いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

ダンスでの忘れ物

2005年08月07日 16時11分24秒 | シルバー社交ダンス風景
 今日も暑かった。体育館のなかは、蒸し風呂。それでも、音楽が流れるとそれ
ぞれに踊りだす。

 あまりの暑さに、チャチャチャとサンバの曲は敬遠した。家内は一週間ぶりの
踊りで、パートナーを次々と変えて満喫している。

 この暑さでか、忘れ物も色とりどりであった。
扇子、ハンドバック、日傘、化粧道具、そして女性の下着……であった。が、それ

ぞれ途中で気がつき引き返してきた。ハンドバックの女性は、買い物をしようとし
気がついたと。下着の女性はそーットお持ち帰りになりました。

 我々のサークルはシルバーの集まり。忘れ物は、この暑さと、年令によるもので
「正常な忘れ方」と言ってよいでしょう。

皆さんとにかく元気。腰を痛めて或いは足を痛めて踊れなくとも出席される。
踊りを見ているだけでも楽しい!勇気ずけられるなどダンスは生きがいの重要な

部分を占めているようだ。今日は500mlでは間に合わなかった!暑かった!
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美人になるビタミン 37編

2005年08月07日 15時46分15秒 | 娘のエッセイ
 ある女性シンガーが歌っていた。恋多き女性をテーマにした歌のなかに”♪愛し
た男達は美人エキス”というフレーズがあった。その歌を知った時、ちょうど私は

何にをしても楽しい年頃だった。つまり若くて自由で、ちょっと甘えた声を出せば、
男の子たちは何でもしてくれると信じていた時期。

 だからそのワンフレーズは、絶えず私の耳の奥でリフレインし続け、いつのまに
か私の恋に対してのテーマ曲のようになってしまっていた。

事実、私はいくつかの出会いと別れを、大人のオンナになるためのトールゲート
のように思っていたのではないかと思う。

 しかもちょうどその頃は、あの田中康夫サンが”仕事は給料の分だけ、恋愛は
メいっぱい”と恋愛することを賞賛していた時期でもあった。

あの頃、女の子たちは”恋は美人になるビタミン”だと、若いエネルギーのほとん
どを注ぎ込んでいたのではないだろうか。

 しかし、である。最近”美人をつくるビタミン”はビタミン剤である。という新
たな情報が幅をきかせている。つまり、身体の中からという理由で、ビタミンCや
らBやらが、やたらともてはやされているのである。

「どうせこれも一過性のものだろうな」とは思いつつも、哀しい女のサガか、いつの
まにか貧血の薬と一緒にチョコラBBを飲み、仕事の合間にシーズケースをカリカ
リ齧る私がいる。

 して、その成果は? というとクエスチョンである。特にお肌の調子がいいという
感じもないし、美人になったとも思えない。そりやそうだ。こんなことで美人になれ
たら、世の中美人だらけになってしまう。

 それにしても、結婚を前にした女性達は、何故だか皆綺麗になる。結婚という形
に限らずとも、恋が成就するということは、やはり女性を一番輝かせるのでは?
という気がする。いや、きっとそうだ。そうに違いない。

 やっぱり美人になる一番のビタミンは”恋”なのだ。


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