酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

2022年 第24回長野マラソン完走記

2022-04-30 20:45:39 | マラソン大会
長野マラソンを走ってきました。

2020年2月以降、大規模市民マラソンはことごとく中止になりました。
長野マラソンも2年連続で開催できず、今年3年ぶりに開催されました。

タイムは・・・4時間を切った程度でしたけど、老年の割には頑張った感じでしょうか。
同年代でもっと速い人は沢山いるので自慢はできませんが、総合でも年代別でも順位は半分よりは前でした。
何歳まで4時間を切れるのかわかりませんが、このところ低値安定ですので、まだ数年は大丈夫かな。

コロナ前と比べて変わったところをざっと書くと、沿道の応援は声を出さず拍手やメッセージボード、私設エイド無し、前日の受付前に抗原検査、スタート会場には更衣室なし、スタート前までマスク着用、ゴール後もマスク着用(を配っていた)、給食は個包装のもののみで貧弱、フィニッシュしてもメダルなどは置かれてあるものを自分で取るなど、まあ感染対策をいろいろやれば味気なくはなります。
仕方がないですね。

天気は絶好のマラソン日和、スタート3時間半ごろから暑くなってきましたが、まあ4月ですから想定の範囲内でした。
高橋尚子さんはコース上でマイクを使って応援してくれましたが、またコース上でハイタッチできる日が早くきて欲しいものです。

大会のころが長野県は感染者数が過去最多となっており開催されるか不安でしたが、無事開催されました。
マラソンやってる場合じゃねーぞ、という地元の方々も多いでしょうから、なんだか申し訳ないです。

長野駅在来線ホームの駅蕎麦屋が閉店していたのは残念です。

長野駅から受付会場へのシャトルバスは無料になりましたが(エントリーフィーに入っているんでしょうけど)、バス内でおしゃべりしている爺さんたちがいました。
こういうのを老害って言うんだろうな。
言われないように気をつけて生きようと思いました。

しかし、リアルの大会は本当にいいですね。
オンラインマラソンじゃ張り合いがない。
どんなに仮想現実技術が進化しても、ランナー同志や沿道の人たちと同じ時空を共有している感覚は絶対に出せない。
音楽やお笑いなどのライブも同じでしょう。
特にマラソンは屋外ですから風、匂い、暑さ、湿度などなど、時空を共有しないと伝わらない何かがあります。

来年はコロナが収まっていることを祈っています。
地元の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
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春のパン祭り、参戦

2022-04-27 22:22:10 | Weblog
ヤマザキパンが毎年やっている春のパン祭りですが、久しぶりに今年は参戦しています。

何年前だったか、参戦して白いお皿を頂きました。
でも、そのサイズがなんとも微妙に小さくて・・・。

今年は白いボウルだそうですが、意外と便利っぽそうなサイズなので楽しみです。

点数シールを気にしながらパンを買っていると、普段良く買っていた製品がヤマザキ以外だったことに気がついたりします。
普段はメーカーなんて気にしないで買っていたんですね。

同じヤマザキの食パンでも値段によって点数が違うので、参戦中は少しお高い方の製品を買って点数を稼いでいます。
普段よりは少しだけ高級なパンってわけですが、正直味は変わらないような・・・。
ってことは祭りの後には安いのに戻した方がいいってことですね。

メーカー的にはマイナスなんじゃないかと・・・
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会社人生終了後の気持ちの変化

2022-04-14 20:12:18 | Weblog
これは人それぞれなのでしょうけど、私の場合は退職してすぐに仕事のことは忘れました。
綺麗さっぱり、忘れました。

事前の予想では、隠居してしばらくは仕事に対する未練というか後悔のようなものを感じるだろうと想像していました。
もう少し働けばよかったとか、セミリタイヤ的な働き方も模索すべきだったとか。

でも、全くありませんでした。

仕事のことが夢に出たりするんだろうと思っていましたが、全く出ません。
それだけやりきった、やり尽くした・・・・あるいは、それだけ負担感が強かったのかも。


どんな仕事でも働いていれば苦労はあります。
無能な上役にひっかき回され、ワガママな客に振り回され、無責任な業者に悩まされ、ピントのズレた同僚や部下に頭を抱える。
もちろん私も周囲に迷惑をかけていた部分はあるでしょう。
お互い様かも。

一番嫌だったのは無能な上役。
余計なことをしないように根回しして、暴走したら尻拭いして、でも顔は立ててご機嫌とって。
高給貰ってあれかよ・・・・。
そんな人に限って余計な口を挟んで仕事をした気になっているので、余計困るのです。
せめて、なにもせずいてくれたらと何度も思いました。

