トランプ大統領が北朝鮮との首脳会談の再開を決断し、北東アジアの最大の問題を解決する入口を通過することになった。
この朝鮮半島の非核化は、世界の重大関心事項であり、成功の暁には、世界での安全保障体制を作る上での、大きな試金石になるだろう。
北朝鮮は核放棄の先には「朝鮮半島の非核化」を目標としているので、当然、韓国への核保有、アメリカの核の持込み禁止を要求する。
それはトランプ大統領の視野に入っているだろうが、首脳会談の入口での議論になるかは定かではない。
中国政府の核の問題も、この先の議論に入ってくるだろうが、今の段階では、習近平主席は、目標の非核化のイメージには言及しない。
日本の安倍政権は、この首脳会談の実現にも否定的な行動と発言であり、朝鮮半島の非核化、北東アジアの安全保障体制への戦略は皆無だ。
北朝鮮に対しては、拉致問題の解決をしない限り、首脳会談の一言も出てこないくらいに、短絡的、近視眼的である。
トランプ大統領の視野には、アメリカの核の傘はすでに実行不可能であり、日米安全保障体制の再構築も戦略イメージに入っている。
それらの重要な達成目標をイメージできない状態では、首脳会談での発言の重みと意味合いが、相手に伝わらないだろう。
安倍晋三のように、最大限の圧力ばかり言い続ける低レベルでは・・!