酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

光回線の乗り換えで得をしました(解約を申し出たらキャッシュバックをもらえた)

2024-03-23 12:25:34 | Weblog
我が家の光回線は5000円弱、ちょっと高いのが前から気になっていました。

GMO光に乗り換えると月1200円ほど安くなる上に今の業者の解約違約金も負担してくれるので乗り換えようと解約の電話をしました。
(我が家の光回線は契約が古いので、2年に1度の更新月近辺の3ヶ月以外は解約時に2万円取られるのです)

今の業者がどこかは伏せておきますが、解約(正確には事業者変更、光回線はそのまま使うけど業者だけ変える)を電話で申し込みました。
いまどき手続きが電話ってのもちょっと変ですが、まあ解約にあたってのデメリットの説明があるからなのかな。

解約理由や乗り換え先をを聞かれたので、任意なので答えなくてもいいのですが隠す必要もないので「高いからGMOに移る」と正直に答えました。
そうしたら、あと3ヶ月いれば2万円のキャッシュバックをしますがどうでしょうかと提案してきました。
さらに、あと1年継続するならもう1万円(計3万円)をキャッシュバックするそうです。
キャッシュバック後に解約してもかまわないし、しかも私の場合は3万円もらってすぐ解約すれば違約金が発生しない期間にも重なるので好都合です。

この手のお誘いは携帯電話でよくあることで、解約すると言い出すと特別プランという値引きで引き留めるわけです。
以前携帯の契約でソフトバンクから同じようなことを言われましたが、そのときは提示された値引きよりも乗り換え先の方が安かったので断りました。
しかし今回は2万円と3万円、これは検討する価値があります。

さっそく解約は保留して、Excelでシミュレートしてみました。
その結果、来年3月にGMO光に乗り換えるのが最安と出ました。
この時点でGMOが値上げしているかもしれませんが、まあそれを言い出したらキリがない。
今回はこれに乗って2025年3月まで乗り換えを延期します。

昔からケチなのですが、隠居してからは時間がたっぷりあるので加速しています。
特に固定費は安くなると効果が大きいので、多少手間でも見直しした方がいいです。


ちなみに現時点(2024.3.23)で価格コムからGMO光マンションタイプに申し込んだ場合、月3773円で11ヶ月後に33500円のキャッシュバックがあります。
(この時点で解約していたらもらえない)
料金は月3773円で固定、wi-fiルーター無料貸与、前回線業者の違約金も負担してくれます(上限あり)。
面倒なのは11ヶ月後にGMOのメールアドレスをチェックして手続きしないとキャッシュバックを貰えないので、これはしっかりチェックして貰い損ねないようにしましょう。

乗り換え検討中の方はご参考になさってください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

60代と太平洋戦争

2024-03-18 12:07:45 | Weblog
私の伯父は太平洋戦争で戦死しました。
21歳の若さだったそうです。

先日、親戚の荷物整理の手伝いをしていたら勲章が出てきました。
勲八等白色桐葉章というもので、戦死した伯父に与えられたものでした。

伯父は海軍でアメリカの潜水艦に沈没させられて戦死したので、遺骨も遺品も戻ってきませんでした。
身の回りの品もろとも深い海に沈んだのです。
叔父の生家は空襲で焼けており、叔父の人生を語るものは遺影とこの勲章ぐらいです。

この勲章はヤフオクなどで1000円か2000円で出品されています。
叙勲者が全員戦死したとは限りませんが、叙勲者が亡くなって誰も気に留めなくなった勲章が売りに出されているのでしょう。
別にそれを非難するつもりもありませんし、この勲章だって持ち続けるのは私の世代までです。
次の世代では売られるか捨てられるか、それは時の流れですので仕方がないことです。


ウクライナとロシアの戦争では最前線の動画が沢山出回っていて、ドローンから爆弾が落とされて殺される兵士の残酷な現実が映されています。
なかなか感情移入できない国の戦争ですが、一人一人に人生があり家族や友人がいることを考えると、なんともいえない無力感しか感じません。

今年は叔父の没後80年、命日にはお参りに行ってこようと思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋ウイメンズマラソン観戦記録

2024-03-10 14:48:28 | Weblog
パリ五輪出場への出場のチャンスがかかった大一番、出場権獲得には1月に前田穂南選手が出した日本記録を更新しなければならないという、ものすごくハードルの高い大会でした。
しかし、全くといいほど届きませんでした。

優勝は安藤友香選手、パリへは行けないとはいえ2時間21分19秒、自己ベストを7年ぶりに更新しての初優勝はお見事でした。

たぶんマスコミも各人の持ちタイムから見て非常に厳しい(というか、たぶん無理)と思っていたはずです。
でも前田選手だって自己ベストは昨年3月の2時間22分32秒でしたが、今年1月に2時間18分59秒で日本記録更新です。
奇跡を期待する気持ちはわかります。

しかし日本記録の壁は厚かった。
というか、2時間20分の壁は恐ろしく厚かった。

レース序盤で徐々に日本新更新のペースから遠ざかり、中間点を前に興味は各選手の自己ベスト更新という展開。
日本人選手の優勝は難しいだろうという展開でしたが、安藤選手は必死の粘りでトップに並び、最後のスパートで突き放しました。

安藤選手は7年ぶりの自己ベスト、というより7年前の初マラソン以降一回もそのタイムを上回れず低迷していました。
優勝経験もなく、過去最高が2位。
今回がはじめての優勝で、はじめての自己ベスト更新。
これは嬉しいでしょう。