でも隠居した途端にそういった人たちのことも含めて綺麗さっぱり頭から消えました。
驚くほどあっさり消えました。

去る者は日々に疎しと言いますが、日々ではなく秒でした。
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縁遠い親戚の訃報にご注意を・・・負の相続の危険と相続放棄の重要性

2022-04-13 10:12:21 | Weblog
相続と聞くと、親から子供へというイメージがあります。
そして、家や貯金や生命保険を相続すると思われがちです。
でも借金(負債)も立派な相続財産です。

もし親戚が亡くなった場合、あなたがその人の相続人になるかどうかを調べてください。
亡くなった方がプラスの財産を残していた場合はいいのですが、危険なのは借金を残して亡くなった場合です。

仮に1000万円の借金を残して亡くなった人がいて、あなたが相続割合20%の相続人だった場合、200万円の借金を背負い込むことになるのです。
これを拒否するには、「知った時」から3ヶ月以内に家庭裁判所で相続放棄の手続き(申述)をしないといけないのです。
なにもしないと自動的にあなたが借金を背負い込むことになります。

身近な親戚であっても借金があるかどうかはわかりません。
ましてや、ほとんど無縁な親戚の場合はどんな借金があるかわかりません。
腹違いの子供がいるなど複雑な家系の場合、名前どころか存在も知らない叔父さんなどがいることもあります。
そんな人が大借金を残して亡くなることも起こり得ます。

相続人は配偶者と血族の2ルートに大別されます。
血族の場合、相続人はまず子供や孫など下(卑属)を探し、該当者がいなければ親や祖父祖母など上(尊属)を探します。
ここでも誰も見つからないと兄弟姉妹を探し、もし兄弟姉妹がいるけど先に亡くなっていた場合はその子供が相続人になります(亡くなった人から見て甥や姪)。
なお、甥や姪の子供は相続人になりません。

祖父や父が浮気をして他所に認知した子供がいると、戸籍上は叔父叔母や兄弟姉妹親になります。
存在すら知らないような人でも戸籍上の繋がりがあれば、あなたが相続人になっている危険性があります。
お金を残して亡くなってくれればいいけど、借金を残して亡くなったかもしれません。

申述は知った日から3ヶ月以内ですから、亡くなった日ではありません。
亡くなったのが10年前であっても、知ったのが最近ならば間に合います。

配偶者も相続人になりますので、何十年も前に別居して実質離婚状態だけど戸籍はそのままの旦那さんなども要注意です。
実態ではなく戸籍上で判断されるのが我が国の法制度です。
たかが紙切れですが、日本の場合は戸籍という紙は実に重いのです。

叔父叔母より離れた親戚や血縁関係がない人でも、遺言であなたを相続人にしている場合はあなたが借金を背負い込む危険があります。
最初から借金を押し付ける意図で遺言状を書く人はまずいないでしょう。
でも遺言を書いた時点では多少の財産があって、ほかに身寄りがないからあなたに死後の後始末をして欲しくて遺言を書いたかもしれません。
遺言を書いた後になって事業に失敗したり会社をリストラされたりで経済状態が悪化して、結果的に借金が残るということはあり得ます。
そこで遺言を撤回しないとあなたに迷惑がかかる、などと気を利かせてくれればいいのですが、貧すれば鈍す。
お金の苦労をしている人は、そこまで気が回らないものです。

借金というとサラ金を想像しがちですが、家のローンも借金ですし、奨学金も借金です。
そのほかにも税金の滞納、分譲マンション暮らしの人の管理費の滞納、賃貸なら家賃の滞納も借金です。
分譲マンションの管理費滞納は売ったお金で払えばいいと思いがちですが、いい値段で売れる物件とは限りません。
ローンの残りがあって売ってもマイナスになるかもしれませんし、他に相続人がいたら簡単には売れません。
そもそも家賃や管理費や税金を滞納するような人は相当経済的に困窮していたでしょうから、他にもあちこちに借金があるかも。
例えば離婚した人なら払うべき養育費を滞納しているかもしれません。
(養育費の未払い分はマイナスの相続になります。ただし、これから支払うべき分は亡くなった時点で消えます(一身専属義務)。)


実は知人があやうくマイナス相続をしそうになりました。
亡くなったお父さんに腹違いの兄弟がいて、名前どころか存在すら知らないけど戸籍上は叔父で、その人に子供がいなかったので甥に当たるその人が相続人の一人になっていたそうです。
亡くなったのは数年前だったそうですが、ひょんなことから亡くなった事実と千万単位の借金があることを知って、あわてて家庭裁判所に申述して難を逃れました。
マイナス相続の恐ろしさを知っている人だったからこそ、対処できたのです。
もし知らないで放置していたら、千万単位の借金を背負うことになっていました。

この危険はあなただけではなく、あなたの親にも降りかかる危険があります。
もし親戚で亡くなった方がいた場合、あなたやあなたの親が相続人に該当するかどうか調べましょう。
そして、あわよくば相続で儲けようなどと思わず、少しでも不安があったら相続放棄した方が賢明です。

プラスの財産だけ相続できる限定承認というものもありますが、相続人のだれかが相続放棄したりした場合はできないなど制約が多いので、このあたりは弁護士に相談した方がいいです。
自治体によっては無料法律相談をしているところもありますので、検討してください。
ただし、残り時間には十分にご注意を。
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定年は第二の卒業式

2022-04-09 15:43:37 | Weblog
「人生は20年学び、40年働き、20年休む」という言葉があります。
今や人生100年時代ですから年数は違っているでしょうけど、学び・働き・休むの順番は同じでしょう。

自営業者や主婦のように定年がない人はちょっと事情が違うでしょうけど、勤め人は60歳か65歳あたりで定年を迎えます。
定年といっても役職だけの定年もあればもう働けなくなる定年、正社員では無くなるけど嘱託などの契約社員で働けるなど、それぞれです。
中には定年後も非常勤の立場で週数回とか月数回の半引退状態の人もいます。
学校の卒業と違っていろいろなケースがあるでしょうけど、定年は2回目の卒業式と言っていいでしょう。

第一の人生の終わりは学校の卒業式、第二の人生の卒業式は最終出社日や送別会の日でしょう。
私の場合はコロナ禍で送別会は遠慮しましたが、最後の日の挨拶回りなどで卒業感を味わいました。

第三の卒業式はお葬式かな。
あるいは、その前になにか卒業する日があるのかもしれません。
このあたりは人それぞれなんでしょうけど、私はバイクやマラソンをやめるときが「その日」になるのかもしれません。
あるいは介護施設に入所する時なのかもしれません。

長い会社員生活が終わったあと、これまでの仕事人生を振り返ってみました。
何度も転職しましたが、全て自己都合での転職でした。
リストラも倒産も経験せずに仕事人生を終えられたのは、幸せなことでした。
努力もしましたが、時代にも恵まれました。
もし数年(または数十年)遅く生まれていたら、リストラされたり倒産したり、それ以前に正社員になれなかったかもしれません。

意外と会社って潰れないものだなどと言うと必死経営者から叱られますが、私が勤めた会社は(1社を除いて)今でも営業を続けています。
その1社は、社長がやり手で手広く事業展開して成長しましたが、私が退職して10年後ぐらいに倒産しちゃいました。
私が退職した時はまだ30人にも満たない規模でしたが、その後どんどん大きくなっていきました。
たまに噂を聞くたびに、社長のやり手ぶりに感心していました。
そのうち派遣業も始めたのですが、二重派遣が社会問題化したのを機に資金繰りが悪化して倒産したそうです。
おそらく、手広く始めた事業の多くはさほどうまくいっておらず、立ち止まって足場を固めることができなかったのでしょう。
成長の裏には自転車操業しないと倒れるような事情があったのでは。

自分の過去を振り返って味わい直すのも、隠居生活の楽しみです。
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隠居とコーヒー

2022-04-02 20:39:34 | Weblog
隠居してからコーヒーを豆から挽いて飲むようになりました。
これが隠居のゆっくりとした時の流れに合うんです。

きっかけは、隠居のお祝いに戴いたコーヒー豆のセット。

昔、コーヒーマシンを買って使っていたことがありますが、手入れが面倒なのと週末ぐらいしか使わないので、いつの間にか使わなくなりました。
直火式のエスプレッソマシン(マキネッタ)も持っていますが、これもいつの間にかお蔵入り。
私の中ではコーヒーはインスタントで充分、そんな結論になっていました。

せっかく豆を戴いたのだから、昔使っていた手引きのミルを引っ張り出してゴリゴリやってみたら、これがなんとも味わい深いのです。
正直、バカ舌なので味なんてたいして分からないのですが、香りがいいのと淹れている時間が楽しい。
時間がたっぷりある隠居だからこそ、味わえるものなのかもしれません。

インスタントコーヒーも併用しています。
その時の気分で好きな方を選んでいます。
うんと面倒な時は冷蔵庫の缶コーヒーなんて時もあります。

隠居に限らず、時間があるときはいつもと違うことをしてみるのもいいかもしれません。
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