酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

高島平ロードレース完走記

2019-10-21 19:43:17 | マラソン大会
久しぶりに高島平ロードレースを走ってきました。
20kmの部をなんとか完走してきました。
参加したのは何年ぶりだろう。
最後に出たのは10年近く前かもしれません。

相当硬派な大会です。
10kmは55分、20kmは1時間40分の制限時間もきつめですが、曲者なのは20kmの部の関門(15km)が完走ペースよりも速いこと。
20kmを100分ならキロ5分ですが、関門はそれより速く走らないとだめです(15km関門が73分)。
「マラソンあるある」の一つですが、制限時間より関門の方が速いペースで走る必要があるレースって意外とあるのです。
ご注意あれ。

さて、久々に出た印象です。
関門は随分シンプルになりました。
以前は数箇所あって、最終関門が19kmすぎとか、もう鬼って感じでした。
(そこまで来たらゴールさせて欲しいけど、交通規制の関係でしょう)
今は20kmの部は15km関門だけになりました。
想像ですが、一度消滅しかけた大会が関係者の努力で復活した経緯があるので、予算的に厳しいんじゃないかしら。
人の配置などの関係で関門を減らしたのではないかと・・・想像ですが。

参加賞はTシャツからタオルになりました。
小ぶりですが、いいデザインです。
記録証は後日郵送のハガキから即日発行の普通の紙(A4サイズ)になり、クリアファイルに入れてくれるのが親切です。
フィニッシュ後にもらえるのはバナナだけになりました。

近くの小学校に男子更衣室があって、そこに結果速報が張り出されます。
(昔は会場内だった)

一番驚いたのがレース順、最終レースだった20kmが最初になって8時半スタート。
早起きしないといけないのですが、気温的には早い時間の方が有利です。
今年は20kmが終わるまで曇っていて、その後晴れて暑くなりました。
10kmか5kmの選手が脱水っぽい感じで運ばれていましたから、20kmは気温的にはお得です。
(制限時間的に一番ハードル高いですが)

川内選手がいらしていたそうですが、私は後方スタートなので影も形も見えませんでした。残念。

コースは昔と同じ、ほぼフラットです。
(微妙な坂はあるけど気が付かない人もいる程度のもの)

昔は仮設トイレがなくて既設だけでしたが、数は多くはないけど仮設もありました。
まあ赤塚公園(アップ場所)にもトイレありますし、参加者が少ないのでなくてもあまり問題ないと思いますが。
それにまだ冷える季節ではないし距離も短いから、トイレ関係はあまり問題ないのでは。

相変わらず荷物預かりがなく、貴重品だけ預かってくれます。

沿道の声援は極めて少なく、これは昔と同じ。
でも沿道にブラスバンドの応援があったのにはびっくりしました。
嬉しかったです。

駅からコースが見える大会は珍しいのでは。
駅近で便利です。

計測チップは一般の部でも左右に付けるのが、硬派な本大会らしいところです。

数年前からTシャツは有料で希望者のみ買うシステムになりました。
デザインはなかなかいい、というか他大会が品がないのかな。

完走メダルもフィニッシャーズタオルもなく、もらえるのは参加賞のタオルとバナナと記録証だけ。
でも、それがいいのです。
メダルのために走るのではなく、記録や順位のために走る大会です。

帰り際に速報を見ましたが、一般男子20kmは50位までしか掲示されていませんでしたので、私は載っていませんでした。
この大会の主催者は仕事が早いので、明日あたりにはPDFでupされているでしょう。
順位は記録証に書いてあるのでもう分かっていますが、何人中の順位なのかは最終結果を見るまでわかりません。
でもレベルの高い大会ですから、私の脚ではビリ争いになります。
私は普通の大会では半分より上が多いのですが、この大会では昔から90%台です。
それだけレベルの高い大会です。

ちなみに昔は20kmが90分でしたが、数年前に緩和されて100分になりました。
それでも関門やスタートのロスタイムを考えるとキロ4分50秒、ハーフなら1時間42分を切るぐらいの脚でないと完走できません。

関門を気にしながら必死に走る、私が出られる大会の中で一番ハイレベルな大会です。
長く続いて欲しい大会の一つですし、市民マラソン大会の中で無くしてはいけない大会の一つだと思っています。
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もう笑えない・・・東京オリンピックの惨状

2019-10-19 13:06:32 | Weblog
どいつもこいつも・・・

東京オリンピックのマラソンと競歩が札幌開催になるようです。

国際陸連は先のドーハの灼熱世界陸上でのマラソンの酷さを見て、ようやく気がついたようです。
昼間40度になる国で開催を決めて、暑さ対策で深夜スタートにして、それでも暑くて史上最低のタイムと完走率、ドーハで開催したこと自体が大馬鹿なのですが。
夏のドーハが暑いことぐらい、パソコンで調べれば3分で分かるだろうに。

東京もまた然り。
招致のときは安定した気候とかなんとか大嘘言って、IOCもバカなのか利権なのか(多分後者)鵜呑みにして、挙げ句の果てがこの始末。
暑さ対策に打ち水だのぶっかき氷だのアサガオで涼感をとか、もう冗談を通り越しています。
暑さ対策の舗装改良工事はかえって暑さが増す結果になり、それって事前にテストすべきものだろ。

ここまで世界はバカになったのか。
いや、金のためにバカを演じているんでしょう。

北朝鮮からのミサイルが飛んできたら地下に逃げろとか言い出したときに、この国は戦後と変わっていないんだと愕然としました。
五輪の暑さ対策で打ち水とかの発想は、戦時中に竹やりで戦うのと同じレベルです。

アスリートファーストとかいう言葉に酔うだけで、本質を考えている人は誰もいません。
まあ、真夏の東京でオリンピックをしようとしている段階で推して知るべし。

さして未来のない年齢の私は、もうどうでもいいかな。
でも、若い人は少し危機感を持った方がいいですよ。
言い換えを始めた国はヤバイです。

米軍ヘリが墜落しても不時着と言い換え、もらった賄賂を預かったと言い換える。
それを怒らない国民、伝えないマスコミ。

今の日本は、恐怖を感じると砂に頭を突っ込んで現実逃避するダチョウと同じ。
あるいは、社会の二極化で下層は無気力、上級国民は安全な高みから余裕の見物なのかな。

日本は香港より恵まれている国ではありますが、香港の熱気が正直羨ましい。
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