酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

隠居1年生

2021-04-17 14:57:42 | Weblog
退職して初めて迎える春ですが、コロナのせいでいまだ日常が戻り切りません。
なにか自分の中で大きく変わるかと思っていたのですが、意外と変わらないものです。
毎日が有給あるいは夏休みのような、そんな日が続いています。
退職という変化より、疫病万延という非現実的な一大事の方が大きくて、気持ちが切り替わらないのかな。

仕事人生の最後の方は気力が相当萎えていましたが、隠居しても簡単に気力は戻りません。
というか、戻らないんでしょうね。
仕事のダメージというより、身体が衰えていたのでしょう。
1日一つの用をこなすと、もうお腹いっぱいです (-ω-;)

しかし、気が楽になりました。
隠居しても生活上の心配事は相変わらずいろいろあって、さらに収入がなくなった不安もゼロではないのですが、それらを差し引いても大幅に気楽になりました。
会社ではそこそこ責任ある立場でしたので、相当プレッシャーだったんでしょうね。
まあ、もうすこし責任の軽い立場だったとしても、責任は軽い代わりに上から無茶振りされたりして、どのみちプレッシャーはありますからね。

働くということは大変なことです。
政府は生涯活躍とか馬鹿なこと言っていますが、歳相応の立場があるものです。
生涯現役を目指すかどうかは人それぞれ、私は衰えを感じていたし老害化してまで働きたくなかったので、年金前の隠居に満足しています。


「まだ働けるのに。もったいない。」

こんなセリフをたくさんの人からいただきました。
まだまだ働けたかもしれませんが、仕事でミスをしても「しまった!」と思わなくなったのはきっかけとして大きかった。
ミスが増えてきたとか、会議で上手く言葉が出なくなってきた(ド忘れとか)とかの老化現象は仕方がないとしても、ミスしてもどこか他人事になってしまった自分に気がついた時、私の賞味期限は切れたなと感じました。
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仕事人生、卒業

2021-04-04 13:43:03 | Weblog
先月いっぱいで退職しました。
定年延長制度があるのですが、もう充分働いたのでキリのいいところで引退です。

時節柄、送別会は遠慮しました。
宴会は苦手なので、ラッキーでした。

相当前から計画的に引き継ぎや資料整理をしていましたので、スムーズに辞められました。
手前味噌ですが、会社もそのあたりのことは評価してくれていました。

元・我が社もコロナの影響はありましたが、現時点では大きなものではありませんでした。
ただ、これからはじわじわ苦しめられる危険性があります。
退職してしまえば、同僚や部下の心配はあるものの、我が身には影響しません。
仕事上の問題で胃が痛くなることもありません。
働き終えた満足感よりも、もう悩まされることはないという安堵感のほうが強いです。

年金まではまだ時間があります。
年金受給まで働いたほうが老後の経済的な安心感は増えますが、働くことのしんどさと天秤にかけた結果の決断です。
インフレリスクがありますけど、心配してたらきりがありません。

これまで何回か失業生活を送ったことがありますが、今回は本当に気が楽。
これから先なにか仕事をするかもしれないけど、このまま隠居になるでしょう。
再就職しないとやがて干上がる若い頃と定年まで勤め上げた今では、大きく心持ちが違います。
これからは肩の力を生きていけそうです。

現役最後の年はマラソン三昧にしたかったけど、あいにくのコロナ。
これは予想外でしたけど、こればかりは仕方がありません。

目覚ましに起こされない生活を楽しんでいます、と言いたいところですけど、まだ会社員生活のリズムが残っていて、時計を見て遅刻だ! と驚くことがあります。
まあ、そのうち脳みそも隠居モードになるでしょう。
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