マラソン大会では記録の測定に電子チップを使うことがあります。
一番有名なのがRCチップという500円玉ぐらいの小さくて軽いチップをシューズに付けて走るシステムです。
最近はゼッケン裏に小さな四角いセンサーを付けてあるRTタグなども増えてきました。
いずれもゴールラインに敷いてあるセンサーマットを通過したときのタイムを自動計測してくれるシステムです。
大会によっては途中(中間点とか5kmごととか)のタイムも計測してくれて助かります。
これらのタイムを事前に登録した場所にメールで送信してくれるのがGTMailsです。
GTMailsは、今年の3月で終了していたそうです。知らなかった。
新たなサービスは、ゼッケンか名前を入力するとその時点でのタイムを教えてくれるもので、ランナーズアップデートと呼ぶそうです。
(メールではなくネットで問い合わせる型式)
このシステムは第一回東京マラソンでも使われていました。
GTMailsだと事前に登録したメアド(3件まで)にしか送信されないのに対して、ランナーズアップデートだと事前登録は不要、ゼッケン番号も不要。
逆に言えば、名前さえ知っていれば第三者でもレースの結果が分るわけです。
まあ、今までも大会によっては完走者名簿をネットで公開している大会もあったし、自分の記録を隠したいなら出るなということですけど、個人情報が簡単に入手できるようになることに対して、ちと抵抗がある人もいるかも。
ランナーズアップデートは、同じ大会に出た仲間が、今どの辺りにいるのかが分るなどメリットは大きいです。(GTMailsも残して欲しかった気もしますけど)
どの辺りか、といっても、途中に計測用のセンサーマットが敷いてある大会のみ、おおまかな現在地がわかる訳です。
例えば10kmごとに計測する大会で、20km地点の通過タイムまでしか表示されなかったら、現在20km以上30km未満の位置にいる(またはリタイヤした)、という程度の精度です。
GTMailsでも分るのですが、なにしろ事前登録という壁が。
同じ大会に出る仲間に、わざわざメールで結果を教える人はいません。
例えば、いつもならとっくにゴールしているはずの時刻になっても戻ってこないなんて時に、新システムだと簡単に問い合わせができるから「どうも彼はリタイヤしたっぽいね、救護所覗いてくるか」なんて使い方ができます。
それと、どちらであっても配信遅れはありますから、完全なリアルタイムではありませんけどね。
今でも小規模な大会は手動計測です。
これはゴールに数人の係員がいて手で記録しているのですが、この方式では計測漏れの危険がゼロではないし、参加者が増えると対応できなくなります。
GTMailsもランナーズアップデートもセンサーチップを使うのですが、こういった大会の唯一のデメリットは、機械のリース代の分、参加費が高くなることです。
一人分がいくらなのか詳しくは知りませんが、ある大会の収支から計算すると一人頭600円だったそうです(1600人規模の大会の場合)。
途中計測の有無や参加人数など、様々な要素で値段は変わるでしょうけど、意外とお高いのね…。
(機能を考えると安いとも言えるけど)
一番有名なのがRCチップという500円玉ぐらいの小さくて軽いチップをシューズに付けて走るシステムです。
最近はゼッケン裏に小さな四角いセンサーを付けてあるRTタグなども増えてきました。
いずれもゴールラインに敷いてあるセンサーマットを通過したときのタイムを自動計測してくれるシステムです。
大会によっては途中(中間点とか5kmごととか)のタイムも計測してくれて助かります。
これらのタイムを事前に登録した場所にメールで送信してくれるのがGTMailsです。
GTMailsは、今年の3月で終了していたそうです。知らなかった。
新たなサービスは、ゼッケンか名前を入力するとその時点でのタイムを教えてくれるもので、ランナーズアップデートと呼ぶそうです。
(メールではなくネットで問い合わせる型式)
このシステムは第一回東京マラソンでも使われていました。
GTMailsだと事前に登録したメアド(3件まで)にしか送信されないのに対して、ランナーズアップデートだと事前登録は不要、ゼッケン番号も不要。
逆に言えば、名前さえ知っていれば第三者でもレースの結果が分るわけです。
まあ、今までも大会によっては完走者名簿をネットで公開している大会もあったし、自分の記録を隠したいなら出るなということですけど、個人情報が簡単に入手できるようになることに対して、ちと抵抗がある人もいるかも。
ランナーズアップデートは、同じ大会に出た仲間が、今どの辺りにいるのかが分るなどメリットは大きいです。(GTMailsも残して欲しかった気もしますけど)
どの辺りか、といっても、途中に計測用のセンサーマットが敷いてある大会のみ、おおまかな現在地がわかる訳です。
例えば10kmごとに計測する大会で、20km地点の通過タイムまでしか表示されなかったら、現在20km以上30km未満の位置にいる(またはリタイヤした)、という程度の精度です。
GTMailsでも分るのですが、なにしろ事前登録という壁が。
同じ大会に出る仲間に、わざわざメールで結果を教える人はいません。
例えば、いつもならとっくにゴールしているはずの時刻になっても戻ってこないなんて時に、新システムだと簡単に問い合わせができるから「どうも彼はリタイヤしたっぽいね、救護所覗いてくるか」なんて使い方ができます。
それと、どちらであっても配信遅れはありますから、完全なリアルタイムではありませんけどね。
今でも小規模な大会は手動計測です。
これはゴールに数人の係員がいて手で記録しているのですが、この方式では計測漏れの危険がゼロではないし、参加者が増えると対応できなくなります。
GTMailsもランナーズアップデートもセンサーチップを使うのですが、こういった大会の唯一のデメリットは、機械のリース代の分、参加費が高くなることです。
一人分がいくらなのか詳しくは知りませんが、ある大会の収支から計算すると一人頭600円だったそうです(1600人規模の大会の場合)。
途中計測の有無や参加人数など、様々な要素で値段は変わるでしょうけど、意外とお高いのね…。
(機能を考えると安いとも言えるけど)