また日本人3位に大きく後退した鈴木亜由子選手も、終盤の気迫あふれる走りで自己ベストを19秒更新してフィニッシュ。

それぞれ大きな収穫があった大会と言っていいのではないでしょうか。


大会前の持ちタイムを速い順に並べると、

安藤友香  2時間21分36秒
細田あい  2時間21分42秒(故障で欠場)
鈴木亜由子 2時間21分52秒
加世田梨花 2時間21分55秒

全員が21分台で前田選手は彼女達より遅かったわけですから、この1年でいかに大きく成長したかということです。


これで男女ともパリ五輪の出場選手が決まりました。

代表の3人は昨秋のMGCで1位2位の選手が自動内定し、その後の指定試合で設定タイムを超えた選手の中での最速の1人が3人目に選ばれます。
結果的に男子はMGCの上位3選手が代表になり、女子の3人目はMGCで7位に沈んだものの1月に日本記録を更新した前田選手に決まりました。


今の選考方式が最善かどうかは色々意見がありますが、一発勝負で2人を決めて、残り1人は主観的要素を一切排除した客観要素だけで選ぶ今の方式はベストに近いと思います。

もし今回のレースで前田選手の日本記録を更新していたら、前田選手は五輪イヤーに日本記録を更新したのに五輪に出られないことになります。
そうなったら今の選考方法に対して批判が出るでしょうけど、五輪で求められるのは勝負強さとタイムの両方です。
MGCという一発選考の舞台で勝てなかったのは大きなマイナス、MGCで2位以内に入れなかったのならばその後にいくら凄いタイムを出しても勝負強さや本番に向けてのピーキングが劣ると低評価になっても文句は言えません。


今の選考方式で気になるのが、物凄い新人に対応していない点です。

今回の男子の設定記録は2時間5分50秒、日本記録は2時間4分56秒です。
もし2時間3分台の物凄い選手が出てきても、昨秋のMGC出場権を持っていてかつ指定大会での記録でなければ選考対象外です。

今年の大阪マラソンでは大下区政選手が初マラソンの日本選手最高記録を更新する2時間6分18秒のタイムで優勝しました。
初マラソンですから昨秋のMGC出場権はなく設定タイムも超えなかったので、五輪選考には影響しませんでした。
でも、もし2時間3分を出していたらどうだったでしょうか。
そんなすごい選手が代表になれないのは、実にもったいない。
また指定大会以外だけが選考対象になるので、たとえば別府大分毎日マラソンで物凄いタイムを出しても代表にはなれません。


3人目の選考基準として、現在の「設定タイム以上、日本人最速、指定大会での記録」の前に「陸連公認大会で日本記録1分以上更新」を加えてもいいかもしれません。
(女子は日本記録30秒以上更新でもいいかもしれない)

まあルールの上になりたつのがスポーツですから、どんな超弩級新人が出てきてもダメなものはダメという考え方もありますけど。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京マラソン2024、Tverで観戦しました

2024-03-03 20:56:06 | Weblog
日曜は東京マラソンをTverで観戦していました。
私はTVはよほどのことがないかぎり見ませんが、隠居してからはマラソンと駅伝はTverなどで見る機会が増えました。

キプチョゲ失速、五輪設定記録全員未達、新谷失速で2時間21分台、日本記録保持者の鈴木健吾脱落と全体的に残念な結果でした。
男女ともペースメーカーがヘボだったようで、それは運営側の責任ですね。
とはいえ、それでも結果は結果。

結局、男性は昨秋のMGCで3位に沈んだ大迫選手が3人目の五輪内定となりました。
女性はまだ3月の名古屋ウイメンズが残っていますが、前田穂南選手の日本新記録(2時間18分59秒)を3月の気温で超えるのはほぼ不可能でしょうから、MGC1位2位と前田選手でほぼ決まりでしょう。
(名古屋ウイメンズに期待はしますけども)

結局、男性はMGCの上位3人で決まり、その後のレースで資格を得られる選手は出ませんでした。
これをもって設定記録が厳しいという意見も出そうですが、世界との差を考えたら2時間5分50秒の設定タイムは仕方がないと思います。

女性はMGC1位2位の2人に加えて、日本新を叩き出した前田選手が3人目でほぼ決まり。
日本新を叩き出したら、そりゃ文句はないですよね。

残酷だけどすっきりした選考方法だと思います。

一つ心配なのは、MGC1位と2位が内定して、その後の選考レースで日本記録が二回出た場合です。
例えば1月の大阪国際女子で日本記録を更新して、さらに3月の東京でそれをさらに上回った場合、1月の選手は出場できません。
オリンピックイヤーに日本新を更新した選手が五輪出場資格が得られないのは、ちょっともったいない気がします。

それでもMGC1位2位は自動内定ということは事前に決められているので、日本新というタイムを重んずるのではなく、MGCという一発勝負優先という考え方は筋が通っていると思います。


噂では瀬古さんはMGCだけで3人全てを決めたかったようですが、大人の理由(スポンサー)で3人目は複数大会の中から1人を選ぶことになりました。
でも結果的にはマラソンが盛り上がることになっている気がします。
それに3人目の選考基準からレース運び・天候・コースの難易度などの揉める要素は排除して、日本人トップで設定記録を超えた選手の中で一番速い人という、明確でシンプルなルールにしました。
これなら揉めようがない。

もし異論が出るとしたら、設定記録のハードルが高すぎる・低すぎるといったあたりでしょう。
でも、それが嫌ならMGCで結果を出せばいいだけです。

パリ五輪、はたして日本人選手はどんなレースを見せてくれるのか。
キプチョゲは神の座に舞い戻るのか。
楽しみです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする