酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

年金額をしらないまま定年って・・・・

2022-10-14 11:21:26 | Weblog
先日、知人に会って定年祝いを渡しました。
65歳になり年内一杯で定年退職、今は有給休暇を消化しつつ残務整理だそうです。

老後の相談を受けたのですが、恐ろしいことに自分の年金額を知りません。
その人は最近届いたねんきん定期便を持参してきたのですが、すでに特別支給の老齢厚生年金をもらっているのでその金額しか書かれておrず、65歳以降の年金額がわかりません。
ねんきんネットにも登録しておらず、スマホで登録しようとしたけどパスワードが期限切れで登録もできません。

感染防止で外で会ったためにそれ以上はできず、家に帰ったら特別支給の老齢厚生年金をもらう前のねんきん定期便を見て、貰える額を調べておくようアドバイスをしました。

その人は若い頃に職を転々として国民年金も未払いの時期が長かったそうで、ある時期からは就職して厚生年金に入りましたが薄給。
独身だし簡素な生活が好きな人なので薄給でも気にせず暮らしていましたが、老後はそうはいかない。
困ったことに賃貸暮らしなので、生活コストはそれなりにかかるのです。

後日連絡があり、年金額は年額で110万円だったそうです。
おそらく手取りだと8万円台、そこからアパート代を払ったらとても年金だけでは生活できません。

市営住宅のことを調べたのですが、どこも倍率が高くて当選するまで何年もかかりそうです。
幸い貯金はそれなりにあるようなのと、定年後も条件は悪いし安いけれども働ける場所がありそうなので、当面はそこで働き続けながら貯金の取り崩しは最小限に抑えて、市営住宅入居か実家に戻って兄妹と同居できないか、アパート代の圧縮を考えないと破綻しかねません。

困ったことに自分の生活費もわかっておらず、今の給料で年間いくら貯金できているのか赤字なのかも把握していません。
金額は聞きませんでしたがそこそこの貯金があるそうで、それは大きな救いです。
でもいくら貯金があるのかわかりませんが、仮に1000万円貯金があっても月10万円取り崩したら8年でゼロ、5万円でも17年でゼロ。
17年後はまだ82歳ですから、老後設計としては危険です。
さらにインフレリスクもありますし病気や認知症になったらアウト。

うーん。
せめて60歳の時に相談してくれていたら・・・・

5年間で貯金を増やすことは無理にしても、市営住宅への申し込みや実家に戻るための家族との話し合い、65歳以降も働くための準備や生活保護をもらう覚悟など、何らかの手は打てたはず。
場合によっては今の会社に65歳まで残らずに転職することでいい方向に向かったかもしれないのに残念です。


「まあ、なんとかなるよ」
この言葉が口癖の人は、単に面倒な問題から逃げているだけのような気がします。
最後に困るのは自分ですよ。
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猪木、死す。

2022-10-01 12:58:28 | Weblog
アントニオ猪木が亡くなりました。

かつてプロレス小僧で猪木信者だったので、言葉になりません。

プロレスの枠を超えた活躍は、良くも悪くも規格外の存在でした。

リング上の猪木を見て、元気や勇気が湧いてきた人も多いでしょう。

私もその一人です。

心からご冥福をお祈りいたします。

ありがとう、そしてお疲れ様でした。
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