までの20年間で1400万円の差が出ます。
ですから国民年金の方はなるべく早い時期から老後のことを考えないと大変です。

私の周囲は厚生年金の人が多いのですが、年金月額は15万円から多くても20万円程度のようです。
これは男性の年金だけで奥さんの分は入れていませんし、これから貰う人も含んでの数字です。

ちなみに奥さんの年金額はなかなか聞く機会がないのですが、男性よりも相当低い感じです。
また女性は個人差がすごく大きい気がします。
おそらく働き方というか、独身で働き続けたか専業主婦で国民年金が長いかの差でしょう。
男性でも自営業の方は国民年金ですが私の周囲に自営業の人は少ないので、自営業の知人が多ければ男性でも差が大きいと感じるのでしょう。

年金だけでで生活できるかどうかが老後の大きな問題ですが、個人差が大きいのでなんとも言えません。
一人暮らしの場合に必要な生活費がいくらになるのか、参考になる数字が生活保護費です。
東京の場合の生活保護費は単身者で家賃5.3万円、生活費7.6万円、計13万円、2人世帯で家賃6.4万円、生活費12.3万円ほどだそうです。

ということは、これだけあれば憲法に保障された最低限の文化的生活が送れるはずです。
(最低限度ですが)

生活保護の場合は医療費がタダとか光熱費の減免などがあるので単純に比較はできませんが、それらを月1万円と仮定すれば家賃を除いた生活費は単身者で9万円弱、2人世帯で13万円強です。
これが最低限必要であろう生活費になりそうですが、もちろん個人差があります。
趣味などでお金が必要な人はこれでは足りないでしょうし、持病が多ければ増えますし、こんなに使わない人もいるでしょう。

一番大きな問題は家賃(住宅費)です。
戸建ての持ち家でローンが終わっていれば固定資産税の月割分だけですから、月1万円以下で済みますが、修繕費を別に用意しておかないと後で困ります。
マンションの場合は管理費等が月2万円前後かかり、これに固定資産税が加わります。
マンションの場合は大規模修繕の時のために積み立てていますが、それでも資金不足で何十万円単位の一時金を徴収されることも珍しくありません。
そして戸建てでもマンションでも築年数によっては自分の寿命よりも先に建て替えとなるでしょうから、その時にどうするかも大きな問題です。

賃貸だともっと多くのお金がかかりますし、更新料も考えておかなければなりません。
また終のすみかにできるかどうかも問題で、老朽化などで立ち退きを迫られることも珍しくはありません。
そうなった時に高齢者は新たに借りられないリスクもあります。


非正規雇用だった人は正規雇用よりも年収が低めのせいで年金額が月10万円前後と低めの人も目立ちます。
そして、そういった人は余裕もなかったのか蓄えも少ないようです。

厚生年金の場合、平均年収300万円で年金額は140万円(月額11.7万円)、平均年収が600万円で年金額は200万円(月額16.7万円)と言われています。
年齢(若い人ほど年金額は下がる)や基金に加入しているかどうかなどでも違ってきますが、月20万円の年金をもらうには平均年収で730万円が必要だそうです。

生涯賃金の平均は2億1千万円と言われていますが、これが40年働いた結果とすると平均年収は525万円です。
ということは年金を月20万円貰うには生涯賃金で3億円近くが必要、これは大卒以上で1000人以上の企業で働いてないと難しい数字です。


定年後は否でも応でも年金受給額という現実を突きつけられます。
それぞれいろいろな事情があったとはいえ、年金額という数字で現実を突きつけられるのは結構精神的にこたえます。
特に定年まで自分の年金額を確認しなかった人は心の準備が全くできておらず、定年間際になって想像よりも遥かに少ない年金額に愕然とすることになります。

別に年金額が少なくてもその人の人生を否定されるわけではないのですが、それまでの人生が金額となって提示されるのは相当ショックですし、なによりも老後の生活設計に大きく影響します。
ですから50歳を過ぎたら年金受給予定額をしっかり調べて、もし少ないようでしたら頑張って老後資金を貯めましょう。
年に一回、ねんきん定期便が誕生月付近に郵送されますので、しっかり見ておきましょう。

定期便には、50歳未満の人は「これまで払った年金額から計算された支給額」が書かれ、50歳以上の人は「今の年収が60歳まで続いた場合の支給額」が書かれています。
ですから50歳未満の人は加入期間が増えれば予想年金受給額は増えていきます。
でも50歳以上の場合は今の年収が60歳まで続いた場合の数字ですので、50代半ばで役職定年などで年収が下がったり、60歳前に退職する場合は書かれている金額より少なくなります。

ぜひ、ねんきんねっとに登録して支給額をシミュレートしてください。
ねんきんねっとでは細かいシミュレートができます。
例えば57歳で退職してバイトで働いて60歳までは国民年金に加入するとどうなるか、55歳で年収が半減したらどうなるかなど、細かくシミュレートできます。
私は何度もねんきんねっとで確認して、いつ退職したら年金はいくらになるか何回も確認していました。
備えあれば憂いなし、です。


しっかりした人は個人年金に入っているのでしょうけど、私は若い時にそんな経済的余裕はありませんでした。
(仮に余裕があっても保険会社の破綻リスクやインフレがある貯蓄型の保険が大嫌いだったので加入はしなかったでしょうけど)
ですから老後は公的年金と貯金しかありません。
幸いそれで十分なので後悔していませんが、そういったこれまでの人生の選択の結果が数字で示されるのが老後経済です。


そうそう、悲惨なのが熟年離婚です。
老後は自分と奥さんの年金でそれなりに暮らせると思っている人も多いでしょう。
自分が18万円で奥さんが6万円としたら24万円、まあそれだけあれば夫婦二人で暮らせると思っていても離婚してしまうと奥さんの分はなくなります。
さらに自分の厚生年金部分の約半分を奥さんに持っていかれます。
そうなると24万円のはずが15万円程度になったりしますし、財産分与で貯金や家も奥さんと分けることになります。
(奥さんの取り分は厚生年金加入期間のうち結婚していた期間の半分なので、結婚生活が短ければ割合は下がります)

熟年離婚は以前からいがみ合っていた夫婦とは限りません。
夫は全く気がついていないけど奥さんは相当前から積もり積もった不満があって、それが定年と同時に熟年離婚になることも多いそうです。
寝耳に水の夫のショックは相当なもので、それが原因で鬱を発症した知人もいますが、踏んだり蹴ったりで掛ける声もありません。
しかも定年後となるとやり直す時間も体力も乏しく、ため息をつくしかありません。

年金額から夫婦の話になってしまいましたが、それも含めて人生のツケも果実も直面することになるのが老後なのでしょう。
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ヤマザキ春のパン祭り、3回目の参戦

2023-05-13 17:09:59 | Weblog
昔は小馬鹿にしていた山崎製パンの春のパン祭り、隠居したあたりから毎年参戦するようになりました。
今年は30点のシールを集めなければいけないのですが、たしか昨年は27点ぐらいだった気が。

期間中に点数シールを集めるのはたいして苦にならず、ただパンを買うときにヤマザキ製品を第一候補にすることと、値段と点数を比較してよりお得(と思われる)ものを選ぶようになりました。
思う壺ですね・・・・。

めでたく点数を集めきったので、先日近所のスーパーのレジで引き換えてきました。
毎年やや小さめの白い皿やボウルですが、今年何をもらったんだっけ・・・
小さめのボウルだった気がします(汗)
4月末に引き換えていたので、もう忘れちゃいました
やばい、認知症初期かな

私は結構マメな方なのですが、働いているときはこの手のキャンペーンには手を出しませんでした
貰えるものは正直大したものではないし、それをもらうためだけにその会社の製品を買うのは馬鹿馬鹿しいと思っていました
そんな景品よりも買いたいものを買う方が利口だし、手間だって多少はかかります
今だって得か損かといえば、そんなに得だとは思いません
でも、こういったことが楽しいと思えるのが隠居なんでしょうね

これまで仕事に費やしていたリソースは隠居と同時にフリーになります
でも仕事に使っていたエネルギーが100%隠居後に余るという感じではなく、現役時代は相当無理して100の力を出していたけど隠居後はアクセルを緩めて生きているので60ぐらいに下がる感じがします
そして、その60の力を使い切る必要もないと思うのです

現役時代は3000ccの車をアクセル全開で高速道路をぶっ飛ばして他車を抜きまくっていたけど、隠居後は1500ccの小型車で流れに乗って走る、そしてさらに歳を重ねたら軽自動車で下道をゆっくり走るのでしょう

どれがいいという問題ではなく、現役時代は時間に追われてそうするのが正義だったけど、隠居して時間がある今は急ぐ必要はない、急ぎたい人は急げばいいいけど、そういう人はきっと隠居せずに生涯現役で働くのでしょう

こういった変化があるとは隠居するまでは予想もしませんでした
これはこれで楽しいですよ
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