酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

老人施設入居の一例

2023-11-25 12:49:30 | 老人介護
親戚が要介護状態になって、近々施設に入居します。

施設には色々種類があり、介護度や認知症の有無によって利用できる施設が変わり、費用も性格も様々です。
今回は介護老人保険施設(老健)についての話です。

老健は数ヶ月入居してリハビリなどを行い退所するもので、永住型ではありません。
平均在所期間は約一年と言われ、ここに居続けながら特別養護老人ホーム(特養)の空きを待つ人もいるそうです。
期限が来たら即出されるわけでもないようですが、このあたりは混み具合や本人の回復具合などが影響するようです。

老健は入所金はかかりません。
費用は施設や収入によって違います。
私の親戚の場合は介護保険3割負担で個室希望ですが、月45万円ほどかかるそうです(個室代15万円含む)。
医療費や衣服費などは別に必要ですので、個室の場合はかなりの負担になります。

皮肉な話ですがそれが幸いして、老健の個室は結構空き部屋が見つかりやすいそうです。
これだけの金額を払える人は多くはないでしょうし、老健は永住型ではないので入所者の入れ替わりが比較的頻繁にあるでしょうから、特に個室は入りやすいようです。

親戚の場合は年齢的にも身体的にも自宅に戻れる可能性は低いので、入所後は終の住処(たぶん特養)さがしになるようです。
それなら最初から特養に予約を入れたいところですが、そうそう簡単には行かないようです。

しかし、老後は大変ですね。

いい施設があっても空きがなければ入れないし、空き待ちに申し込んでも介護度が低いと後回しにされていつまでも入所できない。
介護度や金額や施設の人気度(人気の低いエリアの施設は比較的入りやすい)などを考えながら、運良く良い施設に巡り会えることを祈るしかありません。

べらぼうな貯金があればともかく、老後は用意できる金額の中で生きていくと考えるのが現実的ですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